2010年3月 4日

工場 月夜と少年

うちの工場長はほんとスゲーと思いました。
なかなかエンジンかかりませんけど。


ミニ・キャメルハウス
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イベント「ハロー、アタラクシア」のチケット。
イベント詳細
オンラインショップ(まだ間に合う!!急げ!!)


パンフレット
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イベント「ハロー、アタラクシア」のパンフレット。3年間のキャメルの軌跡。読み応え有り。写真も沢山在り。齋藤キャメルの曲解説も付いてます。
イベント詳細
→オンラインショップ(イベントで売れ残ったら売ります。)


額縁
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8日から始まるnakaban さんの展覧会「FLEURON」ように額縁15台。
展覧会詳細
オンラインショップ(オーダー承ります。)


チケット
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イベント「色と音/藤田陽介」の前売りチケット。岩瀬ゆかの展覧会「こごり」の最終日にささやかな音楽会を。チケットに岩瀬ゆかのドローイングを1点ずつ封印。
イベント詳細
オンラインショップ

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2010年3月 3日

更新情報。

ギャラリーの[next 20's project] に参加しているメンバーの展覧会やイベント情報を更新しています。

http://mumble-mumble.com/next20/records/schedule/

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2010年2月13日

電子的アナログ方式

最近、twitter を始めまして、あぁ凄いなぁと思っているのですが。
何だろう、この手軽なのに、密な関係を築けそうな予感は。今迄は割と手軽=安っぽいとか、使い捨てとかそんなイメージがあったのに、twitter は手軽なのに、今迄価値が見いだせなかった関係のモノに新たに、光を当てる事が出来そうというか。twitter を介して一つチケットが余分に売れ、二つの新たなプロジェクトが始動しかけてます。

あと、さっき坂本龍一が、津田大介との対談をUstream (http://www.ustream.tv/recorded/4687750)で生放送してたんだけど、横にtwitter の機能も入っていて、ライブでどんどん試聴者からのツィートが入るという、ラジオってこんな感じに進化したのか。と思った。ラジオより違う次元で繋がってる感がある。ラジオもテレビもきっとこういう風に回収されていくんだろうな。本当に生な感情を、とても細かい情報としてダラダラと垂れ流していくのか、凄く洗練されてきちんと作り込まれたものをきっちりと作品を残すのか。今のテレビなんかで流されている様なモノのほとんどは、別にテレビ画面上でわざわざ配信しなくてもいいわけで。きっとこのUstreamくらいで配信した方が、もっと有効だと思う。

いやぁ。結局物凄くデジタイズされたモノか、物凄くアナログなモノか、二極化していくんだろうと思う。80年代半ばから今まで世界に溢れていたモノってほとんどがその中間的なものばかりで、もうそれが今の時代の流れには、完全に取り残されてしまっている。例えば今の流通しているCDとかね。もうデジタル配信か、アナログ盤、もしくは統一規格ではなくオンリーワン的な作品かで十分なんでしょう。どんどん流れていく感情の様なモノを、その時同じ時に多くの人間で共有するか、唯一無二のモノを一人で楽しむかだと思う。

そういう流れで、というか、チケットを手作りしてます。
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今ってライブ観に行くのに、前売り料金とかいっても、ほとんど前売り料金なんてのは名ばかりで、メールで事前に「行くよー。」なんて連絡しとけば料金だけ安くなるという、よく分からないシステムになってしまっている。ライブハウスのイベントとかだと、チケットさえ無い事が多いしね。そういうのは、ずっと何か納得できなかったのよね。やっぱり事前にチケットをしっかり手にして、そのライブを楽しみにする感覚ってのはとても大切なんじゃないかと思う。そのチケットにしても、やっぱりローソンチケットとかでローソンのロゴの入った味気ない紙に印字されただけのモノより、その時しか手に入らないモノの方がうれしいよね。手間がかかるとか、コストがかかるとか、効率が悪いとか言って、切り捨てられてきたモノがこれから重要になってくるんじゃないかな。ま、普通に考えれば当たり前の事なんだろうけどさ。

て、事で3月7日はこのチケットを手にライブに来て下さい。
water water camel [さよならキャメルハウス]リリースパーティー。
→「ハロー、アタラクシア
オンラインショップ

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2010年1月25日

藤田陽介「ハーモニクス奏法によるオルガン即興」

ギャラリーでも、何度もライブパフォーマンスをやってもらっている、藤田陽介のPV制作の編集を手伝いました。

去年、彼は約半年をかけて映像で使われている、楽器を制作していました。音を鳴らすパイプを作る所(薄いステンレス板を筒にする)から始まり、演奏用にキー(ピアノで言う所の鍵盤)を取付け、音を鳴らす為に風を送るふいご(自転車の空気入れみたいなもの)と風箱を作り、調律までして驚く程のクォリティのパイプオルガンを作り上げました。そもそも、今この楽器をパイプオルガンと呼んではいるけれど、この楽器と同じ構造を持った楽器は、他には存在していないのです。つまりは、楽器の仕組みからして彼の深い妄想と想像、そして執念が生み出した楽器なわけです。僕は、彼の音に対する飽くなき執着心に、いつも大きな刺激をもらっています。

今回の映像では、かなりアバンギャルドな奏法を試みていますが、きっちりと作り込まれた、メロディアスな楽曲の伴奏にも使用していました。おそらく次はその映像が作られる事と思います。

3月27日には、久しぶりにギャラリーでライブをやってもらう予定です。

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2010年1月24日

ややーん

twitter 始めました。
http://twitter.com/gallery_tsukiyo/
フォローして下さいませ。

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2010年1月12日

box from the moon 2010

年末から募集していました、ギャラリーのボックスセットプレゼントですが、沢山(?ま、15名と言えばうちのギャラリーにしては沢山だ。)の応募をありがとうございました。

本日、自宅にて、厳正なる「あみだくじ」を行い、当選者の3名の方が決定いたしました。


当選者は、、、、

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副田祥子 様
前原緒璃艶 様
南千恵 様


近く、それぞれの方にボックスセットを作ってお送りいたしますので。

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2010年1月 5日

お願い。

2010年がすっかり明けてしまいました。

遅くなりましたが、

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010年って何か未来っぽくないですか?2009年とたった1年しか違わないのに、急に未来がやってきた感があります。さてさてどんな1年になるやら。

と、ぼやぼやしていたら、新年早々に来年!!のお仕事の話を頂いたので、とにかくしばらくはギャラリーを頑張って続けようと思います。


2009年を振り返って、僕にとってどんな1年であったのでしょうか。
一言で言えば、「学び」の年でした。
ここ数年、ギャラリーを始めてから、次から次へと展覧会とイベントがあって、それを口実に学ぶという事がすっかりおろそかになっていたように思います。多い時には年にCDを100枚以上聴き、本を50冊以上は読んでいたのですが、ここ最近はCDも本も買う量が激減していました。結婚してから一人の時間が減ったという事もあるかもしれませんが、それでも、やはり学ぶ時間というのを努力して、しっかり作らなければならなかったのです。

数えてみると、50冊とはいきませんでしたが、44冊の本を読んでいました。そのうちから数冊面白かった本のリンクをピックアップしておきます。

良心の領界/スーザン・ソンタグ
この時代に想うテロへの眼差し/スーザン・ソンタグ
反解釈/スーザン・ソンタグ
重力と恩寵/シモーヌ・ヴェイユ
文化と抵抗/エドワード・サイード
永遠の不服従のために/辺見庸
たんば色の覚え書き/辺見庸
抵抗論/辺見庸
メモランダム/古橋悌二
医者井戸を掘る/中村哲
パレスチナ新版/広河隆一
ミクロコスモスⅠ/中沢新一
ナショナリズムの克服/姜尚中, 森巣博
アトラス 迷宮のボルヘス/ホルヘ・ルイス・ボルヘス
地図のない旅/五木寛之
遊鬼/白州正子


本を読むという事は、音楽を聴くという事は、僕に想像力を与えてくれます。見た事のない世界を教えてくれ、知っていたはずの景色を、広げ、深め、新たな自分自身を映してくれます。その、僕の個人的な体験によって、広がった想像力をいかにギャラリーでの活動に結びつけていくのかが、課題のようです。

去年1年を通して、パフォーマンスシリーズというライブイベントをやったり、その収益の一部を使って、森林再生のプロジェクトを始めたり、ユニセフに寄付を行ったりしてきました。今年もこれらの事を続けながら、もう少し発展させて何か、新たな事を始められたらと思っています。


それと、もう一つ。お願いがあります。
フォトジャーナリストの広河隆一氏が編集長を務める、日本では唯一のフォトジャーナリズムの月刊誌「DAYS JAPAN」という雑誌を、ギャラリーで去年から定期購読をしています。

新聞やテレビ、雑誌等、報道に携わる媒体というのは、できるだけ多くの視点、とりわけ弱者や少数派の視点を大切にして世界を見つめ伝えなければならないと思うのですが、現状では安易な大衆迎合で世界の上っ面を掬ったような、映像や言葉が垂れ流されているものがほとんどのような気がします。そんな中でこの「DAYS JAPAN」は、世界の様々な場所を様々な視点でもって、知らなかった景色、知らなかった想いを、素晴しいクォリティの写真と共に届けてくれます。この類い稀な雑誌は編集長の広河隆一とごく少数のスタッフで作られていて、この月刊誌の売上が直接雑誌自体の存続に関わっています。読書離れや不況も重なり、多くの雑誌が廃刊になり出版社や本屋が廃業し、この「DAYS JAPAN」も創刊6周年を前に、雑誌存続の危機に立たされています。去年の段階であと500人の方の定期購読の申込がなければ休刊になってしまう、というところまで追いつめられていた様です。なんとか新しく500人の定期購読者が増えたようですが、これは「すぐに廃刊」という危機を脱しただけで、安定して継続するにはあと1000人の定期購読者が必要だそうです。

僕は、この雑誌は絶対に無くなるべきでないと思っています。こんなにも素晴しい雑誌は今どこを探してもありません。ここを読んでいる人が少しでもこの雑誌に興味を持ってくれる事を願います。

DAYS JAPAN より転載

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2009年12月29日

プレゼント!!

どうも。こんばんは。
2009年も残すところあと少し。

今年も沢山の人達に足を運んでもらえてうれしいなぁと思っています。
本当に、僕はこのギャラリーを通して多くの事を学んでいます。
とても有り難い事です。

今年の感謝と、来年もまた多くの人達にこの場所に来てもらいたいと思い、


プレゼントを!!


うちのギャラリーでこれまで展覧会をやってくれた作家や、ライブをやってくれた、音楽家の作品をボックスセットにして3名様にプレゼントしたいと思います。

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【box from the moon 2010】
ギャラリーで取り扱いのある下記の作品リストのうちから5点〜10点セットにして(プレゼントの内容はこちらにおまかせ下さい)、3名の方にプレゼント!!

締切:2010.01.10
応募方法:名前、住所、一言コメントを明記の上メールでご応募下さい。tsukiyo@mumble-mumble.com

抽選(あみだくじ)後、プレゼントの発送をもって当選の通知とさせて頂きます。

作品リスト:
AIR SHIP / water water camel
花がよくにあう / water water camel
さよならキャメルハウス / water water camel
石切と4つのコンチェルト / 藤田陽介
芸術家にて / 藤田陽介
チーズとクラッカー / mizuki
Tokyo Long Letter / Qurage
5 tracks / 3 songs / 1 picture / drawings
4 pictures / circe
springs (ぜんまい) / 宗田佑介
hello 88 / トウヤマタケオ
PORTRAITS ~on the street, osaka 2001-2003~ / 榊和也
冬の木 カタログ / 岩瀬ゆか
二つの心臓(アートブック)/ 村上大樹, 矢野ミチル
二つの心臓(カードセット)/ 村上大樹, 矢野ミチル
post card set / 矢野ミチル
鳥の巣の便箋 / 大久保淳子
スーザン・ソンタグから始まる /ラディカルな意志の彼方へ
free cup / 東好美
coffee cup / 東好美
and more...
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全然応募が来なかったらどうしよ。寂しいな。全然応募がなかったら、うちの妻にお年玉としてプレゼントされます。んなバカな。

みんなー、応募してねー。

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2009年12月22日

best 10

CD、書籍、映画、展覧会、今年出会ったアート的なモノを一緒くたにして、さらには順位まで付けるという、何とも乱暴な方法でもって2009年を振り返ってしまいましょう。(ちなみにCD、書籍は2009年に発売されたモノに限らず、単に僕が今年買ったとうだけなので、、、)


1. 良心の領界 / susan sontag
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2. 歩きながら歴史を考える / william kentridge
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3. 重力と恩寵 / simone weil
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4. memorandum / 古橋悌二
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5. salzburg recital 1959 / glenn gould
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6. キリイシ 切石智子著作集 / 切石智子
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7. 難波田史男展 / 難波田史男
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8. 歴史の歴史 / 杉本博司
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9. out of noise / 坂本龍一
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10. 或る音楽 / 高木正勝, 友久陽志
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1のスーザン・ソンタグ。思想家であり、様々な評論、小説、映画監督、舞台監督、生前多岐に渡る活動を行った人。今迄、名前はよく聞いていたけれど、ちゃんと著作を読んで来なかった。この本に出会って、自分自身を再度見つめ直すきっかけになった。そして、世界は確実に広がった。

「傾注すること。注意を向ける、それがすべての核心です。眼前にあることをできるかぎり自分のなかに取り込むこと。そして、自分に課せられた何らかの義務のしんどさに負け、みずから生を狭めてはなりません。傾注は生命力です。それはあなたと他者とをつなぐものです。それはあなたを生き生きとさせます。いつまでも生き生きとしていてください。良心の領界を守ってください......。」(良心の領界「序文」より)


2は、南アフリカの映像作家の展覧会。京都にて。植民地、人種差別、アパルトヘイト、内乱、とても重いテーマを扱った作品が多かったはずなのに、どんよりとした気分にはならず。とにかく映像作品がどれも生き生きとしている。どんな絶望的な景色の中にも、確かな光を見せてくれる。あぁ、アートの存在する意味を改めて感じた。そして、絵も版画もとんでもなく上手い。それが、1コマ1コマ重なって映像になるのだから、そのチカラたるや!!


3、シモーヌ・ヴェイユ。思想家。
「どうか、わたしは消えていけますように。今わたしに見られているものが、もはやわたしにみられるものではなくなることによって、完全に美しくなれますように。」
人間の愚かさ、欺瞞に満ちた自己という存在。徹底的に自らの内側へ視線を向け暴こうとしている。僕ごときに何か語る事も出来ない。少しばかり宗教的な匂いもあるけれど、そういう事を含んでも、美しく、厳しい言葉数々。衝撃的。


4、アート集団dumb type のリーダー的存在であった、古橋悌二のエッセイ、インタビュー、遺稿等をまとめたモノ。

「死というすべての人間にとって唯一の現実をポケットにしまいながら、今までの私は何が現実で何が非現実かはっきりしないまま彷徨っていた。芸術表現というありとあらゆる非現実の複合体の最大限の創造をもってぎりぎり私はこのポケットの中の現実の重みに耐える事が出来る。ある細胞が私の肉体を守ってくれている。ならば私の精神を守ってくれているのは創造力と愛だと思う。私の細胞がVIRUSを許容しているように、私は想像力と愛であらゆる人を許容したい。」


5、グールドの若かりし頃のザルツブルグで行われたライブ盤。スウェーリンク、シェーンベルグ、モーツァルト、バッハ。出だしのスウェーリンクが素晴しい。バッハのゴールドベルク変奏曲はこの演奏が一番好きかも。ミスタッチは多いけれど、溢れ出る熱量が半端じゃない。スタジオ収録の音源を聴いていると、とても淡々と全てをコントロールする様に弾いているけれど、ライブではこんなにも熱い演奏をしていたのかと。


6、前回のブログでも書いた切石智子の著作集。僕が大学時代に聴いていた音楽の多くは、ひょっとしたら彼女が世界中を飛び回り、僕のもとにも届けてくれたものだったのかもしれない。10年越しの再会というか。何とも感慨深い。


7、2009年早々に観た難波田史男の展覧会。淡い色彩にリズミカルな線。スケッチの隅に添えられた言葉も胸を打った。
「ぼくは生きる。無限に、この世を賛美するのが、このぼくの仕事だ。がそこにぼくは、孤独のぼくの、象徴(それは人間の孤独のしきたりなのだが)を入れるだろう。」


8、大阪国立国際美術館で行われた写真家杉本博司の展覧会。彼が収集してきた、莫大なコレクション(化石、隕石、古今東西を問わず無数の美術品)と一緒に彼の作品が展示されていた。彼の見つめる世界の広さに驚愕。


9、坂本龍一の最新作。今年一番聴いたアルバムかもしれない。コトリンゴ作曲のto stanford が浮いていて、この曲が入っていなければ、いくつか上の順位にしたかもしれない。ライブも観に行った。


10、映像作家であり音楽家の高木正勝の最新作「tai rei tai rio」をめぐる、ドキュメンタリー映画。CD、そしてCD付属の神話集、この映画、3つを通してようやく何か掴める気がする。音楽の意味というか、音楽が生まれる所。

スーザン・ソンタグ、シモーヌ・ヴェイユ、古橋悌二、グレン・グールド、切石智子、難波田史男、今回挙げた半数以上の人達が若くして亡くなってしまっていて、もう会う事は叶わない。彼らの作品を通して知る以外に方法はない。何とも寂しいとも思うけど、少し羨ましいとも思う。

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2009年12月21日

キリイシ

そろそろ、今年出会ったCD、本、映画、展覧会のベスト10を書こうかと思っていたら、滑り込みで飛び込んできた、この本。

キリイシ 切石智子著作集 / 切石智子

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出会うべくして出会ったというか。
ギャラリーでも販売していますので、是非とも。

オンラインショップ

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2009年12月19日

寄付の報告

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先月のチャンキーさんの展覧会中に開かれたトークイベント「しあわせはカラダからだ」での収益の一部をユニセフに寄付させて頂きました。イベントに来て頂いたお客さん、お話をして下さったmoo さん、美味しいお弁当をケータリングして下さったマミさん、そしてチャンキーさん、ありがとうございました。ユニセフを通してアフリカの子供達への緊急支援に使われます。

今年1年で、6回のイベントで収益の一部をユニセフに寄付させてもらいました。

1回目  2100円
2回目 15200円
3回目  3400円
4回目  2400円
5回目  5000円
6回目  3300円
合計  31400円

一回のイベントにつき、数千円の事。その数千円をギャラリーの利益にしたところで、ギャラリーの経営が劇的に楽になる事はない。でもその数千円は遠くアフリカの地に生きる子供達にとって、希望の光に成り得るのだ。出演者も少しギャラが安いなぁと思っても、自分達の生み出すモノが遠くの地の子供達と繋がっている事を想い、まぁ良いかと少しは思えるかもしれない。お客さんも少しチャージが高いなぁと思っていても、素敵なイベントに参加するだけで、遠くの地の子供達と繋がっている事を感じる事が出来て、まぁ良いかと少しは思えるかもしれない。

たった数千円の事で、幸せの総量を何倍にも増やせるのかもしれない。自分の欲の為に生きない生き方を何となく想像してみる。結局、誰か自分以外の人の幸せな気持ちを通してしか、自分の幸せな気持ちなんて感じれないよなぁ。とか。

