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2009年6月 9日

森林再生

数ヶ月前から少しずつ温めていた企画があるのですが、ようやくスタートする事が出来そうです。

去年の暮れぐらいから、ふつふつと、何というか危機感(?)というか痛みというか、不安というか。そういう様な落ち着かない気分が続いています。僕が20数年安定して生きて来る事のできた、社会の仕組みみたいなものが、崩れかかってきていると、肌身に感じるのです。

例えば、僕の日々はイスラエルによるパレスチナへの攻撃の上に成り立っているし、僕の読書はスリランカでの内戦の上に成り立っているし、僕の夕食はインドのゴミ山で暮らす少女の毎日の上に成り立っているし、僕の妻との平穏は死刑制度の上に成り立っているし、僕のいろんな思い出は商品のように単純化されたジャーナリズムの上に成り立っているし、本当に様々な痛みと矛盾をはらんだ複雑な世界との結びつきの上でしか、僕は生きていく事ができないのです。

そんな事ばかり考えていると、何か僕にも出来る事は無いかと思うようになりました。色々、考えてはみたのですが、結局のところ、素敵な音を素敵だと、美しい色を美しいと、僕の日常を取り囲む素晴しいモノたちの事を、胸をはって素晴しいモノなんだと、表明し伝える事くらいしか、出来る事は思いつきませんでした。そうする事で、この社会と何らかの繋がりをはっきりと、より自覚的に持つにはどうしたら良いのかと考えました。

その一つの試みとして、今年から、パフォーマンスシリーズと題して、音楽系のイベントの企画を通して、アフリカの子供達への寄付を行っています。unicef が世界各地で子供達の為の優しい空間というスペースを開設しているのですが、そこでは、命における様々な厳しい条件下でも、歌を歌ったりと絵を描いたりする事で、今日一日を少しでも輝ける一日にしようという取り組みが行われています。そうした活動を微力ですが、支えたいと考えています。

ただ、そういう活動をして、少しは遠い地の事も想像するようになりましたが、それでもアフリカはとても遠い地のように感じます。もう少し、身近な所で、実際に自分が身体を動かして関わる事の出来る事はないかと考えていました。そこで、一つ気になっていたのが、坂本龍一を中心としたmore trees というグループが行っている活動でした。

日本はとても山林が豊な国だと思います。しかし、山林や林業に関わる人達の高齢化や材木の値下がり等、様々な事が影響し、近年人の手の加えられなくなった、放置され荒れていく山が広大な面積で広がっています。そういう森林の再生事業のお手伝いをさせて頂こうと思っています。何もかも分からない事だらけですが、少しずつ勉強して、実際の間伐作業なんかも体験しながら、ひとまずは5年計画でNPO 里山倶楽部というところの指導の元で活動を始めようと思います。

その活動に先だって、6月27日に活動場所となる千早赤阪村の森林に下見に行く事になっています。こういう活動に興味がある人いませんか?一緒に森に行きましょう。

とりあえずは、大阪府の森林事業課の人達と、NPO 里山倶楽部の人達で下見に行きます。それに同行したいという方を数名募っています。森を。木を。参加して頂ける方、連絡を待っています。

tsukiyo@mumble-mumble.com

投稿者 koh : 2009年6月 9日 19:11 | misc.

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