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2010年1月25日

藤田陽介「ハーモニクス奏法によるオルガン即興」

ギャラリーでも、何度もライブパフォーマンスをやってもらっている、藤田陽介のPV制作の編集を手伝いました。

去年、彼は約半年をかけて映像で使われている、楽器を制作していました。音を鳴らすパイプを作る所(薄いステンレス板を筒にする)から始まり、演奏用にキー(ピアノで言う所の鍵盤)を取付け、音を鳴らす為に風を送るふいご(自転車の空気入れみたいなもの)と風箱を作り、調律までして驚く程のクォリティのパイプオルガンを作り上げました。そもそも、今この楽器をパイプオルガンと呼んではいるけれど、この楽器と同じ構造を持った楽器は、他には存在していないのです。つまりは、楽器の仕組みからして彼の深い妄想と想像、そして執念が生み出した楽器なわけです。僕は、彼の音に対する飽くなき執着心に、いつも大きな刺激をもらっています。

今回の映像では、かなりアバンギャルドな奏法を試みていますが、きっちりと作り込まれた、メロディアスな楽曲の伴奏にも使用していました。おそらく次はその映像が作られる事と思います。

3月27日には、久しぶりにギャラリーでライブをやってもらう予定です。

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2010年1月24日

ややーん

twitter 始めました。
http://twitter.com/gallery_tsukiyo/
フォローして下さいませ。

投稿者 koh : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2010年1月15日

月面の響き

moon_front.jpg

明日、2010年始めのライブイベントがあります。

うちのギャラリーと同じビルの3Fで、プライベートスタジオと音楽教室をやっている、音楽家のトウヤマタケオ氏を招いてライブをやります。mama! milk やエゴラッピン、高木正勝のサポート等、多くのミュージシャン達のサポートを務め、自身のプロジェクトであるトウヤマタケオ楽団でも素晴しい音源を発表してきた、素晴しい音楽家のソロでのパフォーマンスです。さらに明日は詩演家のイルボンも出演します。明日はアコーディオン奏者のかんのとしことのデュオでのパフォーマンスです。新年早々に豪華な一夜です。是非、ギャラリーにお越し下さい。

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2010.01.16 (sat)

open/start 18:00/19:00
charge 2,000yen
guest トウヤマタケオ, セボンゐレボン

音楽家トウヤマタケオの沢山の素敵な曲を生み出してきたピアノ。
そして、一つの大きな役目を終えて、彼のアトリエのある3階から同じビルの1階へ。
そう。ギャラリーにピアノがやってきたのだ。
一台のピアノと向かい合い作曲された曲達を、その時と同じ音で聴けるなんて。
あぁ。何て贅沢だ。
真実の音は、僕を遥か彼方へと連れて行ってくれる。
あぁ。これは月面の響きに違いない。


トウヤマタケオ:
音楽家。1990年代末から音響・エレクトロニカのレーベルからCDをリリースするも、常にアコースティックな演奏にこだわって来た。2001年からトウヤマタケオ・トリオとしてピアノ、マリンバ、チェロという編成で活動を続ける一方、2004年に11人編成によるトウヤマタケオ楽団も結成。より色彩豊かで立体的な音空間を提供している。最近ではソロの活動も多い。現在までに5枚のCDとDVDを1枚リリース。2003年には2nd.アルバム『hello 88』がドイツKaraoke-Kalkレーベルよりリリースされる。ピアノ奏者やアレンジャーとしての活動も行っている。

セボンゐレボン:
詩演家イルボンの独白とパフォーマンスに、毎回多彩なゲスト音楽家が半即興的に音を重ねてゆく活劇詩楽団。パントマイム、暗黒舞踏、フルクサス、三国志、星新一、水木しげる、OSHO、ジム・ジャームッシュ、ピーター・バラカン、振られた女の子...などなどの多大な影響を消化しながら、芸術と芸能の境目で詩をアウトプットする。サルビアの如く舞い散る音楽と詩情!やさぐれたヤサ男の下世話と気品のポリリズム!今回はアコーディオンにかんのとしこを迎えてお送りいたします。

*イベントの収益の一部を大阪府千早赤阪村での森林再生事業に使わせて頂きます。

問い合わせ 06.6441.6190 or
tsukiyo@mumble-mumble.com

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2010年1月12日

box from the moon 2010

年末から募集していました、ギャラリーのボックスセットプレゼントですが、沢山(?ま、15名と言えばうちのギャラリーにしては沢山だ。)の応募をありがとうございました。

