2009年12月13日
二つの心臓
月夜と少年ももうすぐまる2年を迎えようとしていて、その間60本以上の展覧会やイベントに関わってきた。
数をこなしてくると、知らず知らずのうちに、ある定型に沿った行動になってしまっている。上手く行った時の方法に則った準備をついつい進めてしまう。
よろしくない。ちゃんと毎回毎回、イベント毎に知恵を絞り、力を尽くし準備をしていかなければと思う。
経験に沿ってはならない。経験を生かさなければ。
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2009年11月28日
二つの心臓
明日、搬入作業。
2009年最後のピーク。1週間でイベント2日も。両日とも吉田カリー出します。
そう言えば、今月の始め神奈川と東京に行ってたなぁ。
今度の展覧会、大興奮でしょう。てのを、彼らのアトリエでしゃべっていて確信。
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(ミッチー&村上大樹 @ミッチー邸にて)
麻婆豆腐が美味でした。
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(下地塗り のフリ。この時点では全然作品は出来ていず。@ミッチー邸)
一つの物語を、それぞれが違った主人公の視点から作品を制作している。これまで映像作品を作ってきた村上君は今回漫画に挑戦。これが素晴しい出来。ミッチーは、絵に合わせて文章を。この文章がぶっ飛んでる。これまた素晴しい出来。
で、この展覧会の作品を一冊の本にもする予定だったらしいのだが、、、、
作品集、展覧会に製本が間に合わず。
バカっ!!
展覧会に合わせて売らずにいつ売るんだよ!!
ま、でも素晴しい作品集が来月の半ばにはあがる予定なので、展覧会を観に来て、予約していって下さい。妻がせっせこサンプル作りに勤しんでおります。ファイト。
【二つの心臓 / 村上大樹, 矢野ミチル】
2009.11.30 (mon) - 2009.12.06 (sun)
◎ 関連イベント
- 2009.11.30 (mon)
open/start 18:00/19:00
adv. / door 1,500 / 2,000 yen
live 宗田佑介, ポスポス大谷
screening 月光神経室 (矢野ミチル×村上大樹)
food 吉田カリー
- 2009.12.05 (sat)
open/start 18:00/19:00
adv. / door 1,500 / 2,000 yen
live キスミワコ, ALPS!, kodomodragon, THRASHER KIMURA×村上大樹
painting 矢野ミチル
food 吉田カリー
*前売りチケットをご購入いただいた方にはオリジナルポストカードをプレゼントいたします。 詳しくはこちら。
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みちくさ 終了。
チャンさんの展覧会、最終日。
凄かったなぁ。お客さん一週間で200人以上来てたんじゃないかな。ギャラリー新記録。ファンが多い。層も広い。老若男女、色んな職業の人達。チャンさんの心の様。
作品も沢山買って頂いた。スケッチの作品が買い易い値段ではあったけど、それにしても沢山。良い絵は良い絵なんだけど、ウチでやっている他の作家さん達とどういう所が違うのかなぁとか考える。別に売れれば良いってモノでもないとは思うのだけど。
色々考えていて、そうか、と思う事が一つあった。チャンさんの絵は開いているんだ。絵を描くとか、モノを作る作業をしていると、どうしても自分の内側ばかりと対話していて、狭い世界の中だけで完結してしまう事が多くなってしまうんじゃないかな。でも、チャンさんの絵は広い世界と繋がっていて、それは僕自身の見ている世界ともちゃんと繋がっている。だからきっと、自分の家の壁に飾った所を想像しても違和感が無いんだろうな。
と、そんな話をチャンさんにしたら、
「深く、深く潜っていくと、その先にパーっと開けたとこがあるんちゃうかな?その場所って結構誰しもに通じる場所だったりするんじゃない?」
なるほどなぁ。精進します。
本当に素敵な展覧会でした。
しかし、まぁ沢山のお客さんだった。ちょっと人酔い。
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2009年9月30日
月に鳥屋 - tsuki ni toya - 4
グループ展、無事に終わりました。
月というテーマで、いろいろな作品をみる事が出来ました。
皆、本当にいろんなモノを作る。
ライブもこれまた素晴しかった。声は、声帯を震わせ、空気を震わせ、鼓膜を震わせ届くモノなんだな。
静かな月夜の展覧会はなかなか良いものでした。
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月に鳥屋 - tsuki ni toya - 3
投稿者 koh : 16:28 | コメント (0) | トラックバック
月に鳥屋 - tsuki ni toya - 2
