Indefinable Cities -まだ見ぬ都市から- / イギリス

IMG_8160

2015年イギリスのAirSpace Gallery と日本の月夜と少年は共同で展覧会「Indefinable Cities / まだ見ぬ都市から」を開催しました。まずは、4月にイギリスで展覧会が開かれました。

日英両国間互いに遠く離れた場所に住む市民が芸術を通じ草の根レベルで繋がり、そこから生まれる、「まだ見ぬ都市」の可能性を示したいと思います。人間と建造物の関係、都市と地方の関係、都市の過去と未来、都市の空白地帯に潜む物語、6名のアーティストによる様々な表現から「まだ見ぬ都市」の姿が浮かび上がりました。

アーティスト : エミリー・スピード, ベン・コーヴ, レベッカ・チェズニー, 鈴木啓文, 西絢香, 村上大樹
会場 : AirSpace Gallery / ストーク・オン・トレント, イギリス
期間 : 2015.04.10 – 2015.05.16

「都市」について多くの事が語られますが、それでも語りつくすことはできません。ストーク・オン・トレントのAirSpace Gallery で開催中の展覧会「Indefinable Cities」では都市の様々な側面が描かれています。アートが都市をどのように象徴的に現しているのかということだけでなく、変化し続ける都市とアーティストの関係性や、アーティスト達のこれからの生き方をも示しているように感じました。この展覧会は、ストーク・オン・トレントを中心に活動するアーティストで、AirSpace Galleryのキュレーターでもあるアンナ・フランシスと、日本のキュレーターで月夜と少年の代表を務める吉田航が、共同で進めるプロジェクトの一貫として開催されました。それぞれの美意識と取り組みは、都市とその可能性を探るという多角的で大きな課題なもと、国を超えた対話へと発展しました。鑑賞者はそれぞれの時間に集中しながらも、ふと気づけばアーティスト達の空間に足を踏み入れている。そんなふうに展覧会は構成されていました。三人の日本人アーティストと三人のイギリス人アーティスト。二つの国の六人のアーティストによって構築された、作品と物語で満たされた隠れ家に沢山の可能性を見つけました。ギャラリーの中の静寂と、窓の外に見える変化を遂げつつあるストークの街並みとが合わさって、私たちはどこか夢のような場所へと導かれたのです。

 

(展覧会レビューより)