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2009年12月12日

ロックンロールの精神で、

生きなければと思う。


自分の知っている事なんてほんの僅かなんだなと思う。

マスメディアによるプロパガンダについて考えてみたり。

田中宇の国際ニュース解説


まぁ、何にしろ世界は少し変わり始めているのだろうと思う。

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2009年12月11日

民宿吉田荘

先週。

1週間で、
村上大樹
矢野ミチル
宗田佑介
ポスポス大谷
uz
ミヤモ
qurage
グーミ
キスミワコ

延べ11人が泊まりにくるという、正に民宿状態。

展覧会もイベントも終わり、少しばかりの休息。
と、思いきや、明日次の展覧会の搬入。日曜から2009年ラストの展覧会です。

その後は、再度関東へ。(予定)

で、早くも来年の告知を。
ライブイベントやります。2回目の森林整備に行きます。

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gallery 月夜と少年 performance series vol.7

[月面の響き]
2009.01.16 (sat)
open/start 18:00/19:00
charge 2,000yen
guest トウヤマタケオ, セボンゐレボン

音楽家トウヤマタケオの沢山の素敵な曲を生み出してきたピアノ。
そして、一つの大きな役目を終えて、彼のアトリエのある3階から同じビルの1階へ。
そう。ギャラリーにピアノがやってきたのだ。
一台のピアノと向かい合い作曲された曲達を、その時と同じ音で聴けるなんて。
あぁ。何て贅沢だ。
真実の音は、僕を遥か彼方へと連れて行ってくれる。
あぁ。これは月面の響きに違いない。

トウヤマタケオ:
音楽家。1990年代末から音響・エレクトロニカのレーベルからCDをリリースするも、常にアコースティックな演奏にこだわって来た。2001年からトウヤマタケオ・トリオとしてピアノ、マリンバ、チェロという編成で活動を続ける一方、2004年に11人編成によるトウヤマタケオ楽団も結成。より色彩豊かで立体的な音空間を提供している。最近ではソロの活動も多い。現在までに5枚のCDとDVDを1枚リリース。2003年には2nd.アルバム『hello 88』がドイツKaraoke-Kalkレーベルよりリリースされる。ピアノ奏者やアレンジャーとしての活動も行っている。

セボンゐレボン:
「これは詩の朗読ではない、詩の道楽である。それもとびっきりのね。」 詩演家・イルボンの独白とパフォーマンスに、毎回多彩なゲスト音楽家が半即興的に音を重ねてゆく不定形活劇詩楽団。サルビアの如く舞い散る音楽と詩情。やさぐれたヤサ男の下世話と気品のポリリズム。

*イベントの収益の一部を大阪府千早赤阪村での森林再生事業に使わせて頂きます。

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第2回 東水分森林再生事業 -森に奏でる-
2009.01.17 (sun)

作業内容:間伐等
募集人数:10名(定員になり次第募集を締め切ります。)
参加費:無料
協力:大阪府, NPO里山倶楽部
問い合わせ:tsukiyo@mumble-mumble.com or 06.6441.6190
*詳細は応募して頂いた方に直接ご連絡さし上げます。
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2009年12月 6日

素直にうれしい。

先日、取材を受けた。

元エルマガジンの副編集長。今はフリーで編集をしている。

これまでも、時々ギャラリーに来てくれていたのだけど、取材を受けて何だか一気に沢山しゃべった。
どうやら、うちのスペースは何度も足を運んでもらって、段々と面白さが分かってくるような場所なんだな、と自分でも再認識。

大阪観光の本に載るらしい。お笑いと粉モンだけではない大阪。クリエイティブな事を発信する場所として。ま、メインはやっぱりgraf と truck furniture のようで。

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2009年11月23日

作家

チャンキーさんの展覧会2日目。

沢山のお客さんが来てくれる。さすがだなぁ。
ずっと続けているというのは、こういう事なんだなぁ。
チャンさんの絵を楽しみにしている人が沢山いる。

途中、永井宏さん、西田俊也さんが、同時にやってくる。
作家の集いみたいになっていて、出版業界の裏側の話を根掘り葉掘り聞く。
小説家は大変だよとか。いろいろ聞く。それでも作家、文筆家、小説家、憧れる。
チャンさん含め3人の話している事が面白過ぎる。
世間的には良い歳したおっちゃんが3人集まって、本当に屈託なく笑ってしゃべっている姿が、何だかとても素晴しい姿に見えた。良いなぁ。
こんな歳のとり方をしていきたい。

身近な所に、少し先を歩く人達がいる事に勇気をもらう。
今度、西田さんの小説を読んでみようと思う。

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2009年11月12日

螺旋

何か事件が起こると、凄い数の視線が集まるものだと、テレビを見ていてしばし呆然。と同時にうんざり。昔からこんなだっけ?いや、昔から何か事件があってニュースで流れると、現場で携帯電話片手にうれしそうにピースサインを送る、野次馬がいるにはいたけども。今回びっくりしたのは、報道陣の数とフラッシュの凄まじさもなのだけれど、それ以上に野次馬がみんな携帯電話やデジカメで写真を撮っていた事。一体そんな写真を撮ってどうしようと言うのか。テレビを付けると、一斉にどの局も同じ事を永遠放送している。あげく、容疑者の両親までもひっぱりだして会見をさせている。こんなものを報道と呼べるだろうか。視聴率を取れれば何をしても良いのだろうか。これは、公開処刑ではないかと思った。人間のこういう野次馬根性みたいなのは、一体どこから生まれるのだ。うんざりする。などと言いながらも、僕もその様子を見ていたわけで。同じ罪だ。

現代の社会において法律から外れたという事が認められるとそれは、犯罪という言葉が与えられる。

例えば、たまにニュースで聴く様な話だけど、年老いた夫婦のうちどちらかが病気になり、その苦しむ相手を想い、命を絶つ事を要求する。手をかけたものは、殺人容疑で逮捕されるのだ。極端な例ではあると思うけれど、法律では人を殺したもの、手を貸したものだけが罪人となる。でも結局のところ、愛するものを殺さなければならない様な状況を生み出している、社会を作っているのは、まぎれもない僕達自身だ。何一つ言い逃れる事など出来ない。罪は僕自身の内にも確実に存在している。

インド洋で、自衛隊の給油艦に燃料を補給された爆撃機が、アフガニスタンの遥か上空から爆弾をバラまき、多くの市民の命を奪っている。僕は間違い無く、殺人に手を貸している。

人間の誰しもが抱える多くの罪や痛みや苦しみが、目に見える形の事件となって表象されたのが、自分の生きる環境から少し離れた位置だからといって、自分は無実だと、そして誰かを断罪する事など出来るのだろうか。

そして、今僕がこうして考えている事を、例えば、僕の愛する人が無理矢理に命を奪われたとして、同じ事をいえるだろうか。

分からない。

ぐるぐると、そんな事を考えていると気分が悪くなった休みの昨日。

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2009年11月11日

知の巨人

久しぶりに雨。
深夜の雨は気持ちが良い。
雨とストリングスの相性は素晴らしいと言っていたのは誰だったか。
バルトークのバイオリンのデュオを聴く。
弦を擦る弓の一本一本までもが、雨の軌跡になる様。

そう言えば、と思う。
少しばかり前に、ニュースでレヴィ=ストロースが亡くなった、と報じられていた。
享年100歳。
そのニュースから遡る事数日。
中沢新一氏の対談を聴きに行った後、「レヴィ=ストロースの庭」という本を買っていた。
港千尋氏による写真とエッセイ。
庭に佇むレヴィ=ストロースを包む光がとても美しい。
その本は今我が家のトイレに置かれている。

ふと雨に誘われて、悲しき熱帯を取り出して、パラパラと読み返す。
...もしも魚が、感覚の享楽に耽る通さながら、匂いに明るい匂いと暗い匂いを識別し、蜜蜂が光の強度を目方で分類するとしたら ー蜜蜂にとって、闇は重く、光は軽いのだから ー、画家や詩人や音楽家の作品も野蛮人の神話やもろもろの象徴も、知覚のより高級な一形式とはいえないまでも、少なくとも最も根源的な形式として、われわれに映ることになるに違いない。...

どこか、自分自身の意識が溶け出して、誰か人の意識と、もっと大袈裟に言ってしまえば、宇宙と交じり合う時、時間も距離も遥かなる無に近い極少の点のように帰するように感じる。

まぁ、錯覚なのだろうが。

100年前の地球を想像してみる。
1909年、レヴィ=ストロース生誕。

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2009年11月 7日

川瀬大樹 → さよならキャメルハウス

川瀬君の搬入、無事終わりました。
思ってたよりも、すごい良い!!
一大絵巻って感じになりました。

是非お越しを。


ウェブショップで、water water camel のニューアルバム「さよならキャメルハウス」の注文を受付開始しました。

よろしくです。
明日中に注文をくれれば発売日の11日に届くかと思います。

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2009年11月 6日

come on again.

ちっす。ただいまっす。

神奈川→東京→山梨
3泊4日で1000kmオーバーな旅から帰ってきました。

明後日から川瀬大樹の個展が始まります。関西を中心に精力的に活動している画家の作品展です。アクリル画で描かれるユニークな動物達。明日は搬入。楽しみです。

月末22日からはチャンキー松本氏の展覧会です。20代前半から30代半ばくらいまでの作家を紹介する事が多いのですが、先日終了した鈴木さんの展覧会に続いて、芸術の秋って事で濃い40代のアーティストの紹介です。素晴しい展覧会になる事間違いなしです。11月23日は、チャンさんと整体師のmooさんとのトークセッションもあります。朝11時から二人のカラダの話を聞いた後に、美味しいお弁当(チャンさんの作ったシャムア米も入ってるよ) を食べましょう。何をするにしても体が資本っす。限定20名なんで、早めの予約をお願いします。

んでもって、11月30日からは、映像作家村上大樹と画家矢野ミチルによる二人展「二つの心臓」が始まります。関東への出張でこの二人に久しぶりに会って来たんだけど、いやぁ。とんでもねぇっす。作品の一部を見させてもらったんですが、身震いがしました。Flou Galleryの時から仲良くさせてもらってる皆は、本当にとんでもない人達なんだと改めて実感。二人展というものの概念をぶち壊してくれる展覧会になると思います。11月30日と12月5日には映像上映会を含むイベント!!近々チケットの前売りを始めます。

あ、忘れてた!!11月11日に、water water camelの3rd album 「さよならキャメルハウス」が発売されます。ギャラリーでも、店頭、ウェブショップ共に11日から発売します。キャメルのメンバーにインタビューしてきたんで、それもウェブショップに近々アップ!!

ってな感じで、それぞれの詳細はまた後で。

うっす。

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2009年11月 2日

渋谷慶一郎→東京→山梨

一昨日、無事鈴木啓文の展覧会が終わりました。
20代前半から30代半ばくらいまでの作家の方が多いこのギャラリー。
積み重ねる事の重みを感じました。感謝。

昨日。髪のを切りにいつものレッドペッパーへ。ここのボス西村さんと出会って僕のアタマはどんどんおかしな事に。どんな髪型にされてもちょっとやそっとでは驚かなくなりました。今回は、「70年代ミーツテクノ」だとか。いやいや。今時テクノカットって。ま、でも意外と普通。テクノカットのお猿さんみたいになりました。

その後、京都へ渋谷慶一郎のライブを見に。何というか不思議な感覚になりました。前半は、お客さんも渋谷さんも少しばかり戸惑い気味にスタート。このツアーを始めるにあたって、大分自分の演奏に対する感情をコントロールするという事に意識を置いてリハーサルを取り組んできたのではないだろうか。彼の置かれた状況を察するに、アルバム「for maria」をコンサートで演奏するなんてのは、ものすごく第3者的な立場に置き換えないとやってられないのではないか。それでも、後半に行くに従って、どうしてもコントロールするという事が崩れかけていっている様に感じた。でもその後半の方が僕は良いなと思った。特にアンコールでやったバッハのメヌエットはとても素晴しかった。

時間が伸びたり縮んだり。その時間の隙間に音の粒子が入り込んで積み重なって行くイメージ。何だろ。上手く説明できないけどそんな事感じました。

で、今日は写真を撮影しにギャラリーへ。
撮り終わったと思って、フィルムを巻こうとしたら。
カチャ。。。
あら。もう巻き終わり??
フィルムが、上手くかんでなかった様子。
せっかく写したと思ったのに。全然撮れていなく。
年に何度かあるんだよねー。ショック。金曜に再度やりますか。


明日から6日まで出張です。東京と山梨へ行ってきます。ギャラリーには居ませんのでご注意を。6日の昼過ぎに戻って来ます。

で、8日から川瀬大樹の個展が始まります。

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2009年10月29日

お尋ね。

一昨日のことですが。


どなたかdocomo のケータイ(黒)を間違って持って帰ってしまった方おられませんか?

お心当たりの方、下記までご連絡を。

06.6441.6190 or tsukiyo@mumble-mumble.com

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重力と恩寵

昨日。休みの日。
寝過ぎた。午前中に予定していた事は全て飛んでいきました。

昼ご飯を食べてから、京都は同志社大学へ。
定期購読をしているDAYS JAPANの編集長を務めておられる、広河隆一氏が講演に来られる。

少しばかり、イスラエルの話があった後に「パレスチナ1948・NAKBA」の上映。とプログラムにあったはずなのに、実は映画の方ではなく、アーカイブ版というDVD30巻40時間に及ぶバージョンの序章の公開。観たかったモノとは違ったけど、イスラエルの状況を知る一つの入口として、とても貴重なそして素晴しい作品であった事には違いない。

映像を観た後に地階で開催されていた写真展を観に。

「パレスチナ1948・NAKBA」を上映するという事で、てっきりイスラエル周辺の写真を集めたものかと思っていたが、DAYS JAPAN に掲載されたモノを中心に幅広くチョイスされていた。

何より残念だったのが、展示会場の様子。会議室の様な空間にパーテーションを並べ、そこにピンで貼付けてとにかく並べましたと言った感じの展示。壁面はボロボロ。ライトもてんでバラバラにあてられている。あまりに酷い。会場にいる学生スタッフも数人でベラベラしゃべっているというありさま。写真が素晴しいだけに残念でならない。というか何だか悲しくなった。

僕のような人間では、想像する事すら難しい、今の日本とはかけ離れた状況の世界の様々な地域に足を運び、鋼の様な意志とどこまでも澄んだ眼差しで写された写真。そういうモノに対する敬意も、それをしっかりと伝えるという意志も感じられない。この写真展を企画した大学側の人間にも、設営に関わったスタッフにも、問いただしたい。しっかりと広河氏の写真を観たのかと。写真展を開くにあたって、より多くの人に彼の見た世界を伝えるという事の為に、手を抜く事はなかったかと。

一気に疲れて、対談を聴けずに帰宅。適当に入ったそば屋がなかなか美味しかった。

帰って、シモーヌ・ヴェイユの重力と恩寵を読みながらさらに打ちのめされる。「われ」を消す事の難しさ。人間の罪深さにしばし呆然。「どうか、わたしは消えていけますように。今わたしに見られているものが、もはやわたしにみられるものではなくなることによって、完全に美しくなれますように。」倒れそうになる。

僕は僕の今やらなければならない事を。

鈴木さんの展覧会「中央線」は明後日まで。ぱっと見てガツンとやられるというインパクトはないけど、一つ一つの絵に描かれた線をじっと見ていると、じわじわと景色が自分自身の体の奥へ奥へと染み入ってくる感覚。素晴しいと思う。鉛筆1本で、20数年ただただ線を描き続けてきた事に敬服。

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2009年10月25日

いま日本に必要なこと/中沢新一 X 内田樹 2

日本語のゆらぎを使いながら、バランスをとり思想の高度をかせいでいく。
外来のものを、良否に関わらず一度体内に取り込み、それから反芻し咀嚼して形成していく。その繰り返しによって独自のものを持つ。

日本人は常にきょろきょろしているなぁ、という印象。
それで良いんじゃないの。という話。

そこから、アメリカ先住民と日本人の思想が非常に似ている。という話。
オイディプスの神話の話とかも出てきたんだけど、どういう経緯だったかしら。
オイディプスってギリシアの神話よね。あれ?
そもそも、オイディプスという名の意味はフラフラ歩くとか言う意味らしい。

日本人というのは、言語からしてフラフラしていて、それは思考をもフラフラとしたものにしていて、それは結局は上手く歩けないという事に繋がる(これはオイディプスにもつながっていて。)。結局の所、日本人は未開人、言いようは悪いかもしれないが、野蛮人なのだと。そして、そういう新石器時代の思想が生きる場所に高度な近代文明を発達させた、類い稀なる例だと。

そこから、神事として発展した能の話へ。能が生まれたと考えられる、奈良県最北部の三輪山の話。この三輪山の裏手には縄文時代に遡って、多くの死者が葬られている場所らしい。その他界への通路としての能楽。

バレエや演劇、オペラ、様々な舞台芸術があるが、それらの西洋に生まれた舞台芸術との決定的な差は目線だと。自然界と目線が圧倒的に近い。バレエは地から逃れる様にジャンプを繰り返す、オペラは他からの力を恐れ声を上げ歌う。単純に見ると、体の動きとしてはグルグルと舞台を廻っているだけなのだけれど、実際に能を演じている内田氏曰く、こんなにも難しい歩き方をするものはないと。かかとに体重をかけ、つま先を上げるようにして、中腰の体制で歩く。これは否が応でもふらついてしまう。だけれど、それで良いのだという。ふらふらして個の単体では上手く歩けない。自分の周りにある様々の事物に蜘蛛の糸を繋いで行くようにして、体の動きを保ち歩いて行く。外からの影響なくしては動く事は出来ない。

途中、興味深い話。内田氏が能を学んでいる方から聴いた話。能は一度演じる事が始まってしまうと、いかなる事が起きても途中で止めてはならない。能をやる人というのは、結構歳の人が多いようで、とても重い衣装を着てやっている為に、途中で倒れてしまう人が時々いるらしい。例えそういう事が起こっても、代わりの人が出て来て、倒れた人を袖までずるずると引っ張っていき、続きを何も無かったかのように演じるらしい。舞台で主演の人が死んでも公演を続けるというのは、他の舞台芸術では考えられない事だと思う。個人の個性ではなく、もっともっと長い時間軸でみた、繋がりの中での個性みたいな話とか。

というような事からして、様々な所に穴を空けておいた方が良いよという事。外部からの影響を沢山取り入れる。コントロールしない。そうやって日本人は古代から生きていた。

で、結びは努力と報酬の間に釣り合うような相関関係があっては、人間的な本来の力は取り戻せないと。何かを他者(人だけでなく)から与えられたら、それ以上のモノもってしてお返しをする。そうすると、再度自分の所に還ってくる。仕事=給料という体系は、これだけでは人にとって健康的なサイクルは生まれない。


というような、飛び飛びのようで繋がっているような話を2時間。いやあ。面白かった。聴きながら乱雑にとったメモを振り返って書いているので、結構僕自身の解釈や抜け落ちてる部分が多数だと思う。この対談は4回連続で行われるみたいで、来年には角川書店から対談をまとめた本が出版されるみたい。

何となく、自分の進もうとしている道が、そんなに間違ってはいないんだ、という勇気をもらいました。頑張れ俺。

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2009年10月24日

いま日本に必要なこと/中沢新一 X 内田樹

展覧会の谷間で休み。妻は体調が優れずベッド。
付き合ってた頃ってそんなにお腹弱かったっけ?