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(混々淡々/308)
月夜に思い浮かべるような。素敵な冊子。絶妙な質感。
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(つきやま/ぽつり)
椿の種子を削って月の満ち欠けを。削られた穴には苔を栽培。
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(小西紗生)
苔をモチーフにした膝掛け。苔の模様が星のよう。
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月に鳥屋 - tsuki ni toya - 1
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2009年9月20日
いつかの出来事
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performance series vol.5 音は土に還る
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2009年9月 6日
空に鳥のいなくなった日 / 奥平アンリ
ここのところ、何となくぼんやり過ごす日々。
何だろうこの感じ。
数日前に深夜にNHKで再放送されていた「ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる」という番組に、とても心を打たれる。ヒトがこの地に一生物として生きている事を、深く考えさせられた。一見便利なように感じる生活、資本主義社会に生きる人々が豊かだと思い込んでいた生活、それが何だかとても虚しいモノに思える。全てを共有して生きている彼等の澄んだ瞳を見ていると、自分自身の人生が、サラサラと手のひらから零れ落ちる砂の様に思えてくる。
借りていたDVDを休みの日に見る。「INTO THE WILD」大学を卒業して、誰にも告げず一人アラスカを目指して旅に出た青年。「荒野へ」という実話を元にして書かれた物語をショーン・ペンが映画化。物質文明を捨て、この地に一人の人間として生きる事を決めた青年。生きる事の本質とは何だろうか。
ここのところ、神話が気になっている。
タイムリーな事に、今回の展覧会、彼女の描く絵を眺めていると物語の様なモノが浮かび上がってくる。
空の虹は流れて、グレーの雲が覆い始める。
鳥は予見し羽の色を変える。そして月は反転する。
東へ流れる月影を追い群は去った。
一羽の取り残された鳥は空の糸に捕われる。
黒い巣に帰った鳥にかつての面影は無い。
花もまた雨に打たれ土に還る。
うーーーむ。
とにかく、素晴しい展覧会になっています。
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2009年8月22日
夏の終わりの展覧会。
東さんの久しぶりの個展です。
良いなぁ。
始めに、共通の知人に紹介してもらった時に、こんなにも深く意識を共有できるとは思っていなかったかもしれない。月夜と少年を始める前に勤めていたギャラリーで、コーヒーとお茶用の器を作ってくれる人を探していた時にタイミング良く出会った。作品の幾つかを写真で見せてもらって、何かピンと来るモノがあったのだろうか。とにかく、シンプルで美しいフォルムの器は正に僕の求めていたモノだったのだ。
東さんの作るモノを手にすると、少し緊張して背筋がスッと伸びる様な感覚を持つ。少し薄くて繊細な手触り、面積の少ない高台。いつもより丁寧な手つきでモノを扱っている事に自分でも気がつく。これは、東さん本人と接している時にも感じている気がする。自分自身を省みる一つの鏡の様な存在というか、何というのだろうか、とにかく自分もがんばらなければと思わせてくれる。凛とした佇まいの器の並ぶにふさわしい場所を、僕は作る事が出来ているだろうか。
僕は作家の事を想い、少しずつ場所を作っていく。少しでもモノを作り続ける原動力になれるように。そして作家はこの場所の事を想い、作品を作ってくれる。何て贅沢な関係だろうかと思う。
一つの作品を手に取るというのは、作者の意志を手に取るという事なのだろう。そう言う事を実際に感じさせてくれる作家というのは、なかなかいないものだ。感謝。
この個展後に、ギャラリーの器シリーズが少し増えます。お茶のみの器と、お茶請けのお皿が新たに追加。
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2009年8月 1日
樹海 / 榊和也
本日から、榊和也による展覧会「樹海」が始まっています。
去年の夏に行った「連瀧」から丁度1年。
緑が溢れています。
前回から比べて、描かれる世界が随分と生き生きとしているように感じます。
是非、ギャラリーにお越し下さい。
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2009年7月18日
