久保友作 展覧会 「ultramarine zarathustra」

ウルトラマリン【ultramarine】
無機顔料の一種。「ウルトラマリン」とは「海を越える」という意味である。天然ウルトラマリンの原料となるラピスラズリは、ヨーロッパの近くではアフガニスタンでしか産出せず、それが海路で運ばれたため、「海を越えて(来る・来た青)」という意味である。

 

ツァラトゥストラ【zarathustra】
「ツァラトゥストラはこう語った」は、1885年に発表された、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの後期思想を代表する著作。ニーチェの初期の思想におけるディオニュソス概念がツァラトゥストラに結実したこと、また永劫回帰の思想がはじめて本格的に展開されたことは、この書物の意義の一つである。

– Wikipediaより

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月夜と少年のアトリエ展示室にて、画家の久保友作にる個展「ultramarine zarathustra」を開催いたします。

とても緻密で、時に狂気すら感じさせる筆致で描かれる作品は、抽象画と言うには何か物言いたげで、いつも祈りにも似た気持ちで、その黒の線から目が離せなくなるのです。そんな彼の作品を見るようになって、恐らく10年以上が経つのですが、月夜と少年では、今回初めて彼の作品を紹介出来ることをとても嬉しく思います。そして、この展覧会の為の新作に取り掛かった彼から、ある日「新しい色に出会いました。」と聞きました。

「ウルトラマリン」と言う深い青色は、14世紀にアフガニスタンから、まさに’海を越えて’ヨーロッパに持ち込まれたようです。一方ニーチェの著書の中で、10年間山に篭っていた「ツァラトゥストラ」は、’山を降りて’思想を人々に説こうとします。’海を越えて’きた’ツァラトゥストラ’は一体どんな青の物語を語ってくれるのかとても楽しみです。
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* このアトリエ展示室での展覧会は、広く公開する事を前提としていません。自らの手から少し離れた場所で、アーティスト本人が自分自身の作品と対話し、制作の意義と必然性を再認識する事を第一と考え、展覧会は原則として一日二組までの公開となっています。観覧をご希望の方は必ず事前にご予約ください。

【Exhibition】

会期:2017年11月4日 – 2018年2月18日
会場:月夜と少年 アトリエ展示室
料金:スパイスと銀貨 (詳しくはこちらをご覧ください。)


企画・制作:月夜と少年 (mumble-mumble.com)
問い合わせ:tsukiyo@mumble-mumble.com