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鈴木啓文

彼は30年以上鉛筆とスケッチブックで、街を切り取り、通り過ぎる人を描いてきた。きっと僕が見ている世界と彼が見ている世界は、何かが決定的に違うのではないだろうか。
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大柳美和

見えない物を信じるという事を、いつの間にか忘れてしまってはいないだろうか。彼女はすり減って行く様な自分自身の感覚と、白んで行く世界の狭間で、キラキラと輝く光の粒を見ていた。
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西絢香

西絢香は、物語の人だ。物語とは言葉を連ねる事のそれではなくて、物が語る、“モノガタリ”だ。彼女の作品を見ていると、かつて存在していたのかもしれない誰かの、ささやかな愛の言葉が聞こえてくる。
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坂本ミン

アーティストという分類の人間にとって、当たり前の様な「作品」を「残す」という感覚は、彼女にはあまり無いらしい。森羅万象がそうである様に、いつかは崩れ、バラバラになり、そしてまた何か別の物へと生まれ変わる。作品を作るとは、多くの人が見落としてしまいそうな物の一瞬の輝きを見つけ出してやる事なのではないだろうか。
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