GARDEN HOUSE / pilfer
本日から、pilfer という京都造形芸術大学に通う3人組のユニットによる展覧会が始まっています。ちょっぴり奇妙な家具がメインに並んでいます。
何かシュッとしてます。
pilfer (ピルファー)ってのは、ちょろまかすって意味らしい。
ふむ。
投稿者 koh : 20:20 | コメント (0) | トラックバック
2009年7月 2日
「6月に海がふる」レビュー
遅くなりましたが、先月行われた、「6月に海がふる」のレビューをアップしました。
→レビューを見る
とても素敵な展覧会だったなぁと思い返します。
これからがとても楽しみな作家です。
また何か一緒に面白い事が出来たらなと、ぼんやり考えています。
投稿者 koh : 19:46 | コメント (0) | トラックバック
2009年6月23日
終了 6月に海がふる
終わって大分経ちますが、、、
良い展覧会でした。
過去最高の来場者。彼女の制作への想いが伝わっていったのだろうと思います。
期間中に、「この展覧会が面白かったというのを友人から聞いて」とギャラリーに足を運んでくれた人が結構いた。
口コミの力。
いや、結局はそう言う事か。本当に良いモノを観たり感じたりしたら、誰か他の人にも教えたくなるもの。
近いうちにレビューを書かなくては。
投稿者 koh : 17:11 | コメント (0) | トラックバック
2009年4月16日
公開収録 オチャマンテ
先日のオープニングパーティーの際に行われた、トークショウ。
ナビゲーターのチャンキー松本さんがやっているオチャマンテというネットラジオで公開されています。
ノダコちゃんが、イタリアで何を感じ、どのように自分自身と向き合い作品を制作していったかという事が感じられます。
個性とは何か?
アートとは何か?
どのように社会と結びついていくのか?
色んな事を考えるヒントがありそうです。
展覧会は19日まで。
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2009年4月14日
雨降りの午後
久しぶりの雨で、頭がぼんやり。思考はまとまらず。
ここ数日の読み過ぎた本のせいか、はたまた加熱したアート談議のせいか。
今の展覧会のフライヤーに休日の記載を忘れてました。
明日もギャラリー開けてますので。
どうぞお越し下さいませ。
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2009年4月13日
seesaw / music play list
今回のプレイリスト。
出来るだけ幅の広い選曲というのは変わらず。
さらに、今回意識したのは、展覧会の内容。
展覧会を開くにあたって、始めにあったイメージ「橋」。
彼女がイタリアと日本を行ったり来たりする中で感じた事。
それは、どちらにも所属しきれない中間地点の様な存在。
対極にあるものの中間にあり、唯一両極を第三者的に観る事の出来る場所。
そういう様な場所を右往左往する事で考え作り、浮かび上がって来るものを彼女は作っているのだろう。
で、イロイロ考えた結果、日本人の作品がほとんどになりました。
1. モンポウ 沈黙の音楽 / 高橋悠治

2. rA distance / THIS=MISAXSAIKOU
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3. 5tracks 3songs 1picture / Drawings
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4. PURPLE / spangle call lilli line
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6. たであい / 青柳拓次

7. Joao voz e violao / JOAO GILBERTO
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8. 6 Rue des Fills du Calvaire, Paris / Umitaro ABE
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10. CHOPIN THE NOCTURNES / RUBINSTEIN
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2009年4月10日
プレ シーソー 2
12日より19日まで公開。
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プレ シーソー 1
12日のオープニングパーティーで、チャンキーさんをナビゲーターに迎えてトークショウがあるのだけど、それの下準備で2日がかりでの取材を受ける。
1日目に僕が、今回の展覧会の作家であるノダコちゃんとの出会い等を話し、2日目はノダコちゃん本人が、ウォールドローイングやイタリアでの事、作品に対する向き合い方等を話す。