本日、自宅にて、厳正なる「あみだくじ」を行い、当選者の3名の方が決定いたしました。


当選者は、、、、

b_f_m_2010.jpg


副田祥子 様
前原緒璃艶 様
南千恵 様


近く、それぞれの方にボックスセットを作ってお送りいたしますので。

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2010年1月 5日

お願い。

2010年がすっかり明けてしまいました。

遅くなりましたが、

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010年って何か未来っぽくないですか?2009年とたった1年しか違わないのに、急に未来がやってきた感があります。さてさてどんな1年になるやら。

と、ぼやぼやしていたら、新年早々に来年!!のお仕事の話を頂いたので、とにかくしばらくはギャラリーを頑張って続けようと思います。


2009年を振り返って、僕にとってどんな1年であったのでしょうか。
一言で言えば、「学び」の年でした。
ここ数年、ギャラリーを始めてから、次から次へと展覧会とイベントがあって、それを口実に学ぶという事がすっかりおろそかになっていたように思います。多い時には年にCDを100枚以上聴き、本を50冊以上は読んでいたのですが、ここ最近はCDも本も買う量が激減していました。結婚してから一人の時間が減ったという事もあるかもしれませんが、それでも、やはり学ぶ時間というのを努力して、しっかり作らなければならなかったのです。

数えてみると、50冊とはいきませんでしたが、44冊の本を読んでいました。そのうちから数冊面白かった本のリンクをピックアップしておきます。

良心の領界/スーザン・ソンタグ
この時代に想うテロへの眼差し/スーザン・ソンタグ
反解釈/スーザン・ソンタグ
重力と恩寵/シモーヌ・ヴェイユ
文化と抵抗/エドワード・サイード
永遠の不服従のために/辺見庸
たんば色の覚え書き/辺見庸
抵抗論/辺見庸
メモランダム/古橋悌二
医者井戸を掘る/中村哲
パレスチナ新版/広河隆一
ミクロコスモスⅠ/中沢新一
ナショナリズムの克服/姜尚中, 森巣博
アトラス 迷宮のボルヘス/ホルヘ・ルイス・ボルヘス
地図のない旅/五木寛之
遊鬼/白州正子


本を読むという事は、音楽を聴くという事は、僕に想像力を与えてくれます。見た事のない世界を教えてくれ、知っていたはずの景色を、広げ、深め、新たな自分自身を映してくれます。その、僕の個人的な体験によって、広がった想像力をいかにギャラリーでの活動に結びつけていくのかが、課題のようです。

去年1年を通して、パフォーマンスシリーズというライブイベントをやったり、その収益の一部を使って、森林再生のプロジェクトを始めたり、ユニセフに寄付を行ったりしてきました。今年もこれらの事を続けながら、もう少し発展させて何か、新たな事を始められたらと思っています。


それと、もう一つ。お願いがあります。
フォトジャーナリストの広河隆一氏が編集長を務める、日本では唯一のフォトジャーナリズムの月刊誌「DAYS JAPAN」という雑誌を、ギャラリーで去年から定期購読をしています。

新聞やテレビ、雑誌等、報道に携わる媒体というのは、できるだけ多くの視点、とりわけ弱者や少数派の視点を大切にして世界を見つめ伝えなければならないと思うのですが、現状では安易な大衆迎合で世界の上っ面を掬ったような、映像や言葉が垂れ流されているものがほとんどのような気がします。そんな中でこの「DAYS JAPAN」は、世界の様々な場所を様々な視点でもって、知らなかった景色、知らなかった想いを、素晴しいクォリティの写真と共に届けてくれます。この類い稀な雑誌は編集長の広河隆一とごく少数のスタッフで作られていて、この月刊誌の売上が直接雑誌自体の存続に関わっています。読書離れや不況も重なり、多くの雑誌が廃刊になり出版社や本屋が廃業し、この「DAYS JAPAN」も創刊6周年を前に、雑誌存続の危機に立たされています。去年の段階であと500人の方の定期購読の申込がなければ休刊になってしまう、というところまで追いつめられていた様です。なんとか新しく500人の定期購読者が増えたようですが、これは「すぐに廃刊」という危機を脱しただけで、安定して継続するにはあと1000人の定期購読者が必要だそうです。

僕は、この雑誌は絶対に無くなるべきでないと思っています。こんなにも素晴しい雑誌は今どこを探してもありません。ここを読んでいる人が少しでもこの雑誌に興味を持ってくれる事を願います。

DAYS JAPAN より転載

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