« プレゼント!! | メイン | box from the moon 2010 »

2010年1月 5日

お願い。

2010年がすっかり明けてしまいました。

遅くなりましたが、

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010年って何か未来っぽくないですか?2009年とたった1年しか違わないのに、急に未来がやってきた感があります。さてさてどんな1年になるやら。

と、ぼやぼやしていたら、新年早々に来年!!のお仕事の話を頂いたので、とにかくしばらくはギャラリーを頑張って続けようと思います。


2009年を振り返って、僕にとってどんな1年であったのでしょうか。
一言で言えば、「学び」の年でした。
ここ数年、ギャラリーを始めてから、次から次へと展覧会とイベントがあって、それを口実に学ぶという事がすっかりおろそかになっていたように思います。多い時には年にCDを100枚以上聴き、本を50冊以上は読んでいたのですが、ここ最近はCDも本も買う量が激減していました。結婚してから一人の時間が減ったという事もあるかもしれませんが、それでも、やはり学ぶ時間というのを努力して、しっかり作らなければならなかったのです。

数えてみると、50冊とはいきませんでしたが、44冊の本を読んでいました。そのうちから数冊面白かった本のリンクをピックアップしておきます。

良心の領界/スーザン・ソンタグ
この時代に想うテロへの眼差し/スーザン・ソンタグ
反解釈/スーザン・ソンタグ
重力と恩寵/シモーヌ・ヴェイユ
文化と抵抗/エドワード・サイード
永遠の不服従のために/辺見庸
たんば色の覚え書き/辺見庸
抵抗論/辺見庸
メモランダム/古橋悌二
医者井戸を掘る/中村哲
パレスチナ新版/広河隆一
ミクロコスモスⅠ/中沢新一
ナショナリズムの克服/姜尚中, 森巣博
アトラス 迷宮のボルヘス/ホルヘ・ルイス・ボルヘス
地図のない旅/五木寛之
遊鬼/白州正子


本を読むという事は、音楽を聴くという事は、僕に想像力を与えてくれます。見た事のない世界を教えてくれ、知っていたはずの景色を、広げ、深め、新たな自分自身を映してくれます。その、僕の個人的な体験によって、広がった想像力をいかにギャラリーでの活動に結びつけていくのかが、課題のようです。

去年1年を通して、パフォーマンスシリーズというライブイベントをやったり、その収益の一部を使って、森林再生のプロジェクトを始めたり、ユニセフに寄付を行ったりしてきました。今年もこれらの事を続けながら、もう少し発展させて何か、新たな事を始められたらと思っています。


それと、もう一つ。お願いがあります。
フォトジャーナリストの広河隆一氏が編集長を務める、日本では唯一のフォトジャーナリズムの月刊誌「DAYS JAPAN」という雑誌を、ギャラリーで去年から定期購読をしています。

新聞やテレビ、雑誌等、報道に携わる媒体というのは、できるだけ多くの視点、とりわけ弱者や少数派の視点を大切にして世界を見つめ伝えなければならないと思うのですが、現状では安易な大衆迎合で世界の上っ面を掬ったような、映像や言葉が垂れ流されているものがほとんどのような気がします。そんな中でこの「DAYS JAPAN」は、世界の様々な場所を様々な視点でもって、知らなかった景色、知らなかった想いを、素晴しいクォリティの写真と共に届けてくれます。この類い稀な雑誌は編集長の広河隆一とごく少数のスタッフで作られていて、この月刊誌の売上が直接雑誌自体の存続に関わっています。読書離れや不況も重なり、多くの雑誌が廃刊になり出版社や本屋が廃業し、この「DAYS JAPAN」も創刊6周年を前に、雑誌存続の危機に立たされています。去年の段階であと500人の方の定期購読の申込がなければ休刊になってしまう、というところまで追いつめられていた様です。なんとか新しく500人の定期購読者が増えたようですが、これは「すぐに廃刊」という危機を脱しただけで、安定して継続するにはあと1000人の定期購読者が必要だそうです。

僕は、この雑誌は絶対に無くなるべきでないと思っています。こんなにも素晴しい雑誌は今どこを探してもありません。ここを読んでいる人が少しでもこの雑誌に興味を持ってくれる事を願います。

DAYS JAPAN より転載

投稿者 koh : 2010年1月 5日 12:15 | misc.

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mumble-mumble.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/439

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)