他者に向かい話をする事で改めて自分の思っている事が浮き上がってくる瞬間がある。それはとても有意義。
12日、とても面白い話が聞けると思います。15時からおやつとお茶付きで500円。是非ともオープニングパーティーにお越し下さいませ。
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2009年3月21日
冬の木 レビュー
レビュー書きました。
良い展覧会だったなぁ。
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2009年3月 7日
冬の木 / music play list
明日から始まる、岩瀬さんの個展「冬の木 ~静かでいて確かなものども~」。
毎回展覧会の度にギャラリーでかける音楽を少しずつ変えているのだけど、今回は岩瀬さんのリクエストもあり、結構考えて展覧会用にプレイリストを作りました。
選ぶポイントとしては、
展覧会のコンセプトに合う。
期間中毎日聴いても飽きない。(要するに僕の好みなんだけど)
出来るだけ幅の広いフィールドから選ぶ。
結構悩んで、イロイロと入れ替えたりしながら、結局下のようなリストに。
全部通して聴こうと思ったら、朝11時から夜の8時までずっとギャラリーに居なければならない事になるので注意。
1. You Must Believe In Spring / Bill Evans
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3. Welcome To The Cruel World / Ben Harper
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5. Isolation / Spangle Call Lilli Line
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6. Blue fugue / Misa Shimomura
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7. A Consort of Musicke Bye William Byrde and Orlando Gibbons / Glenn Gould
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8. Bach: The Well-Tempered Clavier / Sviatoslav Richter
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9.The Goldberg Variations / Glenn Gould
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10. Bach: 6 Cello-Suiten BWV1007-1012 / Pablo Casals
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11. The Melody At Night, With You / Keith Jarrett
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2008年12月22日
みずのしみ
今日から28日まで、2008年最後の展覧会です。
大久保純子さんの「みずのしみ」と題された個展です。
何だか明るい気分にさせてくれます。さわやかで、心地の良い作品ばかりです。
明日はこの素敵な空間の中、クリスマスイベントです。
昼間はキャンドルホルダーにペイントするワークショップと、小さなクリスマスリースを作るワークショップ。夜には、チャンキー松元さんと、たゆたうによるライブもあります。またまた、ヨシダカリーを出したりなんかします。是非ともギャラリーにお越し下さいませ。
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2008年12月19日
こんぴらアート2008 その5 12月14日
琴平町4日目。
イベントも今日が最終日。
今朝も早起きして、昨日時間が足りず見れなかった書院の屏風展へ。
パリへ貸し出されているとかで若沖は無かったのだけど、それでも、普段は見れない所まで公開されていて大満足。
円山応挙の一角は凄まじい。
大きな壁から小さな障子まで、全体から細部に至るまで、計算され尽くして、さらに大胆に美しい絵が描かれている。
その一角に座ると、体の奥の細胞までもがザワザワと動き出すのを感じる。
圧倒的な生の強さと同時にその儚さも感じる。
本当に美しい。この作品は人間が存在しているのならば、恐らく数百年後の人々にも感動を与えて続けている事だろう。
でも、この現代を生きる僕達のモノが数百年後までも残っているだろうか。
こんぴらアートも最終日。
今日も沢山のお客さんが来てくれた。遠くから来てくれた顔なじみの人もいて、深く感謝。