午前中は水泳。700M泳いでばてる。
昼食後急いでギャラリーへ。作品の写真撮影を数点。
サクサクと撮影を終え、今度は西宮の神戸女学院大学へ。
文化祭中で、「いま日本に必要なこと/中沢新一 X 内田樹」というトークショウを聴きに。

以下、メモ。

神戸女学院大学の立地について。
最寄り駅の門戸厄神駅から歩いて住宅地抜ける。
少し北へ向かって、校門まで辿り着くと、突如として丘が現れる。
この丘は正門から東西を壁のようにして広がっていて、風水的に見るととても良い立地なのだそう。
正門を朱雀に校舎側を玄武、鬼門は岡田神社、裏鬼門は門戸厄神に押さえられているという。

ここで、中沢氏。
かつて、縄文時代の日本というのは、今より気温が高く海もずっと高い位置にまで来ていた。現在の丘や小高い山なんかは、かつてほとんどが海に面し、先端は岬の様になっていて、そういう、突端という場所は、生と死の境界として神を祀る場所になったという。そして、そこには後々神社が建てられて行く。そのように神社の立っている周辺は、開発もあまりされず、木々等の自然がそのまま残っている事が多い。この神戸女学院大学も正にそういう典型のような場所。

というような土地の話が入口に。

そして、こういう対談は話がどんどんと横にずれて行く時が面白いよね。と。
これは、正しくいわゆるおばさんのしゃべり方だと。
今必要なのは、こういう「男でおばさん」的な人ではないか。
この二人でしゃべっていると、どんどん横にずれていきながらしゃべれて、とても相性が良いらしい。
前回この二人の組み合わせで対談をやった時に佐野史郎氏に、目をつぶって聴いていたら一人のおばさんがしゃべっているみたいだったとの感想をもらったとか。

そこから、少し日本語が話題に。日本人の特性はまず、日本語がけいせいしている。
地理的に見ても日本は辺境だけど、言語的にも辺境で、とても特異な構成になっている。
外来語であるはずの漢字が、土着語であったはずの仮名文字より優位に存在する。
これは、日本の特質を非常によく現している。
だから、日本語で哲学の話を書く場合でも、哲学の言葉だけで書いていても、日本の中ですら広がっていかない。
日本語であるはずの言葉で書かれたものを、平易にさらに訳さなければ多くの人に伝わらない。英語ではそんな事はあり得ない。哲学であろうと何であろうと、英語で書かれたものの、その文章を平易な英語に直すなんて事にはなり得ない。

というように、日本語だけをとってみても、日本という国は非常にハイブリッドに構成されている。

さらに、橋(はし)の話に。
日本では、橋も端も箸も、はしと発音する。意味をたどると、漢字だとそれぞれ全く違う形をとっているが、意味合い的にどれも似通っていて、いわゆるedge (エッジ)を現しているのだろう。
ヨーロッパ的には、都市と都市とを繋ぐ橋(bridge)も、日本的には、橋=端だったのだ。
ヨーロッパ的な絵画なんかを見ると、画面の中央に橋が描かれていても、手前にある街も、橋の奥にある街も割とどちらもはっきりと描かれている。
ところが、日本の絵だと、橋が描かれるとその先は何となくボンヤリと霞んで描かれていて、はっきりと描かれていない。自と他を分ける線が曖昧になっている。(この辺りの事は先の岬の話にも通じていて。)
ヨーロッパ的な典型でいうとそんな事はあり得ないらしい。

これは、日本の哲学と西洋の哲学の違いでもある。
結局、言語という部分だけとってもこれだけ違うのだから、西洋のやり方を真似してやっても上手く行くわけがない。
日本という国は、岬で形成された文化を持っていて、今こそ再度、岬に立って世界を眺めるべきではないか。

なげー。まだ半分くらいしか整理できてない。

続く

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2009年10月22日

更新情報。

next 20's project のページを更新しています。
レビューを少々。

展覧会のレビューを書くのがなかなか難しい。
その時読んでいる本に影響を受けたりとか。

でも、展覧会のその時には見えていなかったものが、写真を撮影して、レビューを書いていると見えてくる事がある。

あぁ、そういう事だったのか。と。


とにかく、僕は記録する事。そして、作り手の気持ちにできるだけ寄り添う事。

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2009年10月21日

寄付の報告

recipt_unicef_4.jpg

先月のパフォーマンスシリーズでの売上のうち一部をユニセフに寄付させて頂きました。アフリカの子供たちの為に使われる予定です。

この1年で、6回のパフォーマンスシリーズのうち5回分の売上の一部を寄付させて頂きました。恐らく、2009年のパフォーマンスシリーズはこれで終了だとおもいますので、一応報告として。

1回目  2100円
2回目 15200円
3回目  3400円
4回目  2400円
5回目  5000円
合計  28100円

多くの方のご協力に感謝いたします。ギャラリーでの活動が、遠くアフリカの地に繋がっている事を想像すると、少しばかり心が穏やかになるように思います。

また、来年も継続して何かしら、直接自分の生活の事とは離れた場所で、お金を使う事が出来ればと思っています。

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2009年10月19日

音楽のある一日。

ジーンズメーカーのBIG JOHNが70周年を迎えるようで。
それに伴って、ウェブサイトが特別仕様になるみたいで、そこのPV用に音楽を付けるお仕事。と言いつつ、実際の制作はwater water camel のギターの玄さんが。早く、的確なお仕事で、今日にも完成予定。明日納品。

来月の展覧会の打ち合わせ。「みちくさ」。さすがチャンキーさんは良い絵を描きはる。
ノスタルジーですか。
「構成とか、編集はまかせるわ〜。」「あ、フライヤーもまかせるわ〜。」と。
それなりに、プレッシャー。でも、ま、元が素晴しいので、どうとでもなるというか。

渋谷慶一郎の新作「for maria」を購入。電子音響の最先端みたいなところをひた走っていた彼がピアノソロでアルバムをリリースしていた。
数年前に結構好きで良く聞いていたのだけど、久しぶりにどうしてるんだろうと思って、ホームページを見たら、去年の夏に奥さんを亡くされていた。今回のアルバムはその後に作られた曲ばかりを収録しているよう。
淡々と流れる美しいピアノの音に胸が詰まる。11月1日に京都へコンサートを聴きに行く予定。

いくつか、やらなければならない事を残しつつも、どうもギアがあがらない。

投稿者 koh : 17:58 | コメント (0) | トラックバック

2009年10月17日

呼称について。

展覧会を開催中、僕は奥の部屋の事務スペースにじっとしている。
お客さんが入ってきて、「この絵を描いてらっしゃる方?」とか聞かれる。
「いえ。僕はこのギャラリーを運営していまして、、、」とか
「いえ。ここのスタッフです、、、」
とか、答える。

僕は何者なんだ、、、

ギャラリーオーナー、キュレーター、ディレクター、イベントオーガナイザー、プロデューサー、、、

どれもピンと来ない。

いつの日か
「わたしは、○○です。」と端的に言える時が来るのだろうか。


芸術家、音楽家、文筆家、思想家、映像作家、憧れるな。

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william kentridge → 高木正勝

この前の水曜、ギャラリーが休みの日。
午前中早めに起きて、ご飯を食べてから1時間程水泳に。3週間ぶりだと、やはり泳ぐペースが落ちている。何事も継続する事が大切なようで。本当は週に2回くらいは行きたい。

お昼ご飯はサンドイッチとキッシュを食べて京都へ。友人が出展しているグループ展を見に京都市立美術館へ。初めて彼の作品を観た。ロマンチックな光を写す人だな。澄んだ感じ。ちゃんと個展を見てみたい。

その後、近くの近代美術館でやっていたWilliam Kentridgeの展覧会を見る。南アフリカのヨハネスブルグ生まれの作家。主な作品は木炭やパステルを使って制作されたドローイングアニメーション。それに実写を組み合わせたものとか。展覧会では他にもスケッチや版画等。南アフリカの歴史や社会状況が色濃く描かれている。アパルトヘイトによる痛み、西欧中心主義への批判を感じる作品が多い。

とか、そんな事を抜きにして、いや抜きにする事等出来ないくらい、ごく自然に溢れ出ているのだけど、本当に素晴しい作品ばかり。物事をしっかりと見つめる視線、感じたものを偽りなく1コマ1コマ作品に落とし込む姿勢。物凄くストイックに日々制作していなければ作れないような作品ばかりだし、取り組んでいるテーマがテーマで、さらには、使われている色はほとんどが木炭の黒でという、作品が暗く閉塞的になってしかるべき、とか思うのだけど、全くそんな事はなく何故かポジティブな、人間が本来持ち得る生の力強さ、美しさを感じる作品ばかり。恐らくそれが成せるのも彼が持つ、溢れんばかりのユーモア!!のおかげだろう。漏れるは感嘆の溜息。危うく涙をこぼしかけた。素晴しい展覧会だった。この1年見た展覧会の中では間違い無くベスト。

その後、京都みなみ会館へ、高木正勝のコンサート「Tai Rei Tei Rio」を追った、ドキュメンタリー映画の「或る音楽」を観に。映画としてはいろいろと言いたくなる部分はあるのだけど、音楽の生まれる瞬間をかすめるくらいには、とらえられているんじゃないだろうか。この映画の公開に先だって発売されたCD+神話集、それからこの映画。CDだけ聴いても、何となくボンヤリとした感覚しかつかめなかったが、この映画を観てはっきりと伝わってきた気がする。やられた。同世代を生きる一人のアーティストに、少しばかりの嫉妬。

ここの所、次から次へとやってくる、イベントに展覧会で僕自身が何だか少しカスカスになっていってる気がしていた。いつの頃からか自分自身に問うようになった、芸術とは、音楽とは、この混沌の世界と時代に有効なのか、という問いがここのところ僕の中で膨れ上がっていて、何だか身動きがとれないような気持ちになっていた。この日見た、展覧会と映画に少しばかりの、でも、確かな勇気とエネルギーをもらった。感謝。僕も頑張ります。

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2009年10月11日

日々是停滞

ここのところ、どうもブログの更新がおろそかに。

気になることや、考えることはいろいろあるのだけど。


相変わらずの集客力の無さ。アーティスト頼りになっている。
ギャラリーの集客力を上げるにはどうしたら良いかな、とか。
僕が思う以上に、音楽といわゆるファイン・アートと呼ばれる種類のモノの間には壁があるらしい。

オバマ大統領がノーベル平和賞ってどういう事だ。
今もアフガニスタンでは、アメリカの空爆等による侵略で、幾人もの罪のない人々が亡くなっている。
かつて原爆を投下し30万人にも及ぶ人々を殺戮し、未だ謝罪もせず、12000発もの核兵器を保有する国の大統領が、いつの日か核を廃絶しようと発言しただけで、ノーベル賞をもらえるのか。
しかし、広島の市長や長崎の市長を始め、多くの人がオバマ大統領のノーベル賞受賞に好意的な様子。
アフガニスタンの市民、イラクの市民はこのニュースをどう思うのだろうか。
えらく偏った視点のみが取り上げられている気がしてならない。茶番だ。

いろいろと音楽を聴くも、なかなか耳に届かない。
いろいろと本を読むのだけど、なかなか頭に入ってこない。

これは、停滞しているのかしら。


人間とは本当に欲深い生き物だ。
お金、名声、、、
下らないと思いつつ、今よりもう少しは欲しいな、と思ってみたり。

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2009年9月20日

月に鳥屋 - tsuki ni toya -

本日から、グループ展「月に鳥屋 - tsuki ni toya -」が始まっています。
月をテーマにした夜だけの展覧会です。期間中16時から22時で営業していますので、ご注意下さい。

あ。


そう言えば29歳になりました。


ここのところ、
いや違うな。

ずっと、自分が何をすべきなのか、もんもんと考える。
何が出来るのかと、もんもんと考える。


そう言えば、僕は、平気でポロっと「これ、何を描いてるんですか?」とかって、つい作家さんに聞いたりしちゃってるなぁ。
何を描いているのか。何を描きたいのか。
そんなに簡単に答えられる事ではない。
きっと一生自分を見つめ、自分自身に問いかけながら描いて行くのだろう。


つい最近の印象的な出来事。
ある作家さんから、どの様にして作品を作っているのかという事をいろいろ聞いていた。
彼女にとってモノを作るという作業は、大切な人への心に近付こうとする作業なのだ。
時を遡り、そして明日を想い、少しずつ作り上げて行く。
展覧会をした際には、そういう想いを他の人と共有出来る様な空間を作りたいと考えているようだ。

そんな事を、彼女は涙を流しながら、一生懸命に伝えてくれた。

モノを作り生きている人の、出来るだけ側に寄り添って世界を見つめたいと思う。

皆、面白いモノを作るなー。
素敵な世界を見せてくれて、いつも感謝しています。

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最近買った本

ハノイで考えたこと / スーザン・ソンタグ
ラディカルな意志のスタイル / スーザン・ソンタグ
書くこと、ロラン・バルトについて―エッセイ集 1 / スーザン・ソンタグ
サイード自身が語るサイード / エドワード・W. サイード
ミクロコスモス1 / 中沢新一
アトラス―迷宮のボルヘス / ホルヘ・ルイス ボルヘス


ボルヘスが、面白かった。アルゼンチンの盲目の作家ボルヘスによる世界旅行記。妻の撮影した写真も美しい。ソンタグの批評は基本的に難解だな。というか、これは日本語訳に問題があるのではないか。どうなんだろう。原文で読んでみたい。ベトナム戦争時にハノイを訪れて書かれたハノイで考えた事。その後、90年代に戦時下のサラエボに訪れた際に書いた「サラエヴォでゴドーを待ちながら」とを読み比べると、彼女の思考の広がり方に驚く。

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同時進行

個展→グループ展→森林再生事業→BIG JHON 70周年 PV→ライブイベント→個展→個展

大体一つの企画毎にフライヤー作って、フライヤー配布して、ウェブとかメルマガで情報配信して、プレビューやって、写真とって、レビューを書いて締める。という流れ。が、こんだけ続くとだんだん抜け落ちてくる。

気を引き締めなければなりません。


今日から、グループ展「月に鳥屋 -tsuki ni toya-」が始まっています。月をテーマにした、夜だけの展覧会。

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2009年8月27日

ata-futa

88670036.jpg

あー。えー。
夏が。
過ぎようとしています。

三重に行ってきました。

春に行った、展覧会「冬の木」のカタログを作ってました。
手作りでなければ出来ない様な素晴しいカタログになったと思います。
近日ネットショップでも発売開始。

展覧会「樹海」のレビューを書きました。
樹海 / 榊和也 (2009.08.01 - 2009.08.08)

皆頑張っているようで、個展等ちょこちょこと。
スケジュールをアップしています。
next 20's project

今月に入って、水泳に通っています。
目指せ体脂肪10%以下。

今日、衆議院選挙の期日前投票に行ってきました。
各党のマニフェスト等をウェブサイトでチェック。読み比べるものの、知りたい事が微妙に書かれていなかったり。外交政策と文化政策が目下気になるところなのだけど、文化政策にいたっては、マニフェストに載せてるのは、共産党と公明党のみ。もっと、政治に関して、広くいろんな人の話を聞けるイベントとかないものか。

DAYS JAPAN よりバックナンバー60冊超が届く。DAYS JAPANの皆さんありがとうございます。世界と人の多様性を見せてくれる数少ないジャーナリズムの雑誌。しばらく、じゅんぐり入れ替えながら、バックナンバーを公開しています。

そんな夏でした。

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2009年8月 4日

共同購入者募集

Flou Gallery の時からお世話になっている百合珈琲さん。月夜と少年ではカフェ営業が出来なくなったので、ゆっくりとしていくお客さんがいれば、たまに出す程度になってしまったのですが、それでもここの珈琲を知ってしまうと、他の所で豆を買う気にはなれません。本当に美味しく、そして、珈琲が大好きなんだろうなという事が伝わって来るお店です。

ただ、ここ最近、安く、大量に売るコーヒーチェーンの影響を受け良い品質の豆を手に入れる事が難しくなっているようです。そしてその影響を受け、豆が少しばかり値上がりしました。かといって他で買う気にもなれないですし、でも、少しは安く買いたいと思い、今まで400〜500g程度を月に1回注文していたのですが、1kg買えば今までとあまり変わらない値段で買えるという事で、まとめて1kg注文する事にしました。

僕はとても珈琲が好きなのですが、それでも、1kgを1ヶ月ではとても消費できません。そこで、共同購入をしてくれる人を募っています。

・1回目 100g 320円 (2回目以降袋を持ってきてくれたら300円)
・ギャラリーに取りにきてくれる人
・1口100gで4口(400g)募集。
・募集期限8月11日迄

以上の条件で興味のある人、下のメルアド迄連絡を下さい。
tsukiyo@mumble-mumble.com

よろしくお願いします。美味しい珈琲を飲みましょう。

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2009年7月27日

おしらせ。

オンラインショップのページを少しばかり更新しています。
http://mumble-mumble.com/shop_tsukiyo/

2月のイベント「最期の飛行船」で、演奏してもらった、mizuki のアルバムを入荷しました。また10月にもイベントに参加してもらう予定です。
チーズとクラッカー

6月のイベント「夜の舟」でライブペインティングをしてくれた、矢野ミチルのポストカードセットも販売開始です。12星座をモチーフに描かれたポストカードです。12枚で1000円ってお得。
post card set

注文をお待ちしております。

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2009年7月24日

日々。

腰痛、足指痛打、アレルギー、と何かの祟りではあるまいか。
と、、、
これは妻の事ですが。

2年ちょっと使った携帯電話が壊れる。
iPhoneに。
ラブアイフォン。
一番よく使っている機能はポッドキャスト。
前に使っていたiPodでは全然使わなかったのに。
ギャラリーを終えて帰る前に1日のCNN radioをダウンロードして、帰りと翌朝の電車で聴く。
英語を使う機会がめっきり減って、単語は抜けていくばかり。
何とか、歯止めを。
ギャラリーで英会話の教室でも開くか。

突如、物語を書き始める。
左半身が肥大化していく男の話。


こんな毎日。

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2009年7月16日

DAYS JAPAN 8月号

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DAYS JAPAN の8月号が届きました。
チェルノブイリの現状が特集されています。
表紙の少女の写真に心を打たれます。
これから、じっくり読みたいと思います。

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寄付の報告

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先月行った、イベント「夜の舟」のチャージから、10%にあたる2400円をunicefに寄付させて頂きました。

観に来てくれたお客さん、出演してくれたアーティストの皆さん、ありがとうございました。

ちなみに来月のパフォーマンスシリーズでは、ユニセフへの寄付は一時お休みさせて頂きます。代わりに大阪府の千早赤阪村での森林再生のプロジェクトに、チャージから10%を使わせてもらう予定にしています。出演は、藤田陽介と宮嶋哉行を予定しています。

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2009年7月 8日

模様替え

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ハトハネ舎との共同デザインによる、新たな棚が入りました。
それに伴い、奥のワークスペースの模様替え。
オーディオの音が良くなりました。

さらに自宅の部屋みたいになりました。

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2009年6月29日

少年の庭 第二回

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草とか木とか、拾って来たモノとか。
去年のより面白いのではないか、と思う。

