榊和也 展覧会「天空の森」

徳島県神山に住む画家榊和也氏を迎え、「天空の森」と題し、アトリエ展示室3回目の展覧会を開催いたします。

月夜と少年で過去には、2008年から3回、油彩画の作品展を開催してきましたが、2011年に大阪から彼自身の生地である徳島に引っ越してからは、なかなか作品を紹介する機会がありませんでした。もちろんこんな世の中ですから、Facebookに上げられる、山での生活の様子や、その中で少しずつ雰囲気が変わっていく彼の絵は、ずっと見続けていたわけですが。

彼は、神山に住むようになってから、山を歩くこと、夜空の星を眺めること、川で泳ぐこと、炎に薪をくべること、生活そのものが絵を描くことと繋がっているのではないかと感じるようになったと言います。そして、木をじっと見つめ、絵を描いていると、自分の手足が木になるような感覚があるとも言います。

広大な宇宙から、この点にも満たない地球を捉えて見たときに、私とあなた、もしくは人間と木を分けて何かを考えることに一体どれほどの意味があるだろう。克明に描かれた一本の木の絵を前にして、ふとそんなことを考えました。

今回、「天空の森」では一本のヒメユズリハの木が壁一面に描かれます。瞬きのように、僅か3ヶ月で消えてしまう木に、私たちはどんな景色を重ねることになるのでしょうか。

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* このアトリエ展示室での展覧会は、広く公開する事を前提としていません。自らの手から少し離れた場所で、アーティスト本人が自分自身の作品と対話し、制作の意義と必然性を再認識する事を第一と考え、展覧会は原則として一日二組までの公開となっています。観覧をご希望の方は必ず事前にご予約ください。

【Exhibition】

会期:2018年7月7日 – 2018年10月7日
会場:月夜と少年 アトリエ展示室
料金:スパイスと銀貨 (詳しくはこちらをご覧ください。)


企画・制作:月夜と少年 (mumble-mumble.com)
問い合わせ:tsukiyo@mumble-mumble.com