他にも多くの人の言葉に励まされる。僕の目指している事は、確かに伝わっている。
このイベントを通して、いくつかの事を改めて学んだ。
アートの世界ってのも、どこの業界とも同じで、やっぱり権威主義、権力主義、縦社会が幅を利かしているのだ。
そして、やっぱり僕はそういう場所になじめないのだ。
ロックから音楽を通して芸術という世界に入った僕には、芸術=アンチなのだ。
多数へのアンチ、権力へのアンチ、暴力へのアンチ、束縛へのアンチ、虚構へのアンチ、社会へのアンチテーゼでなければならないのだ。
本当にうんざりする事ばかりの現代の社会の中で、芸術は微かな希望の光なのだ。生きる為の光なのだ。
歪められた今の資本主義社会の歯車になんてなってはならない。それは、芸術の、音楽の、死だ。
幸せな事に、僕の周りには真摯に芸術の本質を見つめ、モノを作っている人達が多く居てくれる。多謝。
そんな事を考えながら、話ながら、搬出。撤収。
自宅に戻ったのは深夜3時の事。明日9時からは次の展示の搬入。
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2008年12月16日
こんぴらアート2008 その4 12月13日
今日も早起き。朝風呂、ナイスな朝食、そして海の神様こんぴらさんにお参り。素晴しい1日の始まり。
展覧会の開始時間まで旅館の近くの喫茶店で珈琲を頂く。店のおばあちゃんと色々しゃべる。おばあちゃんは、これからの日本を本気で憂いでいた。夏に行った犬島もそうだったけど、この琴平や、まぁ、日本の地方の街はどこもそうなのだろうけど、今本当に少子高齢化の問題(いや危機と言っても良いくらい。)に直面している。都市であれば、時間の流れるスピードの早さや溢れる人の数で覆い隠せているけれど、いずれどこの街でも日本国中でこの琴平の街のような事になるのだろう。84歳のおばあちゃんが一人で経営しなければならないお店。そんな状況は僕達が珈琲を飲んだ一軒だけでなく、この並びの店の大半がどこも似たような状況なのだ。これからの日本の未来を心配しながらも、おばあちゃんは一生懸命にそしてとっても明るくお店をやっていた。
こんぴらアートの話も少し出たのだけど、とても質素に贅沢をせず日々生きているおばあちゃんが、入場料1000円のこのイベントに足を運んでくれるだろうか?たった1軒の旅館だけを使って展覧会をするのではなく、もっとこの街を広く使ってイベントを出来ないものだろうか。この街で暮らす沢山の人達が喜んでくれる様な。
別にメディアに注目されずとも、都会から沢山人を集客しなくとも、まずこの街で暮らす人達が楽しめるイベントをやらないとね。
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2008年12月15日
こんぴらアート2008 その3 12月12日
朝も早くに起きて、朝風呂へ。ナイスな一日の始まりを予感させてくれます。初日から結構沢山のお客さん。いやいや。実に素晴しい。大阪からも知り合いの方がわざわざ来てくれる。本当に有り難い限りで。普段、アートというモノとあまり関わりなく生活をしてそうな、地元の方達にも来てもらえて、色々と話が出来るのは、本当に貴重な体験。
夕方、京都に戻る東さんを見送って、作家同士の交流会&食事会へ。そこでの、主催者からの冒頭の挨拶で、かなり凹む事に。イベントの主催者からは、今回のこの試みが、いかにマスコミから注目を集めているか、行政関係の人達からいかに期待されているか、明日はどこそこのお偉いさんが観に来てくれるとか、そんな話ばかり。実に下らない。そんな事よりも、この3日間をいかに良いイベントとしてまとめられるか、ここに参加している多くのアーティスト達がいかにより深い所で繋がる事が出来るかの方が、大切な事だと思うのだけれど。さらには、今回のイベントはパイロット展だから、とりあえず、やってみる事が大事だった、来年からは別に今回のアーティストが参加していなくても構わないとか言い出す始末。今回参加している人達の作っているモノに対する愛が全く感じられない。一体何の為にこんなイベントをやっているのか。アートを売名行為の手段として使っているだけならば、こんな事などしない方がマシだ。モノを作る人間の動機の核心はどこまでも純粋でなければならないと思う。
虎丸旅館のお食事はとても美味しかったです。温泉に入って寝る。
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こんぴらアート2008 その2 12月11日
朝8時日産レンタカーに車を借りに。あれ?!予約してた車ってこんなに小さかったの?これ、荷物載りますか?ま、ま、しょうがないので、とりあえずレッツトラーイ。さぁ、積み込んでみましょう。みおちゃんが、お得意の整理術を発揮、テトリスの様に荷物ををドンドコ消して行きます。
無事に大量の荷物を積み込み、今回の展示に作品を出してくれる、遠藤さん(素敵日本画家)と東さん(素敵陶芸家)も積み込んで、いざ鎌倉。
、、、ではなく琴平へ。