一部購入可。


雑貨屋をした方が、ギャラリーより儲かるんじゃないの。

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森林見学

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大阪府南部にある千早赤阪村の山林に行ってきました。ヨシダX2、チャンキー松本さん藤田陽介、やっくさん、大阪府の環境農林水産部の方2名、NPO里山倶楽部の方3名というメンバー。これから、森林再生を行う現地の様子を説明してもらう。


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山を外から眺めるだけでは分かりにくいけれど、少し中に入ると、異様な光景。間伐作業が行き届かず、密になり過ぎた木々の下の方まで光が届かない。下草は生えず、そのために降った雨を蓄えが効かず、土もスカスカと軽い。生き物の気配がしない。

もともとは雑木林だったところを、数十年前に一斉に伐採してしまいミカン畑にしたらしい。その後、輸入自由化の影響でミカン栽培が儲からなくなると、それを再度伐採してしまい、建材用に杉や檜を植林した。ところが、その後、安い輸入材の影響で林業の採算性が悪化し、さらに森林を整備していた人も歳をとり、ついには放置されてしまったのだ。


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画像の左手はこれから僕達がこれから再生に携わる森林。画像右手は他の所有者の森林。境界線がはっきりと見える程に様子が違う。まだまだ、もう少し整備をした方が良いらしいが、右の方の森林には下草も生え、広葉樹の木々も沢山生えていて、緑が多い。


何だか、とても寂しい森に見えた。木々は一度植えられると、枯れるまでどこにも動く事は出来ない。人間の勝手な都合で、植えられたり、切られたり、放っておかれたり。人間てのは、お金のためなら本当に無茶な事をするもんだ。この荒れ果てた森林も、数百年もすれば、人類が滅び、元の姿を取り戻すのだろう。でも、人が勝手な事をして荒らしてしまった場所のうち少しくらいは、自分の生きているうちに元の様子に近づけておきたい。山なんてそもそも、誰のモノでもなかったはずなのに。いつの間にか私利私欲の為に所有してしまったのだ。もう一度、多くの人達で関われる場所にしていきたい。

これから隔月で間伐作業をしようと思います。常時定員15名で、森林再生の作業に参加してくれる人を募集しています。興味のある人はご連絡下さい。
tsukiyo@mumble-mumble.com

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2009年6月25日

今日は、明日を想う。

 明日の事を考える。明後日の事を考える。一週間後の事を考える。1ヶ月後の事を考える。そうやって、1年後、5年後、10年後、20年後、50年後。友人達は元気に暮らしているだろうか。子供はいるだろうか。孫はいるだろうか。自分の住む町の事、旅で訪れた町の事、海の向こう友人の住む町の事。出来るだけ遠い地と時間の事を考えるという事は、現在の自分自身を深く見つめ直すという事ではないか。
 たった今、この時に世界ではどんな事が起こっているのだろうか。反テロの名目の元、手の届かぬ上空より無数の爆弾で爆撃され、殺戮されるイラクの市民。日本を含む他国によって不法に漁場を荒らされ、魚がとれなくなり海賊として身を立てる事になった、ソマリアの元漁師。テロを支援する悪の枢軸国と呼ばれ、経済制裁の為に飢餓で死に行く北朝鮮の子供達。森の利権を巡り多くの死者まで出し、富を外部から収奪された森に暮らすペルーの先住民。僕の、静かな日々の生活はそんな人々の上に成り立っている。
 今のような、石油や軍需から派生した産業によって支えられた、大量生産、大量消費の構造はそう遠くない未来に崩壊するだろう。いや、変えなければ、僕らの孫達の世代が幸せに暮らせる町なんて、世界中どこを探したって無くなってしまうだろう。
 僕にも何か出来る事はないのか。そんな事を考えながらも、ふと、我に返る。そう考える事自体、偽善ではないだろうか。僕は、何かを語り、何かをする程に、事の事態を知っているのだろうか。世界の遠い地の事を自分の目で見たわけではない。只、本で読み写真を見たに過ぎない。僕に何かを語る資格はあるのだろうか。それでも、考える事だけは出来る。僕に出来る事は、、、

少しずつでも何かをしながら、動きながら、学びながら、明日の事を考える事にした。
僕の出来る事は、、、
そう自問しながら今を生きたいと思う。


 結局のところ、僕に出来る事はあまり多くはないようだ。心から素晴しいと思った音楽やアートを、本当に素晴しいモノなんだと胸を張って伝えて行く事くらいしか、僕に出来る事はない。幸せな事に周りには、素晴しいモノを作っている人達が沢山いて、僕は音楽やアートの可能性を信じる事が出来る。この事を何か社会に還元していく事は出来ないだろうか?
 今年に入って、月に1回程度のペースでパフォーマンスシリーズという、ライブイベントをギャラリーで企画している。このイベントのチャージの10%をユニセフに寄付をする事にした。ユニセフは世界各地で、「子どもに優しい空間」というスペースを設置し運営を支援している。そこでは、命における様々な厳しい条件下でも、歌を歌ったりと絵を描いたりする事で、今日一日を少しでも輝ける一日にしようという取り組みが行われている。そうした活動を少しでも支える事が出来ればと思っている。
 ウチのギャラリーで企画するイベントでの集客なんて、たかがしれている。寄付の額も1回あたり数千円程度だ。その数千円をそのままギャラリーの収益にしたところで、ギャラリーの運営が楽になるなんて事はない。数千円を懐に入れたところで、結局は苦しい事に変わりはないのだ。それならば、寄付をした方が幸せの総量は増えるのではないか。その数千円が遠くの地では多くの子供達の明日への光となる。お客さんにとっても、出演するアーティストにとっても、ほんの少しだけれどイベントを通して、遠い地の子供達と関わる事が出来る。ほんの少しずつの想いを集める事で、幸せの総量はとても大きなモノになるのではないだろうか。これは皆にとって良い事づくめではないか。
今のところ(6月現在)4回のイベントを通じて、23100円をユニセフへ寄付させてもらっている。

ちなみに、23100円あると、、、
1170円でモザンビークの子供に文房具やかばんなど一人分の学用品一式。
5265円でジンバブエの子供10人分の学習教材。
15795円でルワンダで、教師ひとり5日間の研修。
22050円で早期幼児開発ケアキット。0~6歳の子どもの発達に合わせた、約50人分37種類の教材や遊び道具の提供。
等々。こんな事が出来るらしい。


 今年に入ってから特に、世界の動きが気になっていた。これは、きっとユニセフへの寄付等を始めた事が影響を与えているのではないかと思う。今の状況で、自分の目で実際に現地の様子を見る事は出来ないので、日本や欧米諸国から流される偏ったマスメディアの情報だけでなく、出来るだけ多くのソースから情報を得たい、様々な視点から現状を眺めたいと思っている。そこで、知ったのは、フォトジャーナリストの広河隆一氏が編集長を務めるDAYS JAPANという月刊誌だった。自分の知らなかった世界に衝撃を受ける。写真の持つ力を改めて知る事になった。
 現在ギャラリーでこの雑誌を定期購読している。このギャラリーを訪れる人達に、是非この雑誌を手に取ってもらいたい。世界の多様性と複雑性に触れて欲しいと思う。そこにはアートを通して感じる美しさと力強さに似た感情が浮かび上がる。


 そうして、少しずつ世界の事を学ぶうちに、もっと手の届く場所でも何か出来る事はないかと考えるようになった。前々から、坂本龍一氏が中心となって始めたmoretrees という団体の森林再生の活動が気になっていた。そうして調べてみると、大阪府下でも似た様な活動が行われている事を知った。
 少し説明すると、日本の総国土面積3800万haのうち森林面積は2500万haで約67%を占めている。ただその2500万haのうち、40%にあたる1000万haは人工林が占めている。これは、ほとんどが戦後に植えられた杉、檜、松などで、比較的成長が早く、建材等への利用を見込まれ植えられた針葉樹林だ。この人工林は成長していくに伴って間伐をしていく必要があるのだけれど、安い外国産材の影響で国内の林業は採算性が悪化し、さらに林業に携わる人達の高齢化も重なって、人工林が放置されているケースが増えている。こうして放置され荒廃した人工林を、間伐作業等をする事で広葉樹林化し、生物の多様性を確保し、またCO2の削減等の為に森林再生をしようと活動している。
 大阪府下にも約56600haの森林があり、これは府域の約1/3にあたる。このうち、規模は小さいけれど、奈良との県境にほど近い大阪府南部の千早赤阪村の森林約1haの再生のプロジェクトを大阪府とNPO里山倶楽部の支援の元始める事になった。今は荒れて光も届かず薄暗い森林だが、5年も活動を続けると見違える様な明るく生き物も多い森林になるという。普段、都会のビルの中でパソコンに向かう様な日々で、植物や他の生物と共生している事をなかなか実感出来ない。そして、僕は小さい頃から、海辺に暮らしていて、どちらかと言うと山より海の方が好きだった。山や土や木は僕にとって未知の世界だ。山林を通してどんな世界を感じるのだろう。5年後を想像して少し楽しくなる。

 間伐作業、間伐材の家具への利用、森林でのワークショップやライブなど、やりたい事が結構ある。これから楽しみだ。明後日、現地の下見に行く。

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2009年6月 9日

森林再生

数ヶ月前から少しずつ温めていた企画があるのですが、ようやくスタートする事が出来そうです。

去年の暮れぐらいから、ふつふつと、何というか危機感(?)というか痛みというか、不安というか。そういう様な落ち着かない気分が続いています。僕が20数年安定して生きて来る事のできた、社会の仕組みみたいなものが、崩れかかってきていると、肌身に感じるのです。

例えば、僕の日々はイスラエルによるパレスチナへの攻撃の上に成り立っているし、僕の読書はスリランカでの内戦の上に成り立っているし、僕の夕食はインドのゴミ山で暮らす少女の毎日の上に成り立っているし、僕の妻との平穏は死刑制度の上に成り立っているし、僕のいろんな思い出は商品のように単純化されたジャーナリズムの上に成り立っているし、本当に様々な痛みと矛盾をはらんだ複雑な世界との結びつきの上でしか、僕は生きていく事ができないのです。

そんな事ばかり考えていると、何か僕にも出来る事は無いかと思うようになりました。色々、考えてはみたのですが、結局のところ、素敵な音を素敵だと、美しい色を美しいと、僕の日常を取り囲む素晴しいモノたちの事を、胸をはって素晴しいモノなんだと、表明し伝える事くらいしか、出来る事は思いつきませんでした。そうする事で、この社会と何らかの繋がりをはっきりと、より自覚的に持つにはどうしたら良いのかと考えました。

その一つの試みとして、今年から、パフォーマンスシリーズと題して、音楽系のイベントの企画を通して、アフリカの子供達への寄付を行っています。unicef が世界各地で子供達の為の優しい空間というスペースを開設しているのですが、そこでは、命における様々な厳しい条件下でも、歌を歌ったりと絵を描いたりする事で、今日一日を少しでも輝ける一日にしようという取り組みが行われています。そうした活動を微力ですが、支えたいと考えています。

ただ、そういう活動をして、少しは遠い地の事も想像するようになりましたが、それでもアフリカはとても遠い地のように感じます。もう少し、身近な所で、実際に自分が身体を動かして関わる事の出来る事はないかと考えていました。そこで、一つ気になっていたのが、坂本龍一を中心としたmore trees というグループが行っている活動でした。

日本はとても山林が豊な国だと思います。しかし、山林や林業に関わる人達の高齢化や材木の値下がり等、様々な事が影響し、近年人の手の加えられなくなった、放置され荒れていく山が広大な面積で広がっています。そういう森林の再生事業のお手伝いをさせて頂こうと思っています。何もかも分からない事だらけですが、少しずつ勉強して、実際の間伐作業なんかも体験しながら、ひとまずは5年計画でNPO 里山倶楽部というところの指導の元で活動を始めようと思います。

その活動に先だって、6月27日に活動場所となる千早赤阪村の森林に下見に行く事になっています。こういう活動に興味がある人いませんか?一緒に森に行きましょう。

とりあえずは、大阪府の森林事業課の人達と、NPO 里山倶楽部の人達で下見に行きます。それに同行したいという方を数名募っています。森を。木を。参加して頂ける方、連絡を待っています。

tsukiyo@mumble-mumble.com

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2009年6月 5日

こんな感じで。

九州から帰阪。

風邪。鼻の奥、何という場所か。口の中で上顎の鼻の入口と言いますか。
まずそこが痛くなり、鼻水が出る。そして、痰が絡まりだして、喉が痛くなる。というのが、僕の風邪の症状の移り変わり。

数日振りのギャラリー。
何と空巣!!
i-pod と釣り銭。
現場検証、指紋採取、、、半日の作業でグッタリ。
色々な状況から考えて、うちの窓から入ったのではないかと。
出張前だったから、念入りに戸締まりをしたつもりであったけれど。。。
「施錠をし忘れていませんでしたか?」
「他に入る場所がないのですが、、、」
何となく、お前がちゃんと戸締まりをしてなかったのが良くない、という様な口調。
強い調子でこう言われては、だんだん自信がなくなってくる。
いや。しかし。
百歩譲って、僕が戸締まりをし忘れていたとしてもだ。
責められるべきは、泥棒を働いた人間であって、僕ではない。
不用心であったとしても、悪事を働いた者に罪があるのだ。

引っ越し。
20年近く過ごした場所を離れた。
海はもう見えない。
今見えるのは

ダンボールの山。
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6月が始まりました。

来週の月曜から、西絢香の展覧会「6月に海がふる」が始まります。
若手のホープです。
素晴しい作品を作ります。
是非お越し下さいませ。

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旅の記録(九州編)31日分加筆

5月29日

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今回の旅は、JRの西日本パスのおかげで、稀に見る移動の楽な旅。
朝7時前に出発。新幹線に乗って、九州へ。途中小倉で特急に乗り継ぎ別府へ。いつも、バスだとか鈍行列車での移動が多いので、新幹線がとても快適です。

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昼過ぎに別府に到着。別府は思っていたよりも都会。混浴温泉世界パス(1800円は高くないか?)をインフォメーションセンターでゲット。昼食は、別府名物だという団子汁と鶏天など。一旦荷物を置く為に、今日の宿である山田別荘に。昭和5年に建てられたという和モダンの雰囲気漂う、素敵なお宿。料金も比較的に安くてナイス。

さてさて、いよいよ本題の混浴温泉世界へ。別府の中心地、鉄輪エリアという温泉で有名なエリア、そして大阪からも船が到着している別府国際観光港エリアという3つのエリアに分かれて作品が展示されています。今日は、中心市街地に。マップを片手に街を歩きながら作品を観て回ります。個人的な好みで言うとラニ・マエストロさんという作家の作品が美しかったと思います。他には、本編ではないのだけど、関連プロジェクトとして行われていた、わくわく混浴アパートメント内の淺井裕介と淺井誓による植物遊びユニット「緑のはっぱ」、写真家の森岡由美子が気になりました。

何だか沢山歩き、沢山観たせいかキャパシティオーバーで疲れて、海へ。
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居酒屋で美味しいご飯をもりもり食べまして、宿の貸し切り露天風呂に入り、早めの就寝です。


5月30日

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(煙にまかれる妻)
朝風呂に入り、美味しい朝ご飯を頂きまして、本日は混浴温泉世界の鉄輪エリアへ。知らない土地でバスに乗るのは何だかドキドキ。別府駅より30分程で鉄輪に到着。凄いです。街のいたるところから湯煙(これを湯煙と言っていいのか)が。1時間ちょっとかけて、作品を観ながら街をぐるっとまわる。昼食は蒸し野菜とか、お魚とか、とても美味しい。大分はお米が美味しいなぁという印象。大分って米所ですか?

昼食後はまた中心市街地に戻って、映像の上映会へ。大阪でも交流のある、大和川レコードこと、阿佐田君が出品。で、観に行ったのだけど、偶然にも去年の秋に「こんぴらアート」で一緒だった眞鍋さんにも遭遇。いやいや、いろんな所で、いろんな人達は繋がっているモノ。社会とアートはどんなふうにして繋がっていくのかとか。かなり大雑把に言うとそう言う様な映像作品。全部観たわけじゃないけど、映像作品として阿佐田君のが、クォリティ高し。

街で竹細工屋を営んでいるおばちゃんと長話。各展覧会やイベント毎に説明が少な過ぎると。よく分からないと。日々のお店の事で忙しいし、それを割いてまで全部を観に行こうという気にはなかなかならないと。そんな話を。

今回観てまわって思ったのは、企画や試みはとても面白いし素晴しいと思うのだけど、肝心の作品があまり面白くなかったのです。これだけの規模でするのなら、もう一捻りあれば良いのにと思いました。中心となる作品は海外のアーティストばかりだし、何とか別府と関連づけようとしている作品もあったのだけど、そこに必然性や作品にかけたエネルギーが希薄である様に感ました。わくわく混浴アパートメントで感じた、若い日本のアーティスト達のエネルギーをもっと上手く、中心となる作品に組み込む事はできなかったのか。そして、やっぱりこういう街を巻き込むイベントをするのならば、街の人達が一番わくわくするようなモノであって欲しいと思います。これは、僕達のやっているUtsubo Art Rallyでも今後課題になっていくのだろうけど、アートに携わる人達の日常と、そうではない人達の日常には、まだまだ大きな隔たりがあるように思います。僕自身の想い描くような世界を、より多くの人に感じてもらう為に、その為の言葉は発し続けなくてはならないんだと、思いました。

夕方、別府を発ち博多へ。


5月31日

晴れ。暑いくらいの日差しです。事前に調べていた古本+カフェの店「coffon」はケータリングの為お休みでした。タイミングの悪さは天下一品。昼食後、art space tetra へ。去年、ウチでも展覧会をやってくれた、安部貴住氏が代表を務めるアートスペースです。昨晩、彼が教えている学校の文化祭があったとかで、打ち上げの凄まじさを物語る様に、彼は二日酔いで半死の体。久しぶりにあれだけの二日酔いで苦しむ人を見ました。しばらくして、大分復活した頃に彼の奥さんも合流。打ち合わせにきたはずが、他愛も無い話が続く。来年年明けに「村上大樹+矢野ミチル」の二人展の開催をとりつけ、福岡を後にしました。今年の秋から、横浜→大阪→福岡と3都市での巡回展になりそうです。

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2009年6月 4日

共同購入者を探しています。

いろいろ書かなければならない事があるのですが、、、
それは、もう少し先になってしまいそうです。


とりあえず、募集のお知らせ。

Flou Gallery の時からお世話になっている百合珈琲さん。月夜と少年ではカフェ営業が出来なくなったので、ゆっくりとしていくお客さんがいれば、たまに出す程度になってしまったのですが、それでもここの珈琲を知ってしまうと、他の所で豆を買う気にはなれません。本当に美味しく、そして、珈琲が大好きなんだろうなという事が伝わって来るお店です。

ただ、ここ最近、安く、大量に売るコーヒーチェーンの影響を受け良い品質の豆を手に入れる事が難しくなっているようです。そしてその影響を受け、豆が少しばかり値上がりしました。かといって他で買う気にもなれないですし、でも、少しは安く買いたいと思い、今まで400〜500g程度を月に1回注文していたのですが、1kg買えば今までとあまり変わらない値段で買えるという事で、まとめて1kg注文する事にしました。

僕はとても珈琲が好きなのですが、それでも、1kgを1ヶ月ではとても消費できません。そこで、共同購入をしてくれる人を募っています。

・1回目 100g 320円 (2回目以降袋を持ってきてくれたら300円)
・ギャラリーに取りにきてくれる人
・500g分の豆を分け合える人数を募集(100gずつであれば5人)
・募集期限6月11日迄

以上の条件で興味のある人、下のメルアド迄連絡を下さい。
tsukiyo@mumble-mumble.com

よろしくお願いします。美味しい珈琲を飲みましょう。

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2009年5月28日

明日から

九州に行ってきます。
別府の混浴温泉世界と、福岡のart space tetra へ。

3日間でJR西日本全線乗り放題16000円というお得チケットで行ってきます。これで、新幹線も特急も乗れるんだからナイスなものです。

旅行前にフライヤーの発送作業、資料整理等、事務仕事をザザッとこなしまして。早くも気分はfly to the onnsenn です。

帰ってきたらば、7月にある展覧会用の写真撮影、引っ越し、搬入とスケジュールはかなりタイトです。

というわけで、金・土・日とギャラリーにはいませんので、ご了承を。

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2009年5月22日

お知らせ。

えーとですね。

ギャラリーのオンラインショップのサイトがあるのですが。
http://mumble-mumble.com/shop_tsukiyo/

ここに、特集ページを新たに設けまして。
http://mumble-mumble.com/shop_tsukiyo/guest_room/recentimages.html

第1回目のゲストについ先日アルバム「Tokyo Long Letter」をリリースしたQurageこと森幸司氏を招いてインタビュー記事を掲載しています。
http://mumble-mumble.com/shop_tsukiyo/guest-room/q.html

ギャラリーで扱っている商品ってのが、ほとんど僕の趣味全開ってな感じになってるんで、そういうモノをもっと多くの人に届けるにはどうしたら良いかと考えまして。

で、僕の趣味なんだったら僕のやりたい事をやれば良いんだと。このギャラリーに並んでいるモノを作った人達が、どんな事を続けてきて、そして普段考えている事はどんな事なんだと。僕はそう言う事を知りたい。だから、僕の「茶呑みのとも」的な感じで、いろんな話を探れたら面白いんじゃないかと。コーヒー飲みながらとか、ポテチ食べながらとか(正しく今ポテチを食べながらこれを書いている)、読んでもらえたらうれしいです。それで、ついでに、ナイスなCDや本や、作品やらを注文してもらえるとだいぶハッピーです。

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2009年5月21日

これは、五月病ですか。 ーいえ、違います。

色々な事が同時に進行しています。
こういう状況で平衡感覚を保とうとすると、平坦に日々が過ぎていきます。

Utsubo Art Rally 03 が始まります。ようやく3回目なのですが、今後も継続していくのなら何か新たな方法を考えねばなりません。緩やかな、心地の良い連携と、しかしそれに流されない、地に足のついた企画をしていかないとなりません。

そして、6月3日に自宅を引っ越します。(と言ったところで今の場所から徒歩10分くらいのとこなのだけれど。)
途中5年程アメリカで過ごした為に抜けているのですが、4歳くらいからずっと生活してきた場所を離れるわけです。南向きのリビングの大きな窓から見える海。小学生の頃までは、対岸の埋め立て地もなく、広い海に時折降り立つ水上飛行艇に胸が躍りました。今は埋め立てられ、湾岸線も通り海は小さく見えるだけになってしまったのですが、それでもやはり、この海が見えなくなる事が何よりも寂しいかもしれません。

その他にも、やらねばならない事がそろそろ溜まってきました。こんなブログを書いている場合ではないのです。

と言いつつ。読書リスト。

医者井戸を掘る/中村哲
天涯 (1)/沢木耕太郎
ナショナリズムの克服/姜尚中, 森巣博
日本語と日本人の心/大江健三郎, 河合隼雄, 谷川俊太郎
地図のない旅/五木寛之
日本語のゆくえ/吉本隆明

こうやって読んだ本を並べると、一つは旅がしたいのだなという事と、そしてもう一つは、日本という国が気になっているのでしょう。国とは何ぞや。日本とは何ぞや。日本人とは何ぞや。

という事で、今月末、九州に行ってきます。別府の混浴温泉世界と福岡のart space tetra へ行ってきます。秋か冬に向こうで二人のアーティストの展覧会を企画中。

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2009年5月 5日

僕のゴールデンウィーク

3回目となるUtsubo Art Rally のデータのまとめ。
6月20日に行う、Qurage のアルバムリリースイベントのデータのまとめ。
西ちゃんの展覧会のプレビュー。
ノダコちゃんのレビュー&カタログ制作。
岩瀬さんのカタログ制作。
ネットショップのデータベース構築。
夏以降の展覧会のスケジュール調整。

で、僕の家の状況を知ってる人なら、まだ言ってるよと思うかもだけど、
いよいよ引っ越すんで、家のいらないものの処分。
引っ越し先(今の家から徒歩10分くらいの元はばあちゃんの住んでた家)の整理。

今日、家の整理をしていたら、古い写真やら父親の昔使っていた製図道具一式とか。
着物とか器とかなんやらかんやら。
古き良き時代の日本に想いをはせてみたり。
今やデジカメ(僕は未だにフィルムですが)で写真とってデータはパソコン。
製図はイラストレーターにCAD。着るものはユニクロで1000円。

片付けが終わって、皆で食事に行って、帰って来てネットニュース。
グーグルが書籍の全データ化を進める記事なんかをよんで。

あー。便利ってのはどういう事なんでしょうかね。データ化が便利になるって事なのか?
便利だとか手軽だとか、簡単だとか。それで僕らは一体どれだけ大切なものを切り捨て忘れようとしているのか。


清志郎さんなー。彼みたいな大人がだんだんといなくなるのは、何だかやっぱりせつないねー。

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2009年5月 1日

お知らせ。

ここのところ、ギャラリーの物販部門を強化しておりまして。
on line shop

今までは、ギャラリーで展覧会やイベント等で関わったアーティスト達の作品集やCD等を扱っていたのですが、それ以外のものも積極的に扱っていこうかと思っています。

ただ、あくまでもウチはギャラリーだし、セレクトショップではないので、何というか、僕がどんなスタンスでこのスペースに作っていきたいのか、という事がこの場所に集まる人達に伝えられたらと考えています。

ここ最近で、一つ新たな基準の様なモノが増えた様に感じます。スーザン・ソンタグという女性です。作家、評論家、劇作家、映画監督等とても幅広く活躍した方です。残念ながら2004年に亡くなられているのですが、最近いくつかの著作を読み、大変感銘を受けました。彼女の見つめた世界への視線、そして残した多くの言葉は僕に一つの基準を与えてくれた様に思えます。少しでも多くの人に彼女の言葉に触れてほしく思います。

良心の領界
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スーザン・ソンタグから始まる /ラディカルな意志の彼方へ
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最近、本屋を併設しているギャラリーやカフェも増えてきているとは思いますが、そういう所とは少し違った視点で新たなの発見を出来る様な場所になればと思っています。

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2009年4月22日

モヤポイント

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桜はとっくに散って、春は春という言葉のみを残して、、、


眠いのか、眠くないのかよく分からん。(てかもう寝なさい。a.m.2:15ナウ。)
いや。何となく寝たくない。


展覧会が一つ終わりまして。ノダコちゃんはカナダへ旅立ち、僕はぼんやりギャラリー。皆イロイロ頑張ってるなーとか思いつつ、一人取り残された気分。

さぁさぁ。次はどこに向かいますか。

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2009年4月19日

思考を並べて、結局のところ混乱するという結果。

共有の話。

展覧会「seesaw」のオープニングで、ノダコちゃんが語っていた、自分の手と他人の手の境がなくなるという話。アシスタントを入れて制作。自分が全て直接手を下さなくても、それにはちゃんと自分の意志が反映される。結局、誰がその作品を作ったとかって、大切な事なのだろうか。


音楽の世界での事。

世界中には、作者の分からない唄や旋律が古くから伝わっている。かつて音楽は口から口へ、手から手へ、耳から耳へと伝えられ分かち合うモノであったはずだ。録音技術が生まれ、レコードが作られる様になり、音楽は消費産業に飲み込まれた。次にCDが出来て音楽は0と1で構成されるデジタルデータとなった。僅か100年程の間で音楽はカタチを大きく変えた。ただ、ここ数年の間で、多くの音楽家達は自分の作った音を、マイスペース等のサーバーへどんどんアップロードするようになった。これは、今までの音楽=商品という思考から少し外れて行っていて、共有の意識に近いのではないか。近い将来にCDが無くなったとしても、音楽家の自分の音を多くの人と共有したいという想いはなくならいのだと思う。

今、芸術や音楽に限らず、モノを私有出来るという幻想は崩れかけていて、共有するという流れシフトしていこうとしているのではないだろうか。その過渡期に立たされ、多くの人がもがいている様に見える。


昨日、DAYS JAPANの最新号がギャラリーに届いた。こんなにも熱の籠った誌面を作っている雑誌は他にないだろう。そのうち広河隆一さんの展覧会を開催出来ないものか。。。


memorandum / 古橋悌二
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ダムタイプのリーダー的な存在であり、アーティストとして最期までHIV/エイズと共に生きた古橋悌二氏の遺稿、書簡等をまとめた本書。芸術に関わる沢山の人に読んでもらいたい。
「死というすべての人間にとって唯一の現実をポケットにしまいながら、今までの私は何が現実で何が非現実かはっきりしないまま彷徨っていた。芸術表現というありとあらゆる非現実の複合体の最大限の創造をもってぎりぎり私はこのポケットの中の現実の重みに耐える事が出来る。
 ある細胞が私の肉体を守ってくれている。ならば私の精神を守ってくれているのは創造力と愛だと思う。私の細胞がVIRUSを許容しているように、私は想像力と愛であらゆる人を許容したい。」

この時代に想うテロへの眼差し / スーザン・ソンタグ
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人として生きる尊厳、良心、正義、真実、様々な事が複合的にそして曖昧に絡み合う世界の境界を、まっとうに見つめ語る彼女の姿は美しい。
「意見をもつことはたやすい、安易すぎる、という自覚がありました。たとえ正しい意見でもそうです。
〜中略〜
 私がずいぶん前に自分に課したことがあります。自分がそれまで知らなかったり、この目で見たことがなかったりする事柄については、けっしてどんな立場もとってはならないと。
〜中略〜
 善意があっても思慮深くとも、直接の体験の具体性にとって代わるだけのことは決してできません。
〜中略〜
 真剣であること。それは私たちが二人とも身を投じている計画です。真剣であるということは責任をとるということです。でも、独善的にならず正しくあるにはどうすべきか。どうすれば「私」を放棄できるか。何であれ、自分はこのことなら知っているとの判断は、「私」をとおして得るものではあるのですが、「私たち」よりひどい唯一のもの、それは「私」だ・・・
〜中略〜
 正しいことを防衛することは終わりのない責務です。間違っていると知っていても、間違っていることをやってのける、人間のその能力にも私は驚いています。」

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2009年4月 7日

予感

僕の人生(大袈裟な言葉であるけれど、そしてたかだか28年なのではあるけれど)において一つの大きな転機は、ギターを買って、ある女の子に出会った13歳の時だった。一人の人間として覚醒したのだ。

18歳の時、日本を棄てるつもりでアメリカへ行った。その後の5年間は、僕という人間を強くしてくれた、そして大きく世界を広げてくれた、2つ目転機だったのかもしれない。その転機を曲がりきって僕は日本を再発見した。

そして今、僕は、何か微かな、でもはっきりとした足音を聴いているような気分だ。その足音はどんどんと近づいて来ている様に感じる。でもこれは、何だか、懐かしい感覚のような気もしている。ここ2、3年の間すっかり忘れていただけの事かもしれない。


およそ4年前に亡くなったスーザン・ソンタグという一人の女性。彼女の事は、9・11の後からずっと気にはなっていた。どこか心の片隅で存在は気にしながらも、ずっと気付かないふりをしていたような感覚だ。今、「良心の領界」という本を読んでいる。そう。結局は分かっていたのだけど、出会ってしまったという感じ。この人のような眼差しで世界を見る事が出来ればと思う。

そうだった。僕は自分自身の世界を切り開かなくてはならないのだった。

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2009年4月 5日

bookworm2

ここのところの読書熱。何だろ。
世界を知りたいと思う。
そして社会と繋がりたいと思う。

で、ここのところ読んで一番強烈な印象に残っている、ジャーナリストでありカメラマンでもある広河隆一氏の書いた「パレスチナ」。7−8年前に雑誌switchの記事で、彼の活動を知り、さらに映画「パレスチナ1948 -NAKBA-」で完全に打ちのめされたのだけど、今回本でじっくり読んでようやく、この地に横たわる根の深い問題の輪郭をつかめた様に思う。

音楽家や芸術家というのは、坑道の中でのカナリアの様な役目を持っているのではないかと思っている。危険な事をいち早く感知し、それを他の人に知らせる。ギャラリーでの活動、展覧会やイベント等で少しでも社会と繋がり、希望のサイクルを作る事の役に立つ事が何か出来ないモノかと考える。

で、ギャラリーで、その広河氏が編集長を務める「DAYS JAPAN」の定期購読をする事にしました。ま、何かの為とかより、単純に僕が読みたかったのだけど、本屋であまり見かけないので毎月直接届けてくれたら助かるなぁと思ったのでした。


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2009年4月 3日

bookworm

先月の岩瀬さんの展覧会くらいから数週間、無性に本を読みたくなる。

硝子戸の中/夏目漱石
遊鬼/白州正子
音楽は自由にする/坂本龍一
きっかけの音楽/高橋悠治
パレスチナ/広河隆一
skmt 2 /坂本龍一・後藤繁雄
世界がドルを棄てた日/田中宇

本とは実に素晴しい。実際に自分が見たり聴いたりせずとも、未知の世界をさも自分の体感した事のように疑似体験が出来る。しかもそれは各々の本の筆者によって綴られた世界なのだから、自分の普段体感する世界とは随分と違っていて、殊更に世界は押し広げられる。

20代前半までは、圧倒的に現代日本の小説ばかり読んでいたのだけれど、ここのところ、小説を読む比率がぐっと減った。随筆、対談、学問寄りに興味が移って来ているよう。

次読みたいモノリスト

良心の領界/スーザン・ソンタグ
メモランダム/古橋悌二
ニッポン・サバイバル/姜 尚中
少年とアフリカ/天童荒太・坂本龍一
シュタイナーの死者の書/ルドルフ・シュタイナー
医者、用水路を拓く/中村哲

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2009年4月 1日

ゆめのはこ

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(一人だけ動物ではなく、よく分からんおっさんのかぶりモノつけさせられる玄さん)


子供達の脳みそがスゲー。発送が自由とか、そんな事ではなく、もう大人の脳みそを超越してしまっている感じ。ぶっ飛んでる。素晴しい。人間の発想力というかポテンシャルは、本来こんなにもスゲーものなのか。僕らは日々年老うのだな。それはしょうがないのだけど。。。

投稿者 koh : 16:40 | コメント (0) | トラックバック

2009年3月13日

寄付の報告

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1月と2月に行ったイベントで、チャージの10%をユニセフに寄付させてもらいました。

1月分2100円、2月分15200円の計17300円の領収書がユニセフより届きました。多くのお客さんがイベントを観に来てくれたおかげで、寄付をする事ができました。もちろん、パフォーマンスをしてくれたアーティストの皆のおかげでもあります。本当に感謝です。

ちなみに17300円あると、、、
1170円でモザンビークの子供に文房具やかばんなど一人分の学用品一式。
5265円でジンバブエの子供10人分の学習教材。
15795円でルワンダで、教師ひとり5日間の研修。

等々。一応ギャラリーからの寄付はアフリカでの緊急援助として、「子どもの優しい空間」というものの設置に役立ててもらう事になっています。

僕の信じた音楽の光が、遠くアフリカの地で子ども達の生きる光になる事を願っています。そして、こんな風に少しでも役に立てたと実感出来た事は、とても意味の有る事だと思うし、嬉しい事です。本当に皆に感謝。

投稿者 koh : 18:28 | コメント (0) | トラックバック

2009年3月12日

king of 凡人

今日、ギャラリーに来たお客さんに、「岩瀬さんの個展について書いていたプレビューが面白かったです。」と言われた。誰かに褒められると照れる。あー、でもこの程度じゃ物書きにはなれないよなー。

小さい頃からそうだった。習い事でやっていた水泳に空手。スポーツは大体何でもそこそこ出来た。勉強もそこそこ出来て、中学受験をして国立の中学に入った。中学では、バスケとバンドに明け暮れた。両方そこそこに出来ていた。僕はアタマがいかれていたのだろう。色んな事がそこそこ出来て、僕は自分の事を天才だと思ってしまった。アメリカで5年生活をして、ホンモノの天才を見た。そして、ギャラリーをやり始めて、そこでも幾人かの天才と出会った。結局のところ僕は凡人だった。

昨日、懐かしい人から坂本龍一の新作「out of noise」が送られてきた。素晴しいアルバム。彼はきっと、天才ではない。小さい頃から沢山ピアノを練習し、沢山作曲をし、沢山音楽聴き、沢山本を読み、膨大な知識と技術を身につけて来た人だ。天才でなくとも、素晴しいモノを作る事が出来る。

日々の努力だ。


あーーー。でも僕はやっぱり天才として生まれたかったなー。ジミヘンや、グールドや、ビョークや、シーレのように。

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2009年3月10日

touch the strings

ここ数年、僕は自分自身と向き合う時間がすっかり減ってしまっていたかもしれない。

1月に東京へ行った際に観た難波田史男の展覧会で、すっかりファンになってしまい、後日購入した「終着駅は宇宙ステーション」という本。そして、先日タワレコでたまたま目について購入した坂本龍一の「音楽は自由にする」という自伝。難波田史男は1941年生まれで、既に亡くなっているし、一方坂本龍一は1952年生まれ。10歳近く離れているので、世代として一括りにする事自体意味の無い事なのだろうけど、彼等が熱き想いを胸に前へ前へと進もうとしていた時代、60年代から70年代を生きた芸術家達というのは、皆本当によく勉強しているなぁと感心する。この世界に存在する、未知の世界への飽くなき探究心というのは、僕も忘れてはならないなぁと思う。本を読み、音楽を聴き、映画を観る。ギャラリーという、世間の中では割と文化レベルとしては高い位置にあるであろう場所に集う人達の事を思っても、僕らの世代は50代60代の芸術家と比べて、知への興味が低いのではないかと思う。

ナチュラルで、自然体な、考えずに自然と生まれたというような音楽がもてはやされているような気がするけれど、今こそ芸術家や音楽家はもっともっと考えて作品を生み出すべき時ではないかと感じる。世界の中で普通で正しくて多数を占める事だとされている事に関して、常にそれが真実かどうかを考えるというのが芸術家達の仕事のように思う。

今年に入って、ギャラリーでパフォーマンスシリーズと題して、ライブイベントを企画しているのだけど、僕は、是非ともウチのギャラリーに集う、音楽以外の制作活動をしている人達に観てもらいたいと思っている。一緒にもっともっと、世界を広げて行く事が出来ればと思っている。


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gallery 月夜と少年 performance series vol.3

[touch the strings]
2009.03.28 (sat)
open/start: 18:00/19:00
charge: 2,000yen
guest: triola string trio, 齋藤キャメル (from water water camel)
food: 吉田カリー (限定20食)


triola string trio:
波多野敦子率いる弦楽団、今回はトリオ編成でのパフォーマンス。
(vln: atsuko hatano/vla: eriko teshima/cb: yoji maeda)

音楽家、ヴァイオリニスト。
3歳よりヴァイオリンとピアノを通じて楽譜と音程に慣れ親しむ。それを基に大きな振り幅の中で現在、音楽活動を発展させている。
ヴァイオリンやチェロ、鍵盤楽器、声を使ったライブ・パフォーマンスはスコアに捕らわれない自由奔放なスタイルを取る。
2003年、1stアルバム<13の水>を自主リリース。
2006年、画家nakabanとの共作DVD<三つの箱>をnobleレーベルよりリリース。
またこれまでにmama!milk、トウヤマタケオ、中山うり、EGO WRAPPIN'など多くのアーティスト作品やライブに参加している他、作曲家としてPanasonicやnepia等のCM、WEB音楽や映画音楽の制作も行っている。2009年より個人向けの音楽制作<order made music>を開業。
http://www.hatanoatsuko.com/


齋藤キャメル:
山梨のバンド、water water camel のボーカル。今回はソロでのパフォーマンス。
water water camel では、2007年に「AIRSHIP」「花がよくにあう」の2枚のアルバムをリリース。大貫妙子のトリビュートアルバム「音のブーケ」にも参加している。
彼の歌を聴く事は、深い湖を覗き見る事に似ているように思う。深く淡いブルーがどこまでも続いて、いつしかこの地球の最深部へと吸い込まれるのだ。
その歌は、かつて感じたはずの光と闇を音楽の元に取り戻してくれるかもしれない。
http://www.waterwatercamel.com/


会場: gallery 月夜と少年
〒550-0004
大阪市西区靱本町1-14-9・1F
tel/fax: 06.6441.6190
http://mumble-mumble.com/tsukiyo/

主催: gallery 月夜と少年 (http://mumble-mumble.com/tsukiyo/)
予約 & 問い合わせ: 06.6441.6190 or tsukiyo@mumble-mumble.com

*このイベントのチャージの10%は(財)日本ユニセフ協会に寄付させて頂きます。

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2009年3月 8日

i got it again.

ついこないだ治ったばかりなのに、
また口唇ヘルペスです。

なんで、、、


うーーーーー。

口は災いのもと。

違うか。。。

投稿者 koh : 18:51 | コメント (1) | トラックバック

2009年3月 3日

金沢に行ってきました。

先週からあっと言う間の数日間。

京都へ京都造形芸術大学の卒展を観に行き、金曜は神戸でイベント「最後の飛行船」(これについては、また後日)、翌日はそのままwater water camel の一行に同行。そして日曜には金沢へ。

約一年振りに訪れた金沢。しばらく来ないうちに様子が大分変化している様に感じる。市街地の商店街でシャッターを下ろしているお店がやけに多く感じる。後に知り合いに聞いた話だと、ここ1年で100店舗以上のお店が閉店したとか。

昼過ぎに到着して、遠藤さんと、昼食、そして彼の知り合いが運営に関わっているKapo galleryという所へ。古い倉庫を改装して使っている様で、1Fはカフェとショップ、2Fをギャラリーとアトリエとして使っていました。とても広い空間。アーティスト達が主導となってこの空間を運営しているようで、良い意味で未完成の所が沢山あって、これから面白い発展をしていきそうに感じた。

遠藤さんとは別れて、21世紀美術館に金沢美術工芸大学の卒展を観に。今年から学部と院生の展覧会スケジュールが分かれたらしく、今回は学部の展覧会しか観れず残念。総じてクォリティは高いものの、2年前に遠藤さんの作品に出会った時のような衝撃は無く、1点だけ気になった小泉拓郎さんという彫刻作品を作られていた方に名刺を残して終了。

ホテルにチェックインをした後、一昨年の年末に東さんの個展でお世話になったa.k.a.へ。シェフが変わっていてびっくり。味は変わっても、美味しい事や、料理に対する基本的な姿勢は全く変わっていない様で、とても嬉しく、そして幸せなひと時。ショートコースで2500円。このクォリティの料理を大阪で食べたら、倍はするんじゃないか。いや、お金の問題ではないか。こんな料理を食べさせてくれるところはそうそう無い。

そしてそのまま地階にある、puddle & socialへ。こちらも、散々お世話になっていた佐伯さんは、もうあまり店に出ていない様。1年もあればイロイロと変化しているのですね。トッキーとツッチーに久しぶりの挨拶をして、珈琲を頂いて、次の場所shirasagiへ。

ここは、1年経てども全く変わらず。いつもはほとんど飲まない僕ですが、ここに来るとついお酒を飲んでしまう。妻の「温かくて甘酸っぱい何か」というわがままな注文にナイスなお酒を出してもらう。あー。美味しいねー。美味しいご飯とお酒。これは金沢の醍醐味。店主の勇太さんとしゃべっていて、イロイロと反省。まぁ、前回書いたブログの事なのだけど、、、

最近、うすうす感じていた事なのだけど、このブログを意外と多くの人が読んでくれているという事。それを、もう少し意識しなければいけないのかもしれない。ギャラリーを運営する僕自身と、個人としての僕自身のバランス。これはギャラリーを始めてから、ずっと課題。ギャラリーは、もちろん僕個人の表現活動ではないし、だけど、だれか他の人が表現活動をする為の単なる場所かと言えば、そうとも言えなくて、僕はこの場所やここに集まる人達と一緒になって、何かを生み出したいと思っているし、だから、時に表現者として個人の自由に極端に走り過ぎてしまう。別にこのブログに何て書こうが良いではないか、僕個人の戯言なんだし。それを受け入れる受け入れないは読む人の勝手でしょと。でも、それはギャラリーを運営している立場からすると、良くない事も有るわけで。特に何かを批評する時はちゃんと考えなくてはと思う。前回のような中傷的な批判はよろしくないかもね。単に対立的な何かを作り上げて、その相手に対して批判だけを書くというのは、そこからは何も生まれない。僕は、見かけによらず、怒りみたいな感情を普段の活動のエネルギーにしている所があって、それをとても大事な事だと思っているふしがある。音楽、しかも所謂ハードロックという所から段々とアートの世界に足を踏み入れていった僕は、多数派の側から世界を見てモノを作ってはならないと思っている。常に、世界や自分の周りで起こっている事について、その多くの人達が思っている「正しい」とされている事に、疑問を投げかけていたい。だからこそ、僕はもう少し、ここに書く文章について、ちゃんと責任を持って書かなければいけないと、改めて思った。

これは僕にとって難しい事なのだけど、個人的な瞬発的に思った感情をギャラリーとしての活動に活かす為に、しっかりと考え、その考えをちゃんと「思考し続け」その経過として、ここに書き続けていかなければならないのだね。と、イロイロ考えて、多少前回書いた文章に問題があるなとは思うのだけど、そう書いた僕も、それは僕自身であるわけで、戒めの念も込めて一応残しておきます。

驕るな。考えろ。考え続けろ。という事です。反省&ありがとう。こういう事をちゃんと話してくれる人がいて僕は幸せです。

沢山しゃべってバーを後にして、深夜3時頃ホテルに戻る。午前10時にチェックアウトして、金沢に何度も訪れつつ、初めてとなる兼六園へ。その後近江町市場で海鮮丼を食べ、大阪へ戻る。

少し疲れたここ数日でした。また週末からはギャラリーで展覧会。

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2009年2月16日

blue in the pain

あうーー

久しぶりです。
しばらく日記書いてなかったね。

何してたっけ。


えー、


今度ライブイベントに出てもらうmizukiさんのライブを観に行って、
アパレルメーカーの展示受注会をやって、
今度展覧会を開く岩瀬さんの作品の写真撮影をして、
オチャマンテのインタビューを受けて(まだ公開はされてない模様)、


でー、何だっけか。。。

あ、そうそう、オンラインショップのシステムをせっせこ作ったりしてたよね。もうじき公開しますので。(皆買い物してね!)

ほんで、口唇ヘルペスになりました。
てか、小学生の頃から年に数回唇の周りに赤いブツブツが出て痛い思いをしてるのよね。
痛いよねー。ヘルペス。で、これが出来ると何となく恥ずかしくて、人の顔をちゃんとみてしゃべれなくなっちゃうのよね。


そんな所に今日は立て続けにミーティング。一つは大阪府の環境農林水産部、みどり・都市環境室森林課の方達と。(アートで森林再生!!)

も一つは、わざわざ香川県の丸亀から来てくれた絵描きさんと。何と年末に琴平のアートプロジェクトに観に来てくれていたらしく、うちのギャラリーの事を気にしていてくれていたとか。(せっかくなので、そのうち何か一緒に出来ると良いね!!!)


んで、来月には波多野敦子さんがライブをやってくれるかも!!!!

クチビル痛いっっっ!!!!!!!!!
ビタミン!!!!!


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2009年2月 5日

ミュージック アワー

昨日から3日間 mama! milk のレコーディング。
東京都から助成を受けて作られる、アニメーション作品のBGMだそう。
mama! milk のお二人+トウヤマタケオ+ワタンベ(ボリショイズ、トウヤマタケオ楽団、他)という何とも豪華なメンツ。
ギャラリーが特設レコーディングスタジオと仮しております。
皆さん、素晴しい演奏。着々と進んで行っている様。
僕は、少しばかり蚊帳の外の感じが寂しい。美味しい珈琲をいれて差し上げる事くらいが僕の今出来る事。
こういう時に、やっぱり年代の違いを感じる。年の違いというよりも、経験とかキャリアの差かな。追いつきたいと思う。僕らの世代も頑張って行かねばなりません。

そう言えば、この間のイベントで、忘れ物が。
青い傘を忘れて帰った人がいます。
21歳で京都嵯峨美術大学で染色の勉強をしていたとか。
すらっとした男の子です。
以前に「this」 でみささんの演奏を観た事があるとか。
そんな感じの人、心当たりがあればご連絡を下さいませ。
tsukiyo@mumble-mumble.com

あと、一昨日、寄付金をユニセフに送金しました。
アフリカへの緊急支援で、「子供に優しい空間」の設置に役立ててもらう事に。

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2009年1月30日

performance series

ここのところしゃっきりしない日々。
今日、髪の毛を切って、それで心機一転しゃっきりしようという目論み。

きのこアタマになりました。


いよいよ明後日、ライブイベント「flying on...」があります。
出演は、久々の登場となる藤田陽介と、スイスを拠点に活動するピアニストの下村ミサさんです。

メルマガやら、ミクシィやら、なんやらかんやらでも書いてるのでしつこいですが、観に来て下さい。

本当にここまで素晴しい音楽家が二人もいっぺんに、しかも1500円で観れるなんてそうない機会だと思います。

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gallery 月夜と少年 performance series vol.1

[Flying on...]
2008.01.31 (sat)
open/start 18:00/19:00
charge 1500yen
guest misa shimomura, 藤田陽介
food 吉田カリー (限定20食)

misa shimomura
三重県、大紀町生まれ。ピアニスト、作曲家、即興音楽家。常に、その時その場所での演奏をもっとも大切に考える方法で音を紡ぐピアニスト。
1999年より、三重県を拠点に即興音楽デュオTHIS=MISAxSAIKOUとしてバイオリニストの宮嶋哉行とともに活動。その後2007年よりソロ活動もはじめる。現在はアートプロジェクト、ラボラトワー・ビラージュ・ノマドより招待を受け、スイスにて音楽活動を展開中。近年はさまざまな国のお年寄りのはな唄を集めてCD制作をしたり、茂木綾子の新作映画「島の色、静かな声」(東京国際映画祭正式出品作品)の音声編集を手掛ける等、幅広い分野で活躍する。また、2008年6月に画家ミコライ・ポリンスキとのコラボレートで行われたワンデイエキシビジョン「青のフーガ」がポーランドのアートギャラリーよりCDリリースされている。
http://web.mac.com/misashimomura

藤田陽介
音楽家。できるだけ1秒を長く、速く走るという事を目標とする。
20世紀のクラシック、特に室内楽やジャズ、ミニマル、そして古い芸術家や映画などの刺激を受け、独自の音楽を追求。
コンサートでは独りで弾き語り、音源では様々な楽器を自分で演奏する。独特な歌と生楽器、何より音楽に対する姿勢はあくまで個人的に、内なるものとひたすら対時し、沈黙、美しさを見出だす。
現在までに1st「芸術家にて」、 2008年に、2st「石切と4つのコンチェルト」と 2枚のアルバムをFLAVOUR OF SOUNDより発表する。
また音楽家として、絵や写真などの作品も手掛け、 2007年には、金沢・大阪で藤田陽介作品展を開催。 結局、絵でも写真でも詩でも、自分にとっては音楽であるという考えのもと、 独自の音楽を自由に走り続けている。
http://fujita-yosuke.moo.jp/


会場:gallery 月夜と少年 (http://mumble-mumble.com/tsukiyo/)
予約 & 問い合わせ 06.6441.6190 or tsukiyo@mumble-mumble.com
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あと、今年は、こういうライブイベントを「performance series」と題して出来るだけ沢山やりたいと思っています。

僕は、ギャラリーをやる以前からずっと、音楽に何度も助けられ、音楽を希望に生きてきて、それは、道標の様なモノでした。だから、それを何らかのカタチで、社会に還元していきたいと思っています。

そして、今回から、このperformance series でのチャージの10%をユニセフに寄付して行こうと思っています。
またこの事に関しては詳しく書こうと思います。

とりあえず、今、僕達は行動を起こすべき時だと感じています。

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2009年1月21日

旅の記録(関東編)

1月16日(金)

朝11時半の便で伊丹空港を出発。空の旅は早し。1時間弱で東京に到着。モノレールとJRを乗り継ぎ、中継地の宇都宮へ。3時過ぎで遅いお昼。宇都宮と言えば餃子だろうという事で、駅前の餃子屋へ。ここから、今日の目的地益子迄は、バスにて1時間半程。ようやく5時半に本日の宿である、「益古時計」に到着。ギャラリーとショップ、カフェも備えて、小さいけれどなかなか素敵な宿。遅いお昼に食べた餃子でお腹がいっぱい。晩ご飯は、コンビニで買ったモノで済ます事に。貸し切りの熱い露天風呂に入って、本を読みながら部屋でまったり。


1月17日(土)

朝7時過ぎに起床。朝ご飯は宿のカフェにて。地で採れた野菜を中心にしたメニュー。珈琲も美味しく素晴しい朝。しばし、湖の周りを散歩。なんと静かで素敵な場所か。今回、栃木のこの益子に訪れたのは、STARNETというギャラリー、ショップ、カフェ、野草茶屋、鍼灸治療院を備えた複合施設を見る為。隅々まで隙の無い造りに、嫉妬混じりで溜息。昼食はSTARNETのカフェARKにて。カレーを注文。味付けは薄くても、野菜の味がとても濃くて、最高に美味。本当にいちいち良く出来ている。また、こんな辺鄙な場所に沢山のお客さんが来る事。地元の人らしきおばちゃんから、遠くから来た風の若い女の子達まで。スタッフの一人にウチのギャラリーの資料を渡し、一路東京へ。夜8時前に世田谷にある両親の家に到着。てっちりでもてなされる。今日も満腹でおやすみなさいませ。


1月18日(日)

午前中、両親宅の近くにある森厳寺という立派なお寺にて、一昨年亡くなった祖父母の法事。昼食後、世田谷美術館へ。映像作家の村上君と合流し、難波田史男の作品展を観る。ここ世田谷美術館には、この難波田史男の作品が700点近く収蔵されているとの事。その収蔵作品中から幅広く構成された作品展。繊細な線と美しい色で描かれた作品にとても心を惹かれた。33歳で他界された事が、何とも残念でならない。それにしても、こんなに素晴しい作品展を200円で観れるとは何と嬉しい事か。世田谷美術館もこの世田谷美術館のある砧公園とても素敵な場所。この場所があるだけで、この地に住む事にも価値があるかもしれない、とか一瞬思った。けども、その思いは、一瞬。やっぱり東京には住めまへん。キスミーも合流して渋谷へスペイン料理を食べに。美味しかったけども、渋谷は人が多過ぎる。何だか嫌なエネルギーがバンバン体にぶつかってくる。あのスクランブル交差点に立たされたら、恐らく5分と持たず吐く。素晴しい絵と人ごみ、両極端な一日で疲れる。家に帰ってから遅く迄、割とシリアスな話。僕は何を目指しギャラリーをやるのか。目標とは。。。


1月19日(月)

代官山にて朝10時からqurageの森君とミーティング。なかなか実りの多いミーティング。5月にqurageの1stアルバムのリリースパーティーをやります。その後、12時より奥平アンリさんとミーティング。初めて会うにも関わらずお互いの特徴を伝えていなかったので、果たしてどの人が奥平さんなのか。待ち合わせ場所に、小柄な何となく不思議な雰囲気を漂わせている女性を発見。恐らくこの人ではないかと思いつつも、「奥平さんですか?」と話しかける勇気はなく、とりあえず電話を。結局のところ、やはりその方が奥平さんでした。とてもチャーミングな、ショートカットの似合う女性でした。彼女の描く絵に彼女自身がよく似ていた。今年もいきなりの素晴しい出会いに感謝。


結構疲れて家に帰ったらば、ガス料金を払い忘れていて、ガスの供給が停められていました。ショック。お風呂にも入れず、電子レンジで水を温め、顔を洗うという哀しさ。

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2009年1月10日

おでんのタマゴは黄身をダシに溶く派です。

先日、阪神百貨店で牛スジを購入。500g1260円。一般的にこれが高いのか安いのかよく分からんけども、百貨店のお肉屋さんだから、これは高級なモノで、美味しいモノと判断して購入。普段買うお肉より色がキレイな気がする。翌日(昨日の事なのだが)、その高級(という事にしておこう)牛スジを使って、妻がおでんをこさえる。美味。

今日のお昼もおでん。美味。
昼過ぎにギャラリーにピアニストの下村美佐さんが訪ねてきてくれる。音から受ける印象と似て素朴な美しさを持ったヒト。CDをギャラリーで取り扱う事も即決。良いとか悪いとかを超えて、何となくぴっと繋がる所を感じた。

ライブも決定。

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gallery 月夜と少年 performance series vol.1

[Flying on...]
2008.01.31 (sat)
open/start 18:00/19:00
charge 1500yen
guest misa shimomura, 藤田陽介
food 吉田カリー

reserve & information 06.6441.6190 or tsukiyo@mumble-mumble.com
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Flou Gallery時代何度となく演奏してもらっていた藤田陽介にも久しぶりに出演してもらう事に。ひょっとしたらもう一組出てもらうかも。。。ちょっと相談してみよう。

何にしろむっちゃ良いライブになる予感。沢山のヒトに聴いて欲しい。いや、聴くべきだ。素晴しい音は、この混迷の時代の中で、僅かな希望なのだから。今日の晩ご飯から2、3食くらいご飯を食べないで死んだとしても後悔は無いけども、このライブを聴かずに死ぬのは後悔すると思う。という事で、2、3食抜いてでもこのライブには来て下さい。

今年は沢山ライブも入れていこうと思う。

とにかく、詳しくはまたウェブ上で告知するので。

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2009年1月 9日

ようやく

昨年末の展覧会で飾られた絵を梱包、作家の大久保純子が住む高知県へと返送する。時間かかり過ぎ。

ギアがまわり始めた感じ。遅い年明け。やらなければならない事が山積み。どれから手をつけるべきか。

数日前に買った、spangle call lilli line の昨年発売になったアルバムをひたすらリピートで聴いている。曲がそんなに良いとは思わない。何も目新しい事もない。それでも、何だか、ズブズブと意識を捉えて離さない。

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2009年1月 8日

とんだ体たらくのうちに

2008年は終わり2009年を迎えてしまった。
昨日、電車の中で本(わかれの船:宮本輝編)を夢中で読んでいたら、正しく夢の中。降りようと席を立ったらば、難波駅。2つも駅を乗り過ごした。一駅ならまだしも、何の迷いも無く2駅のオーバー。時間を消費し、遠藤周作が素晴しいという事を得た。

どうやら、僕は2つの事をいっぺんに出来ない様だ。ま、そんな事は昔から知っていた事なんだけども。今日、2つの仕事先に宛てて領収書1通と請求書2通を作っていたら、そこに、藤田陽介が訪ねてきた。話は音楽の事とライブの事。ユーチューブで彼の先日のライブの映像を観ながら、領収書1通と請求書2通を封筒に収め宛名等を書いていた。その後しばらくしゃべって彼の帰った後に、ふと我に返り、それぞれの請求書が宛名通りの封筒に収められているかが不安になる。ま、間違っていたら、先方より連絡が入るだろう。

相変わらずいい加減な僕。
しょうがない。

2009年のあれこれ
・海外での展覧会
・アーティスト達のポートレイトの撮影
・継続と記録
・起源を知る旅(広島へ)


やばいやばい。

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2008年12月 7日

overture パーティー編

DSC00908.JPG

久しぶりに、日記を。てか、久しぶりに記すモノを日記とは言わないわけで。。。
もう少し、コンスタントに書くべきだ。

えー、この1週間、これまで知り合ったアーティストのうち22名のアーティストに参加してもらって、ポートフォリオを集めた展覧会をやってました(正確には会期は今日までだけど)。

で、昨日は参加作家を中心にパーティーを。
皆様に日頃のお礼をと思い、またまたヨシダカリーを。ここの所、ギャラリー周りでカリーを作る機会が増えました。そのうち、ギャラリーがカリーショップになってるかもしれません。皆に喜んでもらえて有頂天の僕。あ、でも大盛況でして、歌を唄ってもらったペックにカリーが残らず、そして、参加者の中でもっとも古い付き合いでもある、ヤックさんにもカリーが残らず。反省。次回はもう少し沢山作ります。

そうそう、ペックの歌を聴きながらイロイロ思い返してました。螺旋のようにグルグルと巡って繋がっている人生や、人と人。約5年前にとあるライブツアーをやって、そこから、ギャラリーをやる事になり、そのギャラリーで知り合った人と結婚し、さらには独立までしてしまって、その時の瞬発力で生きてるなって自覚をしてる僕だけれども、それでも、思い返せばここ数年は本当に目まぐるしい日々の中をもがいていたように感じます。いやー、それにしても、皆あきれんと集まって来てもらえて、ホント感謝してます。素敵な人達に囲まれて、幸せモノであります。

ありがとう。で、これからもよろしく。
ピーーース。

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2008年11月10日

thinkin' about ...

新しい場所にギャラリーを移してから、ありがたい事に沢山の方から、展覧会開催の為のスペースレンタルについて、問い合わせをしてもらっている。

僕は、ちょっとした事をきっかけにギャラリーを運営するようになったのだけど、ギャラリーを始めるまで、アートについてほとんど何の知識も持っていなかった。ま、それは今もあまり変わらないのだけど。実際、美術史なんてものも全然知らないし、アートマネージメントを勉強したわけでもないし、別のギャラリーでギャラリーの運営方法を学んだわけでもない。壁にブチ当たりながら、その都度アタマを捻り、ほとんど手探りの状態でやってきた。それを数年続けてきた結果、ギャラリーとしては何とも不思議な、でも少しは魅力のあるスペースになってきているんじゃないかと思っている。

そして、実にありがたい事に、周りには沢山の素敵なモノを作るアーティスト達が集まってきてくれている。これは、宣伝の為でも、大袈裟な話でもなく、純粋にイチ観客として見て(本当にそういう目で見れているかはアヤシイけれども)、この世にはこんなにも素敵なモノがあったのかと、驚くような美しいモノを生み出す事の出来る才能を持った人達がすぐ近くにいる。これは、もういくら感謝しても、感謝しきれない程だ。

で、ここにきて、また一つ頭を抱える事が。展覧会を開きたいと、集まってくれるアーティスト達を僕の好みだけでふるいにかけるのは、はたしてギャラリーとして、良いものかと。好き嫌いだけで、選り集めたアートを世に発信するだけで、それは、本来アートが持つ力を発揮出来ているのかと。

僕に出来る事は何かと、自問自答してみる。僕のすべき事は何かと、自問自答してみる。


とりあえず、来月アタマに今まで関わってきてくれた、愛すべき人達を集めてパーティーを。

[ overture ]
2008.12.01 - 2008.12.06 (最終日は18時迄) *水曜も開けてます。

参加アーティスト:
青地大輔, 安部貴住, 池田穂州, イルボン, 岩瀬ゆか, 遠藤誠明, 大久保淳子, 川瀬大樹, 榊和也, 白石貴士, 鈴木啓文, 高野裕子, 谷口良, nhon nguyen, 西絢香, 村上大樹, 大和川レコード, ヤツオヒロミ, 矢野ミチル, and more...

ポートフォリオを集めた展覧会を開きます。このポートフォリオを見渡せば、これからこのギャラリーが進むべき道も何となく見えて来るのかも。

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写真部

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本日3回目の写真部の活動でした。
モノクロフィルムの現像を自分達でやってみようではないかと。
みんな悪戦苦闘しながらも、楽しそうにやってくれて何より。
こうやって、少しでも多くの人に、便利だけが全てではなく、
手間ひま賭けてやる事によってでしか、味わう事の出来ない喜びを感じてもらえればと。

予定よりも大分時間をオーバーして終了。
みんな笑顔で帰ってくれて、ありがとう。
そして、手伝いに来てくれた、写真家の穂州さん。
ナイスなアシストありがとう。
こういう活動って、やっぱり意味のある事だなと思えました。

次回は引き延ばしに挑戦。


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2008年11月 3日

企画中のモノ。メモ。

ポートフォリオ展+アーティストサミット
これまでうちのギャラリーに関わってくれたアーティスト達に声をかけて、それぞれの作品ファイルを一斉に公開してみようではないかと。そして、1日アーティスト同士が集まれる日があると楽しいよね。ギャラリーをやってて思うのは、展覧会にいろいろなアーティストも観に来るんだけど、その人達としゃべって、いつも楽しい思いをしているのは、作品を作った本人よりも、ギャラリーをやってる僕の方なんだよね。だから、アーティスト同士で直接思ってる事を言い合える場があると、凄く刺激的なんだろうね。

art foundation project
1. 参加アーティストを募る(5名くらいいたら楽しいだろうか。)
2. 参加アーティストの情報を公開。
3. 展覧会を開くために出資者を募る。1口1000円で募集口数は75口。これで集められたお金が、通常展覧会を開くにあたって必要なギャラリーのレンタル代金に充てられる。
4. 展覧会中に作品が売れた場合、出資した口数に従って出資者に売上の一部を分配する。

美術館て入場料がいるけど、ギャラリーって入場料がいらないよね。で、ギャラリーは作品を売るか、アーティストに場所を提供して、そのレンタル料金でハコを運営している訳よね。で、アーティストってのは、企画展に呼んでもらえる場合とか名前が売れてる場合を別として、個展を開こうと思うと、結構な額のお金が必要なのですよ。作品を制作するのにもお金がかかるし。で、それをタダで人に見せて喜んでもらおうってのは、こりゃもう、何ていうか崇高な精神なんじゃないかね。別に人に見せて喜んでもらおうとは思ってないのかもしれないけど、でも、実際そうやってアーティスト達が死にものぐるいで、命を削る様にして生み出した作品ってのを見たいと思ってる人達がいるわけだ。じゃ、そういう風に見たいと思っている人達にも、何かしらの形で、アーティスト達の作品を発表する環境を整える為に、一役かってもらえないのかね。

というので、新しい展覧会のシステムを一つ作れないものかと思いまして。興味ある人いるんかな?


で、12月21日にキャンドルナイト?!クリスマスパーティー?!なイベントを計画中。

むにゃ。むにゃ。

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2008年10月12日

ほげ。

あれ。半年間受け取れなかったメールが受け取れるようになりました。
ほげ。

いやー、昨日ついに思い立ち、このブログに記してみたわけです。
そしたら、お友達が連絡をくれまして、
S!ベーシックパックなるオプションに登録してなかったらメールを受け取れんよ。と教えてくれたわけです。
それで、確認をしましたら、

入ってました。S!ベーシックパック。


こりゃ、もう分からんと思って、ソフトバンクに電話しようと。
んで、お客様サービスセンターみたいなところへ電話をしようと、ネットでソフトバンクのページを見てたんだけども、このページが分かりにくくて、電話番号がなかなか発見出来ない。

んで、やっと、電話番号あったわ。なんつって、電話かけたら、やたら長い音声ガイダンス。で、この音声ガイダンスの音量が以上にデカイ。

もうこの時点でイライラ。
わいは、はよサービスセンターのねぇちゃんと話をつけたいんや。はよ、オンナを出せ。とイライラ。
音声ガイダンスで、進めど進めど、ねぇちゃんに行き着かん。

キー。もうええわとなって一旦電話を切りました。
んで、もう一個ウェブ上に載っていた番号にかけて、

ほしたら、また音声ガイダンスですよ。もう、いいっつうの。
んで、ウェブ上に指定されていた番号を押してみたら、ようやくサービスセンターに繋いでくれる様子。

ところが、待てども待てども、
「ただいま電話が大変混み合っております。そのままお待ち頂くか、、、云々かんぬん。」みたいな自動アナウンスが流れるばかり。

イライラ。

んで、ようやくもようやくオンナが出て来た訳です。
何か妙に丁寧なマニュアルに乗っ取った対応が腹立つ訳ですよ。
んで、こちらのケータイの症状を説明したら、
「その様な件は、操作案内の方で対応いたします。このままお繋ぎ致しますので、少々お待ち下さい。」

またか。ま、でもアンタやったら分からんねんからしゃぁないわな。
はよ、次のオンナを出せ。と思って待ってたら、さっきのオンナが出て。
「申し訳ございません。只今操作案内の係が大変混み合ってまして、こちらからお繋ぎする事ができません。だから、あんたの方で勝手にもっぺん今から言う番号にかけてんか。云々かんぬん。」

んなアホな。
もうエエワとなってたんやけど、隣で見てた美央ちゃんが、見るに見かねて、操作案内の係のねぇちゃんに電話をかけてくれたわけです。


はいはい。またしばらくまたなあかんのでしょ。混み合ってるんだからしょうがないよね。順番順番。で、まってたら、出て来たのは、こちらもマニュアル対応しか出来ないオンナ。もういいっつうの。オレはアンタと心と心で話がしたいんだ!!

なんて思ってないんだけど、まぁ、げんなりしながら、相手の言う通り、色んな要望に答えながら、ケータイの設定画面イロイロを、確認していった訳です。それはもう、隅々まで相手の言われるがままに確認していきましたよ。んで、結局原因らしい原因も分からず、
「そーだねー。こりゃアンタのケータイがいかれてんじゃないの。こういう事ワタシに言われたって困んだよねー。さっさと近くのソフトバンクショップに行ってくんねー。」

うそーーーん。そうなん。アタイの時間を返して。
もうええわ。

となっていたら、これまた横で見るに見かねていた美央様が
「あ。ケータイ見せて。分かったかも。」
「えーと。ピッポッパっと。パソコンからちょっとメールしてみて。」

「いやいや。もう設定画面とかめっちゃチェックしてんから。ソフトバンクのねぇちゃんも分からんかってんし。ま、ま、一応送ってみるで。ハイ送信。」


え。うそーーーん。

受信しました。

美央様あなたは神ですか。

って事で、メールが受け取れるようになりました。

ソフトバンクのケータイをお使いの皆様何か困った事があれば、うちの妻に聞いて下さい。


せんきゅー。


投稿者 koh : 19:04 | コメント (0) | トラックバック

お知らせ。

そうそう。
これを伝えておかなければと思いつつ、半年くらい過ぎてしまったような。
えとですね、僕のケータイメールのシステムが、ソフトバンク以外からのメールを受信しなくなってます。au とかドコモとかのケータイ電話はもちろん、パソコンからのメールも受信出来ません。何故だか分からないまま、月日は流れております。設定画面を見てもそんな設定にはなっていなのだけど。うーむ。ソフトバンクショップに言いにいこうと思いつつ、ほったらかし。

ここ半年くらいで、僕のケータイにメールを送って、返事が無いやないかと思っていらっしゃった皆さん、ごめんなさい。

ので、これから、メールを送る場合はケータイではなくパソコンのメールアドレス(tsukiyo@mumble-mumble.com)にお願いします。で、急ぎの場合は電話で連絡を下さいませ。よろしくです。

あ。ソフトバンクケータイからのメールは変わらずに受信できますので。

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2008年9月24日

写真

フィルムの現像。
やり始めたら1時間はかかる。
微妙に神経を使う作業。プリントの方が断然楽しい。
定着液の状態があまり良く無さそう。フィルムの色の抜けが悪い。

ついでに、未整理のフィルムの整理、、、、
無理、、、
でした。
CD-R とインデックスプリントをホルダーにまとめてファイリング、
フィルムシートに日付とタイトルを書き込まなきゃならないのだけど、
数が多過ぎる。この1年で50本近く。
あまり撮ってないと思いつつ、結構あるな。

また、個展をやりたいなと思いつつ、
1年は過ぎた。

どこか良い場所があって、作品が揃えばね、、、
揃えばというか、タイミングが合えば、ガっと作りたい気分はヤマヤマ、のまま
はや1年。
アイデアはある。
アイデアは、、、

投稿者 koh : 02:14 | コメント (0) | トラックバック

2008年9月18日

探してます。

あのー、
自分で、作品やら何やら分からんけど製本をしてる人っていませんか?
ここのところ、活字熱?本熱?が興じて本の展覧会を開きたいなーとか思ってます。
50人くらい集めれたら大分面白いやろーなーとか思ってるんですけど。

気になる人、tsukiyo@mumble-mumble.com までご連絡下さいませ。

あー、ほんまに集まったら良いな。。。

投稿者 koh : 18:57 | コメント (2) | トラックバック

2008年9月17日

一つ道は開かれた。

急遽開催が決まったUtsubo Art Rally 02 。そして人選にこまった、ウチのギャラリーでの展示。果たして、この大きめのイベントに誰をピックアップするのか。しかし、開催の11月まで日にちがあまりない。過去の繋がりをたどり、今まで展示をしてくれたりイベントに参加してくれたりしたアーティストのうち、何人か打診したものの、話が急過ぎてどれもアウト。

で、どーすんだと、途方に暮れかけた所で、本日午後11時半、九州は福岡より救世主が現れました。素晴しい展示になる予感!!


と、テレビで、様々な独裁国家の素顔がうつされていました。一つの考えがあれば、そこには、また、他方の考えがある。という事を改めて思い知らされました。僕達はもっと多くの視点をもって物事を見つめなければならないのだ。

で、同時に僕はもっと自分の理想や想いをバチーンと相手にぶつけなければならないようだ。ブッシュ大統領の事を悪魔と呼び、ヤツこそテロリストだと糾弾した、チャベス大統領のようにね。

投稿者 koh : 23:31 | コメント (0) | トラックバック

わーか ほりっく

忙しいとは、心を亡くすと書くのだね。
って、これ前にも書いたな。

スケッチ+作品のグループ展があって、
サイケデリック&ポップなライブイベントやって、
写真部が始まって、
期待のニューカマータニグチ君の個展やって、
アシッドフォークなライブイベントやって、
園芸部も始まって、
出張ヨシダカリーをやって、
んで、11月になったら、Utsubo Art Rally 02!!
ギャラリーオリジナルCDの制作?!
んで、12月には香川は琴平の旅館での出張展示なんかも待ってるね!!
一番先の予定は来年の5月の展覧会という狂い様。

あ。今月25日発売のL magazineにうちの展覧会の記事が掲載されるらしいよ。
めでたい。

ねむたい。


寝る。

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2008年8月29日

summer again

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明日、明後日とまた海へ行きます。
今度は姉家族と小豆島です。

ここの所やたらとテキストを書いてます。
イベントや展示用のプレビューやレビュー、他にもアーティストの紹介文、打ち合わせメール等。
いろいろ書いてて、自分の表現力の幅の狭さにうんざりします。
言葉を重ねるとはいかに難しいものか。
物事を説明しようと、言葉を重ねれば重ねる程に、何か本質から離れていってしまっているような。
で、まだ書かねばならないモノが残ってます。
忘れぬうちに。

・展覧会etude用に各アーティストの紹介文。
・展覧会「over / 谷口良」のプレビュー。
・イベントプレビュー2本。
上のヤツは旅行から戻ったら2日で完成させる!!

あと、この前久しぶりに会う事の出来た、ノダコちゃんの作品の紹介文も書きたいとか思っている。別に頼まれてもないんだけど、勝手にね。何か、面白いの書けそう。

あ、そうそう、10月にイベントに出てもらうペックのライブを久しぶりに見に行った。
相当面白かった。前々から自由奔放なライブをやっていたけど、久しぶりに見たら、何だか輪をかけて自由になっていた。突き抜けていた。曲をもっと聴きたいとも思ったのだけど(実際ちゃんと歌ったのは2曲くらいか?)、ピアノとギターの弾き語りから始まり、しゃべり、カラオケ!、占い!!さらにスイカまで振る舞うというハチャメチャ振り。前からわりとハチャメチャだったけど、前は自分の自由なイメージを自分でコントロールしようとして、それが出来ないストレスみたいなのを感じてたけど、何かもうコントロールする事をはなからやめて全てをさらけ出していた。ライブってのは歌だろうと何だろうと、その人自身がどこまで内側をさらけ出せるかにかかってるのだね。
サイコーに面白かったぜ、ペッキュー、サンキュー。

あ、あと、mother coat ってバンドも良かった。よくわからんけど久々に嫉妬しました。CDも買いました。あ、でもこりゃライブの方が大分カッコイイな。ベースのお姉さんがセクスィーでした。みとれた。

はいー。

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2008年8月21日

旅の記録 まとめ

今年の夏は、ホント久しぶりに夏らしい夏でした。
おかげで、今まで凄い夏を嫌ってたんだけど、いやいや、ひょっとして夏も結構良いんじゃないなんて思い出したりしてます。

今回、瀬戸内を中心にぐるっと四国と北九州を廻ったのだけれど、移動がバス、電車、フェリーだったからか、その土地の様子を凄く肌の近くで感じる事が出来ました。

日本て、ほんと島国なんだなって思いました。山と海が凄く近いの。犬島でそれを凄く感じた。海辺から山が望めて、少し小高い場所に上がれば先には海が広がっていました。小さな島はホントに日本の縮図のようでした。そして、日本の未来が見える様な気がしました。

過疎化、高齢化の進む街でアートは切り札となるのか。色んな人達が色んなアイディアを持ち寄って何とかアートで街を盛り上げようと頑張っていました。何カ所かのアートスペースを見てまわったけれど、地方の気になるアートスペースを運営しているスタッフの人達ってみんな何となく似た雰囲気を持っているんだな。だから、何か上手くそれぞれがもっと楽に繋がる事の出来る仕組みを作れれば、大きな流れを生み出せたりするんじゃないだろうか。

色々と収穫もあり、考えなければならない課題も沢山見つかりました。


旅の記録1 8月8日 - 8月10日(犬島)
旅の記録2 8月11日 - 8月12日(香川)
旅の記録3 8月13日 (高知)
旅の記録4 8月14日 (福岡+佐賀)

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2008年8月18日

旅の記録4 8月14日 (福岡+佐賀)

早朝にフェリーで小倉に到着。電車で佐賀に向かいます。僕の父方のじいちゃんとばあちゃんのお墓があります。フェリーでの睡眠が割と過酷だったのか、電車の中ではほとんど寝てしまっていました。佐賀はホントに何もなく、お墓参りをして、お寺のおばあちゃんと奥さんと少ししゃべって終了。

佐賀から再び福岡に戻る途中、乗り換えの鳥栖駅でおそばを食べる。田舎の駅の立ち食いそば屋で食べるそばは何故あんなに美味しいのか。

福岡は、これまた前々から気になっていたart space tetraという所へ。倉庫を改装して1階をギャラリー、2階3階を事務所とアトリエにしている。結構広い場所をアーティスト数名でシェアしながら運営しているとのこと。で、ここにも何度かフライヤーを送りつけていて、その御礼をば。そして、ここでもスタッフの阿部さんにお世話になり冷泉荘という所を案内して頂く。ここはもともと古いアパートだったところを、様々なモノを作る人が集まって、それぞれにアトリエにしていたり、ショップにしていたり、ギャラリーにしていたりする場所。いくつかの部屋にお邪魔して、いろいろ話をしました。少しばかり共通の知人のいる人と出会ったり。知り合いの知り合いは皆知り合いみたいな。

その後いったアートスペースはお休みでした。しょうがないので中州の屋台でラーメンとおでんを食べて、この旅のしめに。

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(田舎ばかりをまわった今回の旅。福岡は都会でした。)

夜行列車のムーンライト九州で大阪に帰ります。
明日の朝に帰宅。

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旅の記録3 8月13日 (高知)

今日は少し遅めの行動開始。
まずは、前々から気になっていたアートスペースのgraffitiに向かう。昔からある古い蔵のような倉庫のような建物を改装してアートスペースにしています。ギャラリースペースもキレイに作られていました。で、いつも無理矢理うちのフライヤーとか送りつけてお店に置いてもらってまして、それのお礼にと、スタッフの方達にご挨拶を。オーナーのおっちゃんがめちゃ良い人。もう60歳近いと思うんだけど、現代アートが好きでこのスペースをやってるんだとか。普段から若い人と常に関わっているからか、思考がメチャ若い。あと、うちのギャラリーが大阪市内の靭公園の近くにあるという話をすると、パン屋のタケウチを知っていた。むむ。そんなに有名なのか。ウチも頑張らねば。

その後、ART NPO TACOの武村さんに「高知に来たのなら沢マンを見ずして、高知を語れない」と脅され沢田マンションへ連れて行って頂く。ありがとうございます。前々からテレビで放送されたりしてて、夫婦が自分たちの手で建てたセルフビルドの奇天烈なマンションがあるというのは知っていたが、まさかこの目で見る事になるとは。DIYの行き着く果てだろうか、鉄筋コンクリート地下1階地上5階建てのマンションを我が手で作るとは。驚愕です。この旅のハイライトです。

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(美しい曲線を織り交ぜた造形美。ここは地中海かと思わせるような。)

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(屋上に畑!数年前には水田だったとか!!)

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(何と建築用のクレーンも自作!奥に見える給水タンクももちろん自作!!)

他にも、自作エレベーター(ゴンドラ?)、屋上の池(ビオトープ?)、地下駐車場に道場等。やばい。脳みそのキャパシティを超えてます。

その後心を落ち着けて、sumica というカフェへ。next 20's project に参加してくれる事になった大久保淳子さんと会う。淡く、でも色彩豊かに描かれる作品はなかなか素敵です。これから一緒に頑張っていきましょう。澄んだ目の色が印象的でした。ギャラリーをやっていて、こういう風にこれから新たに人間関係を築いていく作業というのは、大変だけどとても楽しい部分でもあります。この後、ギャラリーやらショップやらを案内してもらったのだけど、どこもことごとくお休み。お盆だしね。

駅前に戻って、意味なく路面電車に乗ってみたり。

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で、夕方5時過ぎのバスでフェリーの出る愛媛へ。今日は船内泊です。明日の朝には福岡。

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2008年8月17日

旅の記録2 8月11日 - 8月12日(香川)

旅は早寝早起きが鉄則。9時前に出発。今日は直島に行きます。
ギャラリーをやる人間として、地中美術館家プロジェクトは見ておかねばなるまいて。

胸は高鳴り、足下スキップの小躍りで、直島行きのフェリー乗り場に到着して、、、


うん???

うそーーーん。
もんどりうって倒れました。


地中美術館は本日休館。の案内板。


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(傷心のフェリーより)

結局、観る事が出来たのはベネッセハウスミュージアムのみ。

何か、犬島の精錬所を見ても思ったことだけど、ベネッセって金もってんなーって思った。広大な土地を買い取り、有名な建築家に建物を作ってもらい、有名な作家の作品を収蔵し展示する。そりゃ、ある程度興味深いモノには仕上がるよね。でも、何と言うかアートってそういう事ではないよねって思った。ただの客寄せや話題作りのツールにしてしまっては、そこに人生を動かすような衝撃は生まれないのだよ。

相対的な感想として犬島時間の方が面白かったです。犬島がまだ栄えていた頃の古い写真を島民の方たちから借りて、それらを修復してとても綺麗に展示していたのだけど、それを、島のおばあちゃん達がとても懐かしそうに、みんなで、「これはどこそこのおばちゃんじゃよ。」「あっちは誰や?」「もう、亡くなってしまって、わからんのぉ。」なんて、にぎやかにしゃべっている様子の方がよっぽど心を動かされました。

で、あとは浜辺で遊んでました。この辺りの海はまだキレイだね。

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する事もなくなって、早めに直島を出て高松へ。香川に来たからには、讃岐うどんを食べねばなりません。適当に入った店でもなかなか美味。お腹もいっぱいになった所で、高松から1時間弱くらいの丸亀という街へ。本日のお宿です。

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(ホテルの前の通りで鳥の大群に遭遇)

朝一から、東山魁夷せとうち美術館茂木団扇工房gallery arte猪熊源一郎美術館
で、お昼ご飯はやっぱり、うどん。中村うどんサイコーでした。

東山魁夷の美術館がリトグラフしかなくてガックシ。せめて1点くらい原画ないの?茂木団扇さん、今で8代目だとか。かざりの為の京団扇とは全く違い、火をおこすためや、普段の生活に根ざした素朴で素敵な団扇でした。柿渋の団扇を1本お買い上げ。御主人に団扇作りの話をイロイロと聞かせてもらい楽しいひと時。gallery arteでは、冬にある面白い企画の話をお聞きして、また香川に行く事になるかもしれません。猪熊源一郎美術館は常設展が面白かったです。猪熊源一郎さん、本当に素朴な美しさというか、日常にそこかしこにあるはずの美しいモノを感じさせてくれます。

そんなこんなで香川を満喫し、夕方には高知に向けて出発。途中乗り換えの電車を待つ間に琴平で突然の大雨に襲われる。ビタビタ。今年はこんな感じの雨が多い。そして、高知に向かう電車はたった1両のバスみたいな少し古ぼけたワンマンカー。高知まで4時間超ですって。

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2008年8月16日

旅の記録1 8月8日 - 8月10日(犬島)

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朝7時40分発のバスで、旅に出発。まず目指すのは、瀬戸内海に浮かぶ犬島という小さな島。岡山からバスを乗り継ぎ宝伝という漁港に。いやー、しかし、田舎だ。バスから見えるのは、田んぼと山の緑ばかり。ちなみにその漁港へ通じるバスは1日に4本だけ。

小さな船に乗り、昼過ぎに犬島へ到着。この犬島は約100年前には銅の製錬所と花崗岩の採石場の街として栄え、一時は人口も2000人近く居たとか。今は50人程の島民を残し最年少が60歳オーバーという、超過疎化の島になってしまっている。何故そんな島に来たかというと、3月のフォトフェスに参加してもらった青地大輔さんが、この島全体を使って犬島時間というアートイベントを主催していて、今回はその手伝いににやってきた。あと、最近ベネッセがこの島にも進出していて犬島アートプロジェクトなるものもやっていて、それも観れたら良い。

青地さんと久々の再開。そして、サックス奏者赤田さんによる出迎えの演奏。素晴しい音。島の海と小高い山に音が反響している。今日はゆっくりと島を周りながら展示を観る事に。

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(作品/福永オキ)

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(作品/尾崎公彦)

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2日目、3日目はチケットの販売や、会場の案内。島の人の話を聞いたり、大阪からたまたま来ていた、知り合いの一行に出くわしたり、、、
島のおっちゃんの釣って来てくれた、ままかりが最高に美味しかった。バケツ一杯のままかりをひたすらさばいて、刺身と唐揚げにしてみんなで食べた。最高の贅沢。こんなに夏らしい夏を過ごしているのは何年振りか。

小さなこの島は、現代の近代化へと直走ってきた代償、消費社会への問題を自然と考えさせられる。この日本の縮図を見る様だ。その中で、アートは世の中を次のステップへと進める力を秘めているはずで。島の人との関係を築き、その中でアートを展示する。これは、とても意味の有る事のように感じる。考えれば考える程に気の遠くなるような道のりではあるけれど。

そして10日の夕方、一足先に犬島を離れ宿泊場所の岡山市内へ移動。

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2008年8月 1日

アンチ

最近のオシャレカフェやナチュラル雑貨屋、それにギャラリー+αなんてのに抵抗を感じます。ま、一方で客に対して、あんた何しにきたの?アートが分かるの?的な閉塞感漂うギャラリーとか画廊にもうんざりしてるんですけど。

じゃぁ、うちはどんなギャラリーを目指すのか???ギャラリーであり、ギャラリーでなく、奇抜で美しく、王道で尖っていて、優しく愛に満ちた、そんなスペースに出来ないものかと思ってみたり。

で、少し前からギャラリーのコンピレーションCDの計画を練っております。
Flou Gallery時代からライブをやってもらったりしている、最高の音楽家を集めてCDを作ろうと企んでます。

イロイロ考えていて浮かび上がってきたテーマのようなそんなもの。

癒されない
ほっこり出来ない
カフェミュージックっぽくない
オシャレBGMにならない
エコじゃない


何というか、スピーカーの前に座って目を閉じ、じっくりと耳を傾けて、そして心がヒリヒリする様な、体の隅々まで染み渡る様な、そんな音を残したいと思っているのです。
ロックがロックであった頃への、ジャズがジャズであった頃への、陶酔するように音を求めた時代への、嫉妬と愛の詰まった音を残したいと思っているのです。

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2008年7月31日

もうすぐオリンピックなわけですが。

暑いですね。
自宅に、エアコンがありません。扇風機のみです。
ギャラリーも、奥の部屋のエアコンは壊れていて送風機能しか使用出来ません。

でも、そういう生活を送っていると、街のお店や電車に入るとびっくりします。
快適を通り越して寒い。世の民(特におじさんおばさん)はアタマがおかしいんじゃないかと思うのです。

夏は室内が寒いので、上着を持って出なければならない、なんて本当にバカげてます。
夏とは暑いものなのです。それを忘れて、偽の快適を求めてエアコンをガンガンかけたりするから、余計に夏が暑くなるんです。で、さらにエアコンを、、、
なんて、愚の骨頂。人類は滅びると良いと思います。

話が、それました。
もう、すっかり夏で、そろそろオリンピックですね。という話。

僕は、スポーツが結構好きです。
小さい頃は、水泳、空手、バスケ等、どれも賞をもらったりとか割と活躍してました。

日々の弛まぬ努力と、反復練習、その先にある勝負の世界とか。
ほら、スポーツって、はっきりと勝ちと負けが決まったり、点数がついたりするでしょ。
まぁ、そういうのがつらくなってやめたんだけども、でも、今ではそういうストイックな世界に憧れたりもするわけです。
芸術とか、音楽とかって勝ち負けではない訳で、さらにギャラリーを運営するのに、日々のストイックな積み重ねというのがイマイチ何をやれば良いのか分からないのですね。
でも、そういう日々の何かしらの小さな積み重ねをしたいとか思っているのです。ここ最近のスポーツの試合の様子なんかを見ていると。
画家が毎日スケッチを欠かさないとか、ピアニストが毎日運指練習を欠かさないとか。そういう毎日打ち込む何かしらが、欲しいです。

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2008年7月23日

it's far from here.

昨日から僕の心は散り散りに乱れている。僕は、友達から届いた同窓会の誘いのメールに心を乱されているのだ。何てしょうもない心なんだ。


僕は今年で28歳になる。もう、15年近くも前の事なのだ。

13歳から15歳。この3年間は、今までの28年間の中で、もっと言うのならば、何年あるのかは分からないけれど、これからの人生も含めて、僕にとってもっとも大切な3年間だった。

音楽に出会い、そしてある女の子に出会った。
僕は、音楽とその女の子を通して、基準を得たのだ。ある何かのためであれば、ここまで我慢できる、あるいは、ある何かの為に、自分の力を全て使ってでもここから逃げ出さなければならない。音楽とその彼女は「何か」を代表し象徴していた。この世には手にしなければならない、でも、決して手の届かない、とても美しい、綺麗な何かがある事を、音楽と彼女を通して、その3年間で知った。それが僕の人生を生きて行く基準となった。

あの頃の自分に対して、今の僕は恥ずかしい生き方していないか。僕は時々自問自答し、その度に幾らか打ちひしがれた気分になるのだ。そして、今も僕は打ちひしがれようとしている。

僕は、何を見たいと思っているのか。いや何をみたくないと思っているのか。全く、何てひ弱な心なんだ。もう、15年近くも前の事なのに。

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2008年7月10日

summer songs

今年は何だか、梅雨の雨が少なかったように感じます。
バーっと降ってはやんで。そして、気が向いたら、またバーっと降る。
梅雨とは昨日と今日の境界をぼかす様に、しとしとと雨が降り続くものではなかったか。
これも地球温暖化の一つの現れでしょうか。
いずれ日本は雨期と乾期の亜熱帯地域に属するようになるなんて話も聞きます。

まぁ、それは良いとして、
いよいよ夏です。

僕は、夏というのがどうも好きになれません。
暑いし、汗かくし、暑いし、汗かくし、暑いし、汗かくし、で、建物の中は激寒!!
Fxxk 夏!!

そんな夏にギャラリーのBGMを夏使用にしてみました。

baroque favorite / segovia
el ultimo paraiso / v.a.
in roots vibes / augustus pablo
wanna here some pan / starlift steel orchestra
calypso awakening / v.a.
太陽の人 / breath mark
complain too much / port of notes
ruby series / rebecca gates
sao paulo confessions / suba

セゴビアのバッハから始まって、キューバ、ジャマイカのダブ、トリニダードのスティールパンとカリプソ、ブラジルのエクスペリメンタルボッサ、それにJ−POPも交えて、夏の脳内旅行です。

しかしまあ、とてもギャラリーのBGMとは思えんチョイス。

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2008年5月28日

グールド

4週連続NHKで放映されたグレングールドの特集。
素晴しかった。もう終わったのが悲しい。


彼がインタビューの中でこんな事を言っていた。

「音楽とは瞬間的なアドレナリンを分泌することではなく、驚きと静けさを一生かけて構築していくことなんだ」
みたいな事を言っていた。

正しくその通り。


あと、印象的だったのは、鍵盤に触れる彼の手。
静寂の空中から、音をつかみとり、弾き出しているかのような、そんな感じがした。
死の直前のゴールドベルク変奏曲を演奏している映像で、彼の観ている世界を指先から感じた気がして、不覚にも涙を流してしまいそうだった。

孤独を愛し、音楽を愛し、バッハを愛した、グールド。
音楽とはかくも美しきものだったのかと、再確認しました。

あー、一週間僕は何を楽しみに生きるべきか。

投稿者 koh : 20:00 | コメント (0) | トラックバック

2008年5月13日

チューリップ

バンド、チューリップの特集を深夜のNHKで観た。20年余続けてきたライブツアーの活動に終止符を打つという。

青春という人生のターニングポイントにおいて、この音がスタンダードであった世代と、例えば、浜崎あゆみがスタンダードであった世代、この間には人生の質においてとてつもないへだたりがあるのではないだろうか?

いや、しかし、このチューリップを聴いて共に生きて来たはずの世代が浜崎あゆみを生み出したと考えると、結局は大多数の一般聴衆は、いつの時代であろうと音の本質を理解出来ていなかったという事か。

ライブを観に来ていたお客さんの感想も収録されていた。財津さんはチューリップの持ち曲を、未だに現在を生きる歌として歌い続けていたのに対して、それを聴いているお客さんは、その曲に過去の青春を思い返していた。このどうしようもないギャップは、作り手にとって相当つらいのではないだろうか。

そして彼は、ソロミュージシャンとして、新たな地に立つべくスタートをきるようだ。

と、言う事で、gallery 月夜と少年では次代を担う20名のアーティストを募集しています。詳しくはこちらを。

投稿者 koh : 14:04 | コメント (0) | トラックバック

2008年3月19日

靭散策したら良いんじゃない。

フォトフェスが始まって、ギャラリーの周りを、フェスマップを持って歩いている方をちらほら見かけます。

素直にうれしいです。ありがとうございます。

最近、よく、自分に問いかけます。
僕のすべき事は何なのか、僕の出来る事はなんなのか。

いや、最近じゃないな。
もう、ずっと考え続けている気がします。


このフェスを10年続ける事が出来たなら、何かが変わるだろうか?

投稿者 koh : 00:43 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月14日

pong - pong

を壊しました。

昨日大工仕事をしていて、その労働で体が痛いのかと思っていました。

ところが、夜中から腹痛、朝からは発熱。

発熱に伴う体の痛みだったようです。

はよ直さんと、大変な事になります。
、、、てかなってます。

う。。トイレ、トイレ。

投稿者 koh : 18:33 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月12日

事務的な日

大阪市西税務署にて、個人事業の開業届、所得税の青色申告承認申請書を提出。
びっくりするくらい簡単に、開業は認められました。

で、りそな銀行にて、事業用の口座を開設。
びっくりするくらい簡単に、口座は開設されました。

紀伊国屋で、経理の本を購入。
これからは、自分できちんとしなければなりません。

あぁ、独立したんだなって気分です。

投稿者 koh : 21:16 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月 9日

よろしくお願いします。

ブログを引っ越しました。
これからはこちらでよろしくです。

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