途中、昼ご飯を食べたり、休憩したりしながら約6時間の道中。午後4時に展覧会場である、虎丸旅館に到着。いやー、本当に普通の少し古い日本旅館って感じの部屋。さぁさぁ、これがどんな感じの部屋に出来る事やら。しかし、不安なのは搬入日だと言うのにシーンと静まり返ったこの旅館。皆もう搬入なんてとっくに済んだのかしら。
日本画に陶芸、さらにはアニメーションの映像、全く異なる手法で作られた3人の作品が、旅館の部屋でどんなハーモニーを生み出す事やら。この部屋に溶け込みかつそれぞれの美しさが際立つ様な展示は出来ないモノか。あれやこれや、あーだこーだ言いながら、約10時間(ま、途中ご飯を食べに行ったりしたのだけど。)の格闘の末午前2時過ぎに設置終了。
天井から投影した映像が、床の間のサイズにぴったりだったという奇跡。散歩途中に剪定して捨てられていた、松と南天の枝を拾うという奇跡。遠藤さんのメインの絵が、部屋に敷かれていた、変形畳のサイズにぴったりだったという奇跡。
あとは、明日の展覧会開始を待つのみであります。
投稿者 koh : 12:12 | コメント (0) | トラックバック
こんぴらアート2008 その1 12月10日
香川県は琴平町、所謂こんぴらさんで有名なところ。そのこんぴらさんへの参道中、石段の92段目にある、老舗旅館虎丸旅館と、琴平町公会堂で行われるアートイベントに参加します。展覧会は12日から14日まで。明日は現地に搬入の為、ギャラリーにて準備。
直前になってちょっとしたトラブル。おいおい。ダイジョブかね。旅館の部屋で展示するのだけど、事前の情報としては写真と図面のみ。不安はつのるばかり。夜11時過ぎ迄、展覧会用の資料作りとか荷物をまとめたりとか。展示に使えそうな器具や道具、什器を根こそぎ持って行く事に。スゲー。荷物が大量。車に載るのかしら。
明日は、早起き。頑張れ、おれ。
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2008年11月 3日
circulate
そうだ。
9日までやってる展覧会。
なかなか素晴しいです。
福岡の安部貴住という美術家です。
彼がひたすら手を動かして、生み出して全長6メートルの森。
素敵だなー。美しい。
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2008年10月11日
Over / 谷口良
かつてない枚数の作品が展示されています。
すさまじい。
絵を描くという行為がいかに自由なものかというのを感じました。
ギャラリーの箱自体が、巨大な谷口良の中身のように思えてきます。
こりゃ、凄いよ。
素敵なモノをみせてくれてありがとう。谷口君。
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2008年10月 9日
etude / review
どんなに素晴しい作品であっても、それは、僕らと同じ時間軸を生きる、一人の人間の日々の延長線上で生まれているのだ。
それを感じた時、確かに微かな光を見た気がした。
こんなにも素晴しいアーティスト達が周りに居てくれる事を感謝しなければならない。
このろくでもない世界に、僕はまだ希望の光を信じる事が出来る。
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hello friends / トウヤマタケオ
音は千の言葉を超える。
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BOYOBOYO / 矢野ミチル
未知なる生物達の蠢く絵巻物。
色は線を呼び、時に自分自身の想像を超えたモノが生まれるという。
筆が彼のイマジネーションを読み取り、色の滲んだ紙に線を引き、思考の軌跡を捉えているようだ。
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物置の星 / 西絢香
物置から出て来た、天体の標本。
というイメージで作られたという、半立体作品群。
モノを作るという作業は、自分自身の中で、何かが星のようにきらめく瞬間を捉える事ではないか。
きっと彼女は素晴しいアーティストになる。
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花と空 / チャンキー松本
続けるとことでしか得る事の出来ない、強さ。
ただ、ただ、真っ直ぐに作り続ける、という事は、
こんなにも美しいモノを生み出すのか。
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fishbone -green-, fishbone -red- / 遠藤誠明
美しい色。
アロエをモチーフに描かれた作品。
彼は本当に丁寧に色を重ねて行く。
植物と彼の間の世界には、とても美しい色が溢れているのだろう。
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2008年9月27日
自画自賛
etude の搬入作業が終わりました。
今まで、どのギャラリーでみたどんなグループ展よりも面白い!!
ヨシダ君ものっすごセンス良いんちゃうか?!
って僕は何もやってないんですけど。僕はね、ホラ、あれ。
皆に何月何日までに作品画像をメールしてーとか、作品出来てるー?とか。
イロイロ大変やったんよ。。。僕なりに。。。
ホンマか、、、?
何だか、勝手に僕の手柄みたいに思ってしまった。
いやいや、作って頂いた作家の皆さんがね。
こりゃ、なかなか凄いメンツが集まったよ。
皆スゲーよ。ありがとう。ありがとう。
僕は何にもしてまへん。皆のおかげで、幸せな思いをさせてもろてます。
誰よりも先に素晴しい展覧会を観る事が出来る!!
オーナーの特権!!
センキュー・メーン。
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2008年9月18日
etude
28日からetudeというグループ展を行います。スケッチと作品を5名のアーティストにそれぞれ出品してもらいます。アーティストと呼ばれる人達が、どのように作品を生み出しているのか、日常の創作活動のもととなるスケッチを供に見る事で、その糸口のようなものを感じ取る事が出来れば、という展覧会です。
伝統のみにとらわれない新しい感覚で、草花や魚介類といったモチーフを色鮮やかに描く日本画家の遠藤誠明。イラストレーター・画家・ミュージシャン・似顔切り絵師と様々な顔を持つチャンキー松本。音楽家トウヤマタケオ。立体造形・イラスト・絵画・シルクスクリーン・言葉・コラージュ、実に多彩な手法で表現に挑む新世代の作家西絢香。絵具の染みからインスピレーションを得て線を描いていく逆塗り絵という独特の手法を用いる画家矢野ミチル。本当に多種多様なアーティスト達。恐らく他の場所では観る事のできないであろう組み合わせです。
この前、チャンキーさんに出展する作品を見せてもらいました。今までの作風とは一味違った作品を作っていました。本当に素敵な作品で鳥肌がたったのです。実に懐の深い大きいアーティストだと感じました。彼こそは真のアーティストだ。これは、トウヤマさんにも言える事だけど、10年以上この世界を生き抜いて来たという、アートや音楽に賭ける愛の深さ、力強さ、安定感を感じます。僕の世代にとって素晴しい先輩達だと思います。このお二人にも、何かしらの良いインスピレーションを受け取ってもらえるような展覧会にせねばと思っているのです。
遠藤さんとミッチーは、正しく同世代のアーティストなのです。彼等とは、ギャラリーと作家という関係ではなく、何となく勝手にライバルのように感じています。これから供に自分たちの時代を築き上げていく、同士のようなそんな存在です。これからお互いに刺激し合いながら、さらに大きな舞台へと登っていければと思っています。
そして、今回、紅一点の西さん。彼女はなんと1987年生まれ(ってこんなとこに書いて良かったのか、、、)!!実はまだ学生さんなのだ。数ヶ月前にギャラリーを訪れてくれて、えらく長話をし、そしてnext 20's project に参加してくれる事になり。で、彼女のHPを見て一瞬にして惚れてしまったのだ。本当に様々な手法で色んなモノを作っているのだけど、どれも、揺るぎない澄んだ視点で、物事を見つめているのだという事を感じます。今までギャラリーを通じて関わった人で、初めてなのだけれど、創作活動をバックアップしたい、応援したい、見守りたい、と感じました。
少しずつ良いバランスが出来つつあるなと感じています。もう既に一線で活躍している人、手探りながらも活動のペースを掴みつつある人、これから舞台に立とうとしている人。それぞれが刺激し合いながら、さらにお互いの活動が広がっていくような、そんな場所になればなーと思っています。
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2008年7月26日
少年の庭

明日から「少年の庭」が始まります。
うちの妻が展示します。自分とこのギャラリーで。
結婚式の時に使った芝から始まり、自宅のベランダはどんどんと草で覆い尽くされ、
今では、へんてこな生態系を築く程に。
そして、その草達の一部を展示販売する事になりました。
で、僕はその植物をフィルムにおさめる事約80カット。
せっせこ、せっせこ撮影。せっせこ、せっせこ現像。せっせこ、せっせこプリント。
しました。で、完成したら、これで図鑑作れるんじゃね、とか何とか。
何となく販売するのが惜しくなってきたり。
でも、まぁ、売ります。キャビネサイズの白黒植物写真を。
あと、梅ジュース、山桃ジュースを飲みながらの、小さな小さな庭作りなんていうワークショップも随時やってます。
是非ギャラリーにお越し下さいませ。
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2008年7月 3日
余りものにも福きたる
新進の日本画家、遠藤誠明氏の作品展を開催中です。
色が溢れてます。
金沢に住んでいて、さらに他の公募展やアートフェア等とも重なり、出展事前に会場を見る事が出来ず、若干の不安を抱きつつの搬入でした。
当日どこにどの作品を設置するのか、かなり悩みました。
会場と作品の関係性等、今後の課題です。
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2008年4月24日
神々の花
明日から3日間、村上大樹のアニメーション作品「神々の花」上映会が行われます。
で、ついでに展示もしたらどう?なんて思いつきで言ったら、めちゃ面白い事になりました。
この前のslight returnもそうだったけど、結構こういう思いつきのイベントって面白いのね。何て言うか勢いがある。やりたい事を即実行、その場でカタチにしてくみたいなのね。
でも、そういうわけにはいかないんだろうな。世の中的にはさ。雑誌に載せるのなら、2ヶ月前にプレスリリースを送ってとか、フライヤーは最低1ヶ月前とかさ。世の中に出していくってのはそう言う事なのかね。
でも、本質的にはどうなんだ?
別に雑誌とかには載ってないけど、ここんとこの、このギャラリーでの、フォトフェス→公開制作→映像上映会って流れ、大阪でもかなり上級の面白い場所になってると思うんだけどな。
とにかく、上映会に来て下さい。面白いです。
15時、17時、19時で上映してます。
あ。明日は19時の回が20時からになってます。
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2008年4月14日
完成
彼は予定より早く、絵を完成させました。
ライブイベントでは、もう1枚追加で描く事に。
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2008年4月10日
it's a rainy day.
あっと言う間にシアトルの風景が広がっていきます。
ペンキ、ローラーとマジックペン、雑巾を器用に使って描いていきます。
大胆に、そして緻密に。
いや、実に素晴しい。
明日、19時からgallery 月夜と少年にてライブです。
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2008年4月 5日
slight return / Nhon Nguyen

ナン君が大阪に帰って来ています。
で、展示も始まってます。
4m60cmX1m60cmの布を用意。月曜から絵が描かれて行きます。
11日のライブイベントで、制作を仕上げ。
シアトルでの展示とパフォーマンスの様子をムービーで流していたり、
この企画が決まるまでの、メールのやりとりを公開していたり、
イベントの前に一度見ておくと、10倍くらいは楽しめそうですよ。
是非ともお越し下